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初めて政治家に連絡しました

近所のゴミ捨て場がいつもカラスに荒らされていて、近所のおばあちゃんが掃除しているから地元の議員に相談しました。そしたら行政とつないでくれたので、ゴミが荒らされないようにゴミ捨て場を改善してほしいと伝えました。

ゴミ捨て場にネットボックスが1つ置いてあるんだけど、ほんとはそれを増やしてほしかった。でも、1つ5万円くらいするネットボックスは住民で購入しなければならない。行政が買ってくれるわけではないらしい。

役所の職員が、ゴミ捨て場に注意書きを置き、地域には注意喚起のチラシを配ってもらった。

正直、これで改善するとは思えなかった。ゴミ捨てをする住人のモラルの問題だと思った。しかし、ゴミ捨て場は荒れなくなった。なぜか?

答えはこういうことだ。僕が朝6時過ぎにゴミ捨て場を通ると、おばあちゃんが3人くらいでゴミ捨て場にいる。7時くらいにもう一度前を通ると、まだおばあちゃんがいる。おそらくおばあちゃんは監視をしている。特にゴミ捨てする住人の監視をしているのだと思う。お陰でゴミ捨て場は荒れなくなった。

もともと、ゴミ捨て場を掃除させられているおばあちゃんが可哀想で行政に相談したのだけど、予想外の結果になったかもしれない。きっと、おばあちゃんは、カラスに荒らされたゴミ捨て場を掃除するのが生きがいだったのだ。それを僕が奪ってしまった。だから、おばあちゃんが3人くらい出てきて、早朝から見張りをするようになった。つまり、おばあちゃんは仕事を失ったので、新たな仕事を作ったのだ。

これは私の推測だが、おそらくそんな流れになったのだと思う。僕は効率化を図ったが、3倍のアナログ返しを食らった。世の中にはあえて手間をかけて仕事をしようとする人間もいるのかもしれない。ただ、ゴミ捨て場はきれいになった。

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