無駄と余白


無駄なことってありますよね。まあまず何をもって無駄とするかを定義しないといけないですが、そこをガチガチにするともう書けなくなるので敢えてぼやっと。ここでは、(直接的には)役に立たないことや、する必要がないこと ぐらいにしておきたいと思います。


仕事をしているとずっと効率化が求められます。無駄を省き、いかに効率よく業務を遂行するかが重要な世界です。そりゃそう。

しなくていいことをしていると「やめなさい」ってなりますよね。まあ仕事だからね。


でも実生活はぜんぜん違うなと思うわけです。何を今更、って感じかもしれないけど、最近改めてそう思うのです。


いまは完全に無職で(ここをちゃんと書くと長くなるので割愛)、「やってみたいな」と思ったことをちゃんとキャッチしてやってみるということを意識しているのですが、そういう生活をしていると「そんなことして何の意味があるん」などと言われることもあります。


特に私の趣味なんてそんなことばかりなので。ライブに行ったらチケットをノートに貼ってセットリストを書いて軽く感想を書くとか、ステッカーをぺたぺたノートに貼っていくとか、無駄にたくさんブログを開設して好きなように遊んでみるとか。誰に見せるわけでもなく。別にどこにも需要なんてないし、ただ私が好きだからやっています。まあ趣味やからね。


ただこうやって「まあ趣味やからね」で済ませてきた趣味のあれこれって、よくよく考えたら別に何の需要もなくて誰にも頼まれていないのに私は何の苦労もなくどころかそこそこ楽しくやれているわけですよね、それってすごいことじゃないですか..?  えっ別にそうでもないのかな  でもなんかすごくないですか?  と急に思い始めたのです。



そんな私の最たる"無駄"な趣味は、歌詞をただ書く(もしくはタイピングする)ことです。


まずそもそも字を書くことやパソコンで文字を打つことが好きなので、何かを書きたいし何かを打ちたいんです。常に。で、音楽が好きとなるとめちゃくちゃちょうどいいですよね。テキストファイルにして保存しておけば、たまにApple Musicで歌詞がない曲などがあったときに手作業で貼り付けられるし。(書いていて不安になったけど、テキストファイル作ってローカルで貼るだけならさすがにセーフですよね)


この歌詞を打ち込む作業(最近は書くよりひたすらテキストファイルを作っていることの方が多いのでそっちに絞って書きます)って、もう無駄オブ無駄じゃないですか。でもやりたいんですよね。睡眠時間削ってでもやりたい。


これこそが人生って感じする。急に飛躍した感は否めないが、案外そうでもないかもしれないとも思っている。無駄こそが人生だとわりと本気で思っている。そしてその無駄をやるためには余白が要るよね。だから、私の人生には無駄と余白が必要なんです。いちいちこんなところに書くほどのことでもないんだろうけど、書かないと忘れちゃうから。これから大事なことや大きなことを決断するときに、「あっ私はこの無駄や余白がないと生きていけないからな」って思い出せるようにしておきたい。



そして無駄は無駄であることに意味があるし、余白は余白であることに意味がある。


無駄でもやるぐらいそれが好きならそれを仕事にすればいいのかって0.5秒くらいは考えますが、それは違うんですよね。義務が発生すると自由にできなくなるから。あくまで好きなときに好きなように好きなだけやれる、何にも縛られていないということに大きな意味がある。


ここまで読んだら絶対「こいつ何が言いたいねん」ってなると思うんですけど、なんかもうそれはね。諦めてください。私はこういう意味のわからん文章を書くやつです。よろしくお願いします。


まあでも珍しく軸があったのでちゃんとまとめますと、今日書きたかったのは「無駄(や余白)こそが人生だよな」って思います  って話でした。最近頭の中に「無駄こそが人生」ってでかめの文字で居座ってはったんでね、どっかで出したかったんですよ。じゃないと寝られへんなっちゅうことで。


やっと気が済んだので寝られそうです。早寝は明日ぐらいからがんばります。

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