見出し画像

ウォーキングは量より質!最適な効果が出る歩数と時間【日本生活環境支援協会】


一日1万歩が目標!などとよく言われますよね。歩けば歩くほど、健康によい!と考えている人は多いはずです。しかし、研究結果から歩数ではなく歩く方法が大切なことがわかってきました。ここでは、どんな歩き方がベストなのかをお話させていただきます。

健康維持には「1日8000歩/20分速歩き」

研究結果で8000歩以上歩いても運動の健康効果はそれ以上変化が見られないと言われています。過剰な運動は、疲れから免疫力が低下し、逆に病気になる事例もあったそうです。たくさん歩くことばかりを意識するより、健康にいい歩き方を身に付けることが大切です。

「1日7000歩/15分速歩き」で健康効果

「1日7000歩/15分速歩き」をすることで、認知症や心疾患、骨粗しょう症、乳がんなど、女性に多い病気や症状を予防できると言われています。

「7000歩」は、ウォーキングの時間を割いて歩く必要はなく、日常生活の中でスーパーまで、ショッピングモールの中、家の中など、無意識に歩く時間も含めて目指す数字です。

ウォーキング効果を高める速歩きのポイント

速歩きは、運動強度を上げるための方法です。歩数は、ウォーキングの「量」の目安、速歩きの時間は「質」と考えましょう。だらだら歩いても効果は半減してしまうということですね。

速歩きのポイント
・姿勢を正して腕を大きく振る
・何とか話ができるくらいの速さを意識する
・ひざが伸びるくらい大股で歩く

大股で歩くのはとても大切です。大股を意識することで自然とスピードもアップし、背筋も伸びます。息が切れて話ができない状態は、速度が速すぎるので注意しましょう。

健康効果アップのための注意点


・夕方のウォーキングは快眠効果があり
夕方のウォーキングは、体温を上げることにつながり快眠することができます。ただし、寝る1時間前までには済ましておきましょう。

・.2か月以上継続すること
中強度の運動を2か月続けると、体内で眠っている「長寿遺伝子」が活性化されます。これは、老化を抑制すると言われています。

・運動不足の人は4000歩から始める
今まで運動をまったくしていなかった人がウォーキングを急に始めると疲労が溜まってしまいます。疲労は免疫力を低下させてしまうので無理は禁物です。


日本生活環境支援協会にはウォーキングアドバイザーの資格があります。こちらの公式サイトから確認できるので、チェックしてみてくださいね。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?