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小田原別邸料理 清閑亭の無許可違法営業疑惑:守屋市政下でのコンプライアンス問題

(*) 飲食店許可の正確な状況などについては、小田原市からの正式な発表をお待ちください。

JSフードシステム社及び、同社と密接な関係にあるとされる小田原守屋市政が進める「小田原別邸料理 清閑亭」が、保健所からの飲食店営業許可を得ていない状態でプレオープン営業を開始している可能性があります。神奈川県との確認によると、少なくとも2月26日のプレオープン開始時点で許可は下りていないとのことです。これが事実であれば、食品衛生法違反による違法行為となります。このような状況でグランドオープンを進めることは、小田原市および守屋市政のコンプライアンス意識に関する疑問を投げかけます。

最新の新規飲食店営業許可施設一覧には、該当の記載がありません。

練習会やお披露目会と称しているようですが、実際にはプレオープンとして飲食店営業を行っています。招待状は、JSフードシステム社と名刺交換を行った多数の人々に送られているようです。予約ページも設けられており、一日三部制で、飲食費15,000円に施設利用料550円を徴収しています。コース料理とアルコールを含む飲み放題メニューが提供されているとの情報が、ソーシャルメディアをはじめとする複数のプラットフォームに掲載されています。

清閑亭 プレオープン 招待状
清閑亭プレオープン招待状の内容


清閑亭 予約ページ
清閑亭予約ページ


食品衛生法では、無許可での飲食店営業は明確に違反とされており、許可を受けずに飲食店営業を行うことを禁じています。違反に対しては、罰金や営業停止などのペナルティが規定されています。

無許可での営業が確認された場合、事業者は1年以下の懲役または200万円以下の罰金に処される可能性があります。また、保健所からの指導に従わない場合には、営業停止などの行政処分を受ける可能性があります。

この清閑亭プロジェクトには、多くの疑問点が浮上しています。公募時に設定されていた増築禁止条件が、事後に改変されたことや、賃貸借契約がまだ結ばれていない状態での営業開始、21社からの提案にもかかわらず、清閑亭と豊島邸が連続してJSフードシステム社に選出され、守屋市長と親密とされる同社に月20万円という破格の条件で利用させるという情報があることなどです。また、プロジェクトの推進にあたってなぜこれほど急がれているのか疑問が残ります。プロジェクトの透明性と適法性に対する市民の信頼を損なう事態であり、関係者からの迅速かつ適切な対応が求められています。

小田原市及び関係者は、これらの懸念事項に対して迅速かつ透明性のある対応を行う必要があります。市民の健康と安全を守るため、また文化財である清閑亭の価値を損なわないためにも、法令遵守と責任ある管理が必要です。

「清閑亭問題」は小田原市の守屋市長肝入と言われる文化財利活用プロジェクトに対して、自民党の地方政治でよく聞く「癒着」や「利益供与」の疑いを持ち、積極的な調査と情報発信を行っています。


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