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政経たんがKKD法でパソコンを使う話

パソコン、すなわちパーソナルコンピュータですが、2021年では1100万台以上のパソコン(以下PCと呼称します)が出荷されたそうです。

ざっくり言ってしまえば、国民の10人に1人は何らかの形でパソコンを所有ないし利用していることになります(ちなみにスマートホンは3300万台以上)。

昨今はパソコンよりスマートホンを使う人も増えつつあるようですが、まだまだパソコンの汎用性に劣る部分は少なからずあるでしょう。

今回は私は、「どのようにPCを使用しているのか」ということを綴ってゆこうと思います。

まず表題にあるKKD法という言葉ですが、「経験・勘・度胸」の頭文字を取った言葉です。

私がKKD法でパソコンを使った一つの例を出しましょう。

それは「パソコンの修理および改造」です。

いまは使っていませんが、私は以前のデスクトップPCで「ハングアップ」という状態に陥ったことがあります。

インターネットで調べると、ハードディスクに問題があることがわかりました。
しかし、ハードディスク交換となると「OS再インストール」の作業となってしまいます。私は躊躇しました。ですが、このまま不具合を抱えたままPCを使うわけにも行きません。

意を決し、HDDを購入しました(SSDを買わなかったのは当時の私の知識不足です)。
実はこれより前にもHDDの破損で痛い目を見ていたので、必要なデータはすべて外付けのHDDにデータを移していたのです。
リカバリーCDはなにかのときに役立つだろうと思い、保管していたので、あとはHDDを交換するのみです。意を決しパソコンのケースを開けました。

もともと機械いじりは嫌いではなく、交換自体は簡単に終わりました。

それでPCの電源を入れ、リカバリーCDが反応し、OS再インストール自体は無事に終了しました。全て新規のいわば出荷状態ですが、PC自体は無事に使い続けることができました。

このとき、私はKKDを行っています。

経験:(HDD換装を伴わない)OSの再インストールはやったことがある。また、経験則でHDDは消耗品のため、外付けのHDDにすべてデータは保管している。やることは内蔵のHDDの交換だ。
勘:もしこのパソコンが新規の出荷状態であるとすれば、必要となる要素はリカバリーCDといわば「からっぽのHDD」のはずだ。ならば、いまの状況がまさにそれだ。これでうまくいくはずだ。
度胸:物は試し、静電気さえ気をつければ壊れない。これでうまく行けば、儲けもの。それでまた一つ新しいことを学ぶことができたとすれば、手間も時間も惜しくない

といった具合です。無事に再インストールは終わり、稼働しました。本来クローンHDDというものを使うべきなのだそうですが、それは私に経験がなく、クローンHDDという言葉さえ、このことを知人に話したときに初めて知った用語です。

また私は、ノートPCのメモリの交換とHDDからSSD換装ということもやったことがあります。

家族が使わなくなった古いPCが自宅にありました。DYNABOOKのRX3シリーズといい、2010年夏のそれなりに古いモデルです。実はこの記事を書いているPCはそのPCです。

正直長いこと使われていなかったので、起動してOSを回すくらいで精一杯のスペックのPCとなってしまっていました。

そこで私は「使えるのではないか」と考えました。
その時にすでにメインメモリとSSDの換装という知識は得ていたので、AmazonでメモリとSSDを購入し、挑みました。

少し難儀したのですが、結論から言えば成功しました。

ここでも私はKKD法を実践しました。

経験:私は過去にメインメモリの増設をやっている(上記したPCで実は実践済み)。このPCも増設すればなんとかなるのではないか?
勘:SSDはHDDより処理が早くなると聞いている。Windows7搭載だが、Windows10にアップグレードもできるはず。メモリ増設で更に早くなるはず。
度胸:もともとメイン機で使う予定はないし、学習の一環としてやってみよう。

部品の対応を調べたり、BIOSで詰まったりとなかなかヒヤヒヤしましたが、すぐに爆速PCに早変わりしました。とはいえCPUファンの音を考えると、結構他に負荷がかかっているな?と思います。グリスも塗らなければならないかもしれません。さすがにそこまではすぐにはできません・・。

以上のように、私は「パソコンを自作したい」と思っている人へは、「まずはお使いのPCを改造してみてはいかがか?」と思っております。

以上のように、経験と勘と度胸で私はパソコンを使っているというお話でした。少しでも、パソコンが身近に感じられればと思いこの記事をしたためた次第です。



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