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今年あったことや来年の目標など
2021年も終わりということで、今年あったことや来年の目標をテキトーに書いていきます。(ちょっと商業的なことも書くので、読みたい人だけ読んでね!)
今年あったこと(創作編)
1、死にたがりな少女の書籍化
今年あったことで真っ先に出てくるのは、やはり死にたがりな少女の書籍化ですね。
3月4日に『死にたがりな少女の自殺を邪魔して、遊びにつれていく話。』が宝島社より発売。物語を思いついたのが2013年、小説として書きたいと思ったのが2017年、執筆したのが2018年。生まれて初めて書いた長編小説で、何がなんでも本にしたかった作品。
正直言って、この世で一番面白い作品だと本気で思っています。もちろん恋愛小説や題材に興味が湧かない人には刺さらないだろうし、4桁万部突破しているような有名漫画の方が好きな人は多いのは理解も納得もしている。あくまで自分の好きな作品ランキングで一番という話。
あとがきにも書いた通り、貯金が尽きる直前に受賞しました。2019年に実家での暮らしに限界を感じて、クリエイターが集まるシェアハウスに入居。最初から仕事を探さず、書籍化のみを目指す。もし書籍化できずに貯金が尽きたら野垂れ死ぬという自暴自棄な生活でした。
元から「死ぬ前に何か残してやる精神」で小説を書き始めたので、2017年頃から覚悟を決めていました。
ペンネームの星火燎原は四字熟語で、「夜空に浮かぶ星のような小さな火でも、放っておくと野原を焼き尽くす」といった意味です。良い意味で使えば、最初は弱くてもいずれ強くなる。悪い意味で使えば、悪い部分を放置していたら手遅れになる。
「結果を出して書籍化するか」「小説を書き続けて人生ダメになるか」のどちらかまで逃げないという想いからペンネームを星火燎原にしました。
一番最初に書いた死にたがりな少女は人生をかけた作品であり、貯金が尽きかけても「世界で一番面白いと信じているし、これでダメなら諦めがつく」と本気で信じていました。
命かけられるほど面白いと思っていたので、書籍化が実現したのは本当に嬉しいですね。毎日必ず一回は書籍を手に持って眺めているんですけど、発売から9ヶ月経った今でも夢なんじゃないかと疑う時があります。
2、死にたがりな少女の反応
沢山の方に読んでもらえて、様々な反応を頂きました。
Twitterでは読んだ感想をツイートしてもらえたり、DMで感想を送ってくれる方がめちゃくちゃ多くて嬉しかったです。
YouTubeやTikTok、ブログで紹介してくれる方々もいて、SNS経由で作品を知った人も多いんじゃないかなーと思います。
やはり本を出したからには一人でも多くの人に読んでもらいたいので、作品を紹介してもらえるのは本当に助かります。
ライト文芸自体が若い層に人気なこともあり、死にたがりな少女を買ってくれる人も学生が多いだろうなーと予想していました。
実際、大半の読者さんが中学生から大学生な印象なのですが、大人の方も相葉や一之瀬に共感してくれる人が多くてホッとしました。
ファンレターも複数頂いていて、全て読ませていただいています。どれも長文だったり、イラスト付きだったりで応援してもらえている感じが伝わってきて、涙を流すぐらい嬉しいです。(落ち着いたら返事を書きたい……。)
作品に対する感想を見ていると、予想していた通りの反応を見れて「やったぜ!」とガッツポーズする時もあれば、「こういう部分も楽しんでもらえているのか」といった予想外な感想もあって読んでいて面白いです。
予想通りの例だと、相葉と一之瀬に共感したり、「気をつけて帰れ」のやりとりが好きと言ってもらえたり、個人的に気に入っているポイントばかりで良かったです。
逆に予想外の例をあげると、「このモデル地は〇〇ですよね?」といったモデル地当てや死神を推す人が書籍版でも多かった辺りですかね。
他にもいろいろ想像してもらったり、細かいネタに気づいてくれたりで、楽しんでもらえているようで何よりです。
また、ファンレターやDMは感想だけではなく、相葉や一之瀬に似た境遇で共感してくれた方や悩み相談といったものも多く、生きづらいと感じている人に作品が届いていることを実感しました。
死にたがりな少女は一般受けとは若干ズレたタイトルではあるんですけど、内容が直接伝わるタイトルなので、こうして読んでもらいたい層に見つけてもらえると「やっぱりこのタイトルにして正解だったなー」なんて思いますね。
届いてほしい人達に読んでもらえて元気づけることができているのは売り上げ云々より嬉しいことだし、書籍化まで繋げた甲斐があったなーと報われた気持ちになりました。
一生に一度あるかないかの経験を出来たのはとても大きかったです。感想を書いてくれた人達、みんなありがとう!!!
3、死にたがりな少女の重版
初の出版ということで、やはり売り上げの方は気になっていました。
僕も人間なので「アニメ化や書籍化しまくっているTwitterのフォロワーさん達と同じようにつよつよ作家として活躍したい!」といった野心はあるのですが、上で「売り上げ云々より嬉しいこと」と書いた通り、最初は生きづらい人に読んでもらうことが第一目標でした。
ですが、担当編集の岡田さんにPVを作ってもらったり、さけハラス先生にイラストを描いてもらったり、宝島社の編集部で帯を考えてもらったり〜と沢山の方に助けてもらった一冊なので、発売日が近づくにつれて「流石に売れないとまずいよな……」とプレッシャーを感じていました。
また、具体的な数字は言えないのですが、初版部数が予想していたより多かったんですよね。受賞した時に「本屋に置いてもらわなきゃ見つからないし、〇〇部(結構欲張った数字)ぐらい刷ってもらえたらいいな」と想像したのですが、実際は結構欲張った数字の倍以上でした。
なので、「これで全然売れなかったら気まずいし、ヤバいよな」とか〜〜〜なり不安でした。
そもそも何%売れたら売れた扱いになるのかも分からないので、商業面では「とにかく重版!」を目標にしていました。
結果的に無事重版することができたのですが、2で書いたように沢山の方に紹介してもらえたおかげなので、読者の方々には本当に感謝しております。
正直、重版報告を頂いた時は「印税が入ってくる!」とは全然思わず、その場で「やっと爆死の恐怖から逃れた……」と深いため息をつきましたね……。
Twitterをやっていると有名作品の重版報告を見る機会が多く、人によっては「死にたがりな少女は重版一回だけで大丈夫かよ!」と心配してくれている方もいるかもしれませんが、発行部数的には複数回重版しているようなものなのでご心配せずにm(_ _)m(受賞から発売までの期間が空いて心配してくれた人もいたので念のため)(期間が空いたのは僕の改稿が遅すぎたからです)
4、死にたがりな少女以外の創作
新作を書いています。まだ商業クオリティに辿り着けるか分からないので、どこで発表するかは分かりませんが書いています。題材もストーリーも好みなので、考えるのは楽しいし、書くのも楽しいです。
ただ死にたがりな少女並みの面白さにできるかどうか不安があり、「これでいいのか!?」と自問自答を続けている日々です。(頭を抱えながら)
(プレッシャーを感じて迷惑とかではなく、むしろ大変嬉しいことなのですが、)「先生の新作を楽しみにもう少し生きてみます」といったメッセージもよくいただくので、自分の中のハードルもかなり高くなっており、まだ納得いっていない感じです。
小説以外だと、秋頃にジャンプ+の漫画ネーム制作ツール「World Maker」に触れてみました。
Twitterだと文章よりも画像の方が見てもらいやすいので、「自分の作品を今とは違う層にも届けられるかもしれない!」と思い、複数の作品を投稿していました。
特に小説投稿サイトに投稿していた『カブトムシはクリスマスまで生きたい』を漫画にして、沢山の方から反応を貰えたのは大きかったです。
小説や家のことで時間が作れず、あまり触れられないのですが、いろんな層に作品を知ってもらう可能性は感じているので、また時間があったら何か作ってみようと企んでいます。
来年の目標(創作編)
・新作を発表する
・Webで公開中の『サガリバナに憧れた少女』の更新を再開する
パッと出てくるのが、この二つですね。どちらも好みな話なので、死にたがりな少女同様に沢山の方に読んでもらえる機会を作れたらなーと思っています。
今年は死にたがりな少女発売後に参考書や動画なとで、創作に関する新しい知識を身につけていたので、また新しい星火作品を発表していきたいです。
死にたがりな少女の方も番外編の投稿予定があるので、楽しみにしてもらえたら幸いです!相葉と一之瀬のイチャイチャを見る機会はまだまだあるぞ!(?)
気づいたらダラダラと書いていましたが、書きたいことは大体書いたので、今回はここら辺で。
来年もどうぞ宜しくお願い致します!良いお年を!\\\\٩( 'ω' )و ////
〜おまけ〜
(ここからは完全に趣味の話で、特に裏話が聞けるわけでもないので、物好きだけ読んでください。)
今年あったこと(スマブラ編)
1、スマブラにめちゃくちゃハマった
以前からスマブラをやっていたのですが、死にたがりな少女発売の翌日に追加参戦した『ホムラ/ヒカリ』(略称ホムヒカ)でモチベが上がり、最近はオフ大会参加を目指して地道に練習しています。
ホムヒカが出てくる原作ゲーム『ゼノブレイド2』はやったことないのですが、以前からTwitterでホムヒカの画像が流れてきて気になっていたキャラクターではありました。
参戦前はベレスを使っていて、プロプレイヤーのプロトバナムさんのルキナに憧れて足が速いキャラを使っていた時期もあったのですが、ベレスのアイムールのようなド派手なバーストがなくて物足りなく感じていました。
そこへ足が速いヒカリとド派手な技が多いホムラというまさに求めていたファイターが参戦してくれたので、モチベが一気に上昇!!!!!……という流れです。
空いている時間にプロプレイヤーの試合や解説などを見たり、トレモでコンボを練習したりしているうちに念願だったVIPに到達。さらに魔境帯と呼ばれる上位層にも入ることができました。
以前は知り合いに20連敗することも珍しくなかったのですが、最近は勝ち越すようになって成長を感じているのもモチベに繋がっています。
負ける度に反省点を見つけて、悪い部分を直して、また負けて反省点を見つけるの繰り返しなのですが、確実に一歩ずつ進んでいると実感できるのは楽しいですね。TCGをやっていた頃を思い出して、ノスタルジックな気持ちになる時もあります(?)
それとコロナが少し落ち着いたこともあり、海外大会に日本人選手が参加することも増えてきました。大会はリアルタイムで配信してくれるので、日本勢や好きな海外プロプレイヤーを応援しながら見るのも最近の楽しみになっています。
元からテレビでサッカーなどスポーツ選手を応援するのが好きだったのですが、コロナで試合が減ってしまい残念に思っていました。こうして誰かを応援する機会も懐かしく感じるので、スマブラにハマって良かったなーと(๑˘ω˘ )و✧"
スポーツ選手とは違って、大会に行けばプロプレイヤーに会えて、さらに対戦できる可能性があるので、憧れの人と同じ場で戦いたい!も現実的なのもゲームの良いところだと思います。
来年の目標(恋愛編)
・人に好かれる人間になる
Twitterではちょくちょく非モテツイートしていますが、恋愛小説を書いている作家がこれだと幻滅されるので、全くモテないわけではない……とだけ書いておきます。(※願望です)
実際は死にかけで経済的にも不安定なので、モテるモテない関係なく、そもそも恋人を作れないという状態で、ツイート自体もネタで投稿しています。
ただ、やっぱり人間なので寂しいと思う時もあるし、恋人に支えてもらいながら創作している人を羨ましく思う時もあり、今年はなかなか精神的に辛い時期もありました。
来年は小説だけではなく、自分自身も誰かに好かれて頼りになるような人間に成長したいですね。
どこまでいけるかは分かりませんが、来年も頑張っていきます!(๑˘ω˘ )و✧"
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