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部長のぼっち体験記 Part1

こんにちは、ぼちサーの長です。
今日は部長のガチぼっちエピソード書いてみようと思います。この記事では、1年生〜2年生前期までの話を書こうと思います。

大学1年生 

「大災害!?ウェイ系女子のワンパンワード」
 2020年入学のフルリモート世代だったので他の皆もガチぼっちだったと思いますが、私は一味違います。某サークルに入り、同期オンライン交流会に参加したのですが、そこで悲劇は起きました。
 同期20人くらいが参加していて、4人ずつでブレイクアウトルームで分かれることになりました。私のグループのメンバーは、ウェイ系女子2人と、ウェイほどではないが陽キャ男子1人でした。

ブレイクアウトルームに入った瞬間に、陽キャ感を感じて切断したくなりました。

話のテーマは特に指定はなく自由なので、ウェイ系女子が今ドキ大学生(?)の話題を話していきました。関ジャニ∞やアメトークなどのお話です。私は全く興味がなく、知識も何もなかったので、話し合いに参加することができず、無言無表情でぼーっとしてました。関ジャニなんて、グループ名は知ってますが、メンバーが誰がいるのか知りませんし(有名グループなので顔写真見れば分かるとは思うが)、アメトークに至っては全く聞いたことない番組名だったので、完全に詰みました。部長以外の3人は楽しそうに喋って、20分後に終了。その後、ウェイ女子がインスタ交換を提案し、和気あいあいと交換してました。あ、陰キャ部長はインスタをやっているはずもなく、またもやぼーっとするしかありませんでした。そして最後にお開きになる時に、ウェイ系女子にエグいことを言われました。「君って友達いなさそうー笑笑」。

ウェイサークルだったので、陰キャに人権はなかった…。

そう言われた時、一瞬何言ってるのか分からなくてフリーズしました。まさか、他人に対してあそこまで失礼言う人に会ったことがなかったものですから。しかも、ここで更に辛いことがありました。なんと、この爆弾発言を聞いて、グループメンバーもニッコリ笑ってたんです。その後、サークルにはもう参加する気がなくなり、幽霊部員になりました。今更後悔ですが、ちゃんとサークル選びをしておけばよかったです。
 ともあれ、サークルという友人作りのコミュニティから事実上脱退した部長は、友達を作れる機会を逃してしまいました。そして、1年生の時は対面授業が1回すらなかったので、故に1年生時代は友達0になりました。果たして、2年生になったら挽回のチャンスはあるか?


大学2年生

 2年生になると対面授業がごくわずかに開催され、ようやく友達を作るチャンスがやってきました。私は普段は引っ込み思案ですが、せっかくのチャンスなので奮起を出して友人作り頑張ろうと意気込んでおりました。しかし、安定のこのコミュ障なので、またもや友人作りに失敗。2年生の時は3つもぼっちエピソードがあります。この記事では1つを紹介します。

「友人(と思ってた人)に捨てられた話」

 2年生前期の時に、やっと初めて大学に行くことができました。と言っても、2週間後くらいに緊急事態宣言が出て、結局リモートに戻ってしまいましたが。
 それはともかく、初めの2回は対面授業があり、友人を作るチャンスでした。初回の授業に行ってみると、最初の授業ということもあり、教室に入ると、皆シーンとしていました。私は陰キャなので右後ろの席に座り、隣に座っていた人も陰キャそうだったので、頑張って声をかけてみました。彼をA君としましょうか。A君といざ話してみると、お互い浪人生だったり、バイトも陰キャらしく楽そうなのをやってたりで、気が合いました。2限の授業だったので、学食に誘って一緒に飯も食べました。その時の私は勿論「やったぜ、大学入って初めて友人できた!!大勝利!!」と喜びました。やっと私にも大学生活が始まるんだと思い、ウキウキしまくりでした。

頭悪いけど大学受験を乗り越え、やっと楽しい大学生活が送れると思ってました。皆で飲み会したり、旅行したり。

 ただ、すぐに緊急事態宣言が出てしまい、仲を深める機会もなく、リモート形式の授業が続きました。リモート授業では、グループで発表に取り組むこととなり、A君とは別の班になってしまいました。仲深めたかったのに、コロナのせいで全く会話する機会すらなく残念。しかし、授業の後半戦の2回の授業だけ対面開催になることが決まり、仲を深めるチャンスがやってきました。対面授業が復帰して1回目の授業の時に、授業終わりに学食に誘おうとしたのですが、A君は発表グループの人と楽しそうに喋っていて、割り込めない雰囲気がありました。彼は、グループメンバーの男子のことを「君の発想力すごいね、おかげで助かったよ!」と褒めてたり、メンバーのもう1人の大人しそうな男子とも仲良くしたりしていて、入り込みにくい…。

普通に友人グループになってました。

けど、私は何を血迷ったのか、無理やり割り込んで飯に誘ってしまいました。血迷った理由は、周りの人に「あー、あの陰キャってガチぼっちなんだな笑」と思われたくなかったからなんだと思います。1年生のサークルの悲劇があってからは、尚更そういうのに敏感になってしまい、周りの視線を気にしていました。話を戻します。無理やり割り込んでみましたが、まずはご飯に誘いづらい雰囲気なので、世間話を振ってみました。「ゼミの発表の進捗どう?大変じゃね?」とか。そこはA君も普通に受け答えしてくれて、雰囲気は悪くなさそうだった。なので本題に切り込み、ご飯一緒に食わないかと聞いたら、「あー、俺今日はバイトで忙しいから」と迷惑そうな顔で言われ、断られてしまいました。まあそれなら仕方ないかーと思い、飯は食わずに1人で帰ることにしました。けど、この血迷ったぼっちがそこで話を終わりにするわけありません。帰ったフリをして、A君を遠巻きに見てみると、グループメンバーと一緒に学食に向かっていました。

ヒャッホー!!と叫びそうになりました、トチ狂いました。

 友人(と思ってた人)に捨てられたのは、当然のことだと思いました。私はそのゼミにおいて、何の活躍もできていなかったからです。コミュ力はあまりに酷くフリーライダーになっていたし、発想力も貧弱で企画者には向かないし、美的センスも無いのでスライドデザインもできません。そのゼミはレベルがだいぶ高かったのもあり、余計に能力不足が浮き彫りになりました。A君が、私みたいなガチコミュ障で無能な人間よりも、能力のある人と友達になりたいのは当然のことです。

頭悪い、運動音痴だの言われるのび太にだって、優しさっていう一種の才能があります。私にはそれすらないんですよね。

だから、それが悔しくなって私は発想力の習得に、狂信的に励みました。次の新しいグループの発表課題では、私のグループのメンバーは、他の班がすごい発表案を出してるのを見て諦めてしまっていましたが、そんな中でも私はノートに何十ページにもアイデアを書きまくり、最終的にある程度の成果を出せました。結局、友達はできませんでしたが、周りの見る目を変えることができました。
 ぼっちの同志に助言ですが、グループワークでフリーライダーをキメるほどコミュ障で、その上、発想力や発表力、行動力などの取り柄もない無能系ぼっちは、周りから見下され易いと思います。なので、何かしら自信持ってアピールできる能力を持っておいた方がいいと思います。無能系ぼっちが友人を作ろうと思っても、相手に提供できるユーモアが皆無ですし、そんな奴と仲良くしたいと思ってくれる白馬の王子様はいません。コミュ障で話はつまらない上に、目標持って努力すらしてない人ほどつまらない人間はいませんからね…。


まとめ

 以上のような感じで、部長の学生生活はガチぼっちの極みでした。ぼっちサークルの活動に来てる部員でもここまで酷い経験を持ってる人はおらず、部長だけ運が悪かったのかもしれません。しかし、まだここで終わらないのが部長なんですよね。この後も辛いぼっちエピソードがあって、もしかしたら記事にするかもです。
 ぼっち辛いって人居るかもですが、部長よりはマシだと思うので、あんま気にせず大学生活を送って欲しいです。辛くなったら、ぼっちサークルまで来いこーい。

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