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何故、なろうで「ざまあ系」が流行ったのかを超大雑把に考えてみた件。

※超個人的な分析で、そもそも僕自身があまりざまあ系を読まないし、「なんか思いついたから自分で読み返せる程度に書いておくか」みたいなノリで書くので、海産生物の独り言だと思ってください。


まず、なろうの仕組みから_(:3 」∠)_

なろうでポイントを稼ぐにはジャンル別日間ランキングに掲載されること!

なんでランキングに掲載されるとポイントが増えるの?→ランキングを見ているユーザーが多いから読んでもらえる可能性がめっちゃ上がるからだよ。

アカウントを持っているユーザーは1作品につき、最大12ポイント(ブクマ2、評価2〜10)付けることができる。

つまり、このアカウントを持った読者にポイントを入れてもらうことが重要になる。当たり前だね!

今チラッとハイファンタジーの日間ランキングを見たら、100位は108ポイントでランキング入りしている。要するに24時間に108ポイント稼いだってことだね!

この108ポイントは最少人数で考えれば、9人(12×9=108)がブクマ&最高評価を入れたということになる。

仮に9人がブクマ&評価を入れていて、ランキング外の101位が106ポイントだった場合、この9人のうち1人でも評価ポイントを入れてなかったら、ランキングに入れなかった。

翌日、入れなかった1人が評価ポイントを入れても前日の96ポイントは残っておらず(タイミングにもよる)、ボーダーが下がっていない限りはまたブクマと評価を入れてくれる人が集まらないとランキング入りできない。

早い話、同じ数の読者がいる作品同士でも、一度にポイントを入れてくれるかどうかで、天と地の差があるYOということ( ˘ω˘ )

ということは、なろうでランキング入りしやすい作品は「一度に大量のポイントを貰える作品」になる。


具体的に例を出すと、あるところにAさんとBさんがいました。AさんはBさんに「一緒になろうに投稿しようずぇ〜www」と誘いました。そして二人ともなろうに作品を毎日1話ずつ投稿するようになりました(雑)

Aさんの作品は1話から面白くて、点数で言えば全話100点と言える作品を投稿していました。

Bさんの作品はぶっちゃけ60点前後の回ばかりで、たまに100点の回がある作品を投稿していました。

投稿しているうちにお互い読者が10人つきました。Aさんは毎日更新するごとに12ポイント入れてもらえました。なので、9日目には合計で108ポイント入っていました。

一方のBさんの作品は9日目の時点で0ポイントのままでした。しかし、10日目に100点と言える回を投稿し、その日に10人の読者全員が12ポイントを入れました。

24時間以内に合計120ポイント入ったBさんの作品は日間ランキングに入り、多くの読者に読んでもらったことで4桁、5桁とポイントを増やしていきましたとさ( ˘ω˘ )めでたし、めでたし(?)


というようにBさんの作品の方がランキング入りしやすいと思うんです。(もちろんAさんの作品もランキング入りする可能性がないわけではないですけど、お互い新規で同じ読者数の場合、Bさんの方がランキング入りしやすいよって話)


それじゃ、本題のざまあ系が何故流行ったかって話ですけど、まーそういうことです_(:3 」∠)_

主人公が仲間外れになったり、裏切られたりとネガティブな回が序盤から続き、ざまあ回で一気にカタルシスを得られる。

ということは……ざまあ系の構成自体がなろうのランキングシステムと相性が良すぎる!!ʅ(´⊙ω⊙`)ʃ

序盤が地味だから1話切りされるかもしれへん問題も、「このあとざまあ展開があるだろうし、それまで読んでみるか」と綺麗に解決してくれるんですよね₍₍ (ง ˙ω˙)ว ⁾⁾

よく「なろう読者にはざまあ系がウケる」みたいな意見を見ますけど、読者にウケるとか以前にポイントを稼ぎやすい構成なんだから、そりゃランキング入りするよネ!(‘ᾥ’ )


そういうわけで、この話は終わり!

ただ自分の考えを語りたかっただけで、オチなんてないよ_(:3 」∠)_

※読み直したら、ざまあ系は序盤つまらん!みたいなことを言っていると誤解されそうな記事になっていたけど、あくまで構成的にランキング入りしやすいと思うで!って話だからね!‪( ˙ω˙)و‬


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