見出し画像

チェンバリスト中田聖子のメールマガジン Vol.1

チェンバリスト中田聖子のメールマガジン Vol.1 [2020.10.7号]
「メルマガ配信開始!! 」(創刊号なので全テーマ掲載します)

☆本記事は、バックナンバー(応援版)としてNoteにて配信いたします。メルマガそのものは無料なのですが、応援版バックナンバーとして、全文をご覧いただくには有料としております。

---
<目次>
1. 「中田聖子からの小さなお手紙」

2. Talking about Cembalo 「9/26公演の裏話」
3. 雑多なコラム : 本番の日の持ちもの
4. ある日の日記「9/26 ソロコンサートの日」

---

写真 20-05-12 21 42 29

1. 「中田聖子からの小さなお手紙」

メールマガジンにご登録くださり、ありがとうございます。
本日2020年10月7日、創刊号を配信いたします。
まず最初に9月中にご登録いただいた方に、プレ送信号をお送りしたのですが、
2通届いてしまった方がいらっしゃるかもしれません。お詫び申し上げます。

メルマガはずっとずっと前から考えていたことでしたが、配信システムをどうしようかという悩みの点があり、これまでなかなか実行に移すことができませんでした。私はmacを使っているのですが、Automatorというアプリケーションを利用すると外部システムを使わなくても配信が出来る!ということがわかり、(つまり皆様に利用システムから自動的に配信されてしまうムダなメールを回避出来る!ということがわかり、)メルマガを始めることにいたしました。
しかし、Automatorの実行を2回クリックしてしまって、プレ送信号を二回送信してしまいました。申し訳ございませんでした。
拙い点が既にございますが、何卒よろしくお願い申し上げます。

---

2. Talking about Cembalo 「9/26公演の裏話」
 COVID-19の影響で、春には予定されていたステージが中止になったり、2020年から21年の開催に延期になった公演もあるのですが、6月から換気がスムーズに出来る大阪のSalon de ぷりんしぱる さんでのコンサートを再開しています。先日9/26は、17世紀イタリア音楽をテーマにソロコンサートを開催いたしました。ご来場くださいました方、応援くださいました方、ありがとうございました。
 イタリア作品ばかりのプログラム、そして、様々な議論があるものの、おそらく16-17世紀に使用されていたであろうミーントーンと呼ばれる調律法を使って
それらを演奏してみたいな、という姿勢で臨ませていただきました。
 コンサートのMCでも少し触れたのですが、ミーントーンは一般的にはあまり使われない調律法(と申しますか、避けられている調律法)なのですが、私はとても好きです。調律法は古楽器の演奏者にはとても重要な事柄で、演奏のための一つの道具です。私にとっては調律法の選択は使用楽器の選択と似たようなものです。

ここから先は

3,759字

¥ 100

期間限定 PayPay支払いすると抽選でお得に!

関西を拠点に演奏活動を行なっているチェンバリストhttps://www.klavi.com