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【キューブドラフトの亜種】ラウンドのスキマ時間に遊べ、バトルボックス【mtg】

 バトルボックスという遊び方が海外のキューブドラフトコミュニティにあるそうな。書いてる私も暫く前に知った。
ので、さっそく作ってみた(リストは後程)

バトルボックスとは

 キューブの亜種って認識を私は持っている、そして2人対戦用。
 ラウンドのスキマ時間や友人とのちょっとした時間にサクっと遊ぶのが主な用途で、リソースのバラツキを無くしてカジュアルからスパイクまで楽しめるとの触れ込み。
キューブはキューブでもドラフトではないためゲームをする時にピックとデッキ構築が無く、シャッフル→カードを配る→開始って流れなので手早く始められる。

 基本ルールは…
1.100枚以上の共有ライブラリー
2.墓地はプレイヤーそれぞれ
3.ライフ20点
4.初期手札は4枚マリガン無し
5.手札とは別で土地10枚(基本土地各1枚ずつ、タップインのデュアルランド5枚)の手札がある。これはハンデスで捨てることはない。

 基本ルールなので共有ライブラリーの使い方、プールの構築の仕方、土地の構成etc.etc.全てデザイナーの自由だそうな。
特にライブラリーの使い方によっては占術をはじめとしたライブラリーのトップを操作するカードが面白い役割になるとのこと。
 ライブラリー総数に関しては、あまり多いと持ち運びとかが不便になるので程々に。

100枚以上の共有デッキと10枚ずつの土地カード*2(私はデュアルランドを友好色にした)


プールへの採用が非推奨なカード

 これは私が言ってる訳ではなく読んだ記事に書かれていたものです。
実際にプレイしている時をイメージしながら読んでください。

サーチ系カード
 何を持ってくるべきか判断も難しいしシャッフルの手間や時間が掛かる事からそりゃそう。

トリプルシンボル以上のカード
 ダブルシンボルでも入れ過ぎはゲーム展開を阻害するのは想像が容易い。
マナ加速手段や土地破壊系カード

マナ加速や土地破壊系のカード
 バトルボックスはマナの面においては平等である事が望まれるらしい。
まあ、土地破壊されたら困るね、土地は各人10枚な訳だし。

で、作った。遊んでもらった

その様子

 ハウスルールでデュアルランドをセットしたら1点ゲインするというルール(ゲインランド使ってるし)

 雑感としては
・初期手札が運悪く重いカードで固まるとスロースタートになるが、土地は絶対に毎ターン伸ばすことが出来るので何も出来ず終了って事はない。
・土地を置く順番にとても悩んでいた様子。
・デュアルランドのゲインはゲームを遅くするか否かは暫く様子見。不要なら変える。

等々。
貰った感想は
・普段プレイしないカードが多いからなんだこれ?ってなる。
・が、テキストはシンプルなのが多いためテキスト確認で大きく止まることはなかった。

 途中で次のラウンドが来たので中断終了となった。

構築で気を付けた点とか(リスト掲載)

 リンク先は英語。

プールの枚数は130枚
 あまり多いとシャッフルも大変だし持ち運びも重いしで、一番小さい厚紙のストレージボックスに収まるサイズにした。
私がシャッフル嫌いなのもあるので130超えたら絶対にイラつくなと思った。
 それ以外に理由はない。

レアリティをコモンとアンコモンに統一
 プールを決めるのになんか難しく感じたので、レアリティを落とした。
端的に言って、直観。

低マナ域のカードを後半腐らせないように選んだ(重要)
 1マナのクリーチャーカードをゲーム開始時に引けて展開出来たら確かに嬉しい。が、そのクリーチャーがバニラで後半引いたら嬉しくないハズレ枠になってしまう。
なので起動型能力や誘発型能力、キッカー持ちだったりと何かしらを持たせた。例えば

《帆凧の僧侶》とか


《万能のブラッシュワグ》とか

この辺りの1マナクリーチャーは起動型能力のコストが重いが、バトルボックスは絶対に土地を伸ばすことが出来るので使用することを想定出来るし使えれば強い。《万能のブラッシュワグ》みたいにパンプアップするやつはサイズがバカにならない。
 《帆凧の僧侶》のキッカーは最後にライフを詰めるのにも一役買えるかもしれないし本体も飛行と優秀だ。

トークンを生成するカードを除外した
 スキマ時間にサックリと遊ぶ前提なのにトークンの処理で時間を取られたら本末転倒なので除外した。
 乗せる方のカウンターは多くなければまだ使えるかもしれないと思って選んだが、プレイ回数を重ねて要るか要らないかを最終的に決める。

タフネスがパワーを上回るクリーチャーを極力減らした
 極端にタフネスが大きくてパワーを持つカード…2/4とかがいたら殴り得になってしまう等を考慮してパワー=タフネスかパワー>タフネスになるようにした。完全に0にすることは出来なかったが…。
思いとしては、戦闘をガンガン行ってほしいというのもある。

 大体こんなところだろうか。
構想段階ではレア以上のレアリティやトークン生成するカードを使うか否かもすごい考えたが辞めた。
理由はレア以上を買う場合の予算の都合、手軽さが損なわれるからという理由。トークンは便利だけどあまり多いことを私自身が望まないため。これは愚痴だが最近のセットのリミテはトークンが多過ぎてなんか嫌。

 私が大会とかに参加することはまずないので(何故作った?)もし持ち込むとしたらなんかの集まりとかだろうか。
 普段イベントに参加する人は作ってみるといいかも?
作る際のイメージは土地を除いた100~枚のクソデカイデッキを作るイメージ。


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