聖女BATTLE!第3話/『宮川さくら』
子どもの頃からの、毎日のお稽古。
一日たりとも欠かさず続けてきた。
全てはアイドルとしてデビューするため。
そのために過酷な入試も突破して聖女に入学した。
なのに、なのに……。
「さくらちゃんってマオミーちゃんにちょっと似てるよねー」
その一言がどれほど彼女を傷つけたか、誰も知らない。
聖女バトル第3話『宮川さくら』
毎日歌とダンスをレッスンがない日は校舎裏で練習し、少しは様になってきた頃。
マオミーは元より持ち合わせていたコミュニケーション能力と類まれな美しさがあってかクラスになじみ、友人も増えていた。
ミーミーも順調らしく、お風呂上りなどにお互いどちらかの部屋へ行き学校のことを話し合っていた。学校生活には、特に問題はなさそうだった。
雨があんまり酷い時は休みにして、友達とウサバに寄っておしゃべりしたり、カラオケに行ったり。
休日は映画館に皆で行ったりと高校生活を満喫していた。
「やった!おねえフォロワーさんが1000人だよ!」
「マオミーも800人、すごい!」
二人が欠かさずスマホからチェックしているのはツイッター。
聖女のアイドル候補達は皆ツイッターのアカウントを持っていて、彼女達のファンはそれぞれ自分の好きな子をフォローしている。
二人も登録し、始めは少なかったが段々増えてきている。
ツイッターではファンとダイレクトに繋がる事ができて楽しいようだ。
「すごいね、ルナアイ10000フォローいってる」
「さすがトップアイドル候補だね」
三年生のルナティックアイリスとは直接面識はないが、トップアイドル候補としていつもチェックしている。
彼女達にはまだまだ程遠く、足元さえ及ばないが確実に一歩踏み出せたような気がした。
「う~ん」
「どうしたの? マオミー」
スマホを見ながらマオミーが顔を曇らせている。
ミーミーが顔を覗き込むと、マオミーは何でもないよと笑った。
マオミーのスマホの画面にブロックされている人物の画面が映る。
(……やっぱり、宮川さんに嫌われてるのかなぁ)
はぁとミーミーにバレないようにマオミーは小さくため息をついた。
クラスの皆と仲良くなれたマオミーだったが、一部のグループだけがマオミーを認めてくれないでいた。
それはアイドル候補達のグループで、特にリーダーの宮川さくらという子がマオミーを睨んでいるようだ。
彼女とは席が隣同士で、授業終了のチャイムが鳴りさくらが消しゴムを落とした。
「はい、宮川さん。消しゴム落としたよ」
「……」
さくらは無視し、席を離れる。ぽかーんとして立ち尽くしていると、アイドル志望ではないクラスメイトが苦笑していた。
「私、嫌われてるのかな」
「嫌いっていうより、嫉妬じゃないかな?」
「嫉妬?」
さくらを良く知る伊川美和子があーわかる、と言って話に入ってくる。
「さくらって小さい頃から英才教育を受けてきたから、編入して実力のあるマオミーに嫉妬してるのよ。それに」
美和子はマオミーの全身を見てから一息置いて告げる。
「マオミーとさくらってちょっと被るところあるし」
「私と宮川さんが……?」
宮川さくら。溌剌とした瞳でいたずらっ子を彷彿とさせるショートボブ。胸は小さく、ダンスも体を激しく動かすものを得意としている。
性格も明るく、しっかりしてそうで甘えん坊なところがある。マオミーが編入してくるまでは、このクラスで一番可愛い女子だった。
(宮川さんが私と似てるって、思いもしなかった)
今まで自分に必死で周りが見えていなかったこともあるだろう。
マオミーは消しゴムをそっとさくらの机の上に置いた。
移動教室で理科室へ移動中、マオミーはノートを教室に忘れてきた事を思い出す。
「ごめん、先に行ってて」
友人を先に行かせ、マオミーは教室に戻る。
教室には宮川さくらのグループがおしゃべりをしていた。
「可☆愛だっけ、甘っちょろいよね」
「可愛いだけじゃん。絶対見た目で編入してきたんだよ」
(え? どうしよう、入りづらい……)
彼女達の会話が聞こえてしまい、マオミーは入り口で固まった。
「大体、アイドルは特別であるべきよ」
宮川さくらがふんと吐き捨てるように言う。
「私は小さい頃から寝る間も惜しんでバレエ、ミュージカル、ダンス。お稽古は休んだ事はないわ、それは今も一緒よ」
うんうん、と周りの女子もうなづく。皆同じようにお稽古をしてきたのだろう。
「なのに、あのマオミーときたら何よ……事務所のダンスレッスンとボイトレに通ってるだけって……今までお稽古したことがないとか……許せない」
「一般の子と一緒にウサバ行ったりカラオケ行ったりしてるみたいだよね」
「本当……私たちこんなに努力してるのに……」
全員が下唇を噛んで悔しそうにうつむく。まさかさくら以外にも嫉妬されているとは思ってもみなかった。
「……理科室、行こっか」
「うん……そうだね」
はぁと大きくため息をついて彼女達は移動する。その時入り口で固まっていたマオミーに気づき、少しバツの悪そうな顔をして全員黙って出て行った。
「……皆、努力してるんだなぁ」
今の自分は甘っちょろいと言われても仕方ない、そう思えてしまうマオミーだった。
さぁぁと小雨が降る中、宮川さくらは窓の外から聞こえてくる歌声に惹かれた。
校舎裏でルナアイが練習しているのだろうか? それにしては巧くない。
二人で歌っているようだが、一人はダンスに付いていくのに必死であまり声量が出ていないし、もう一人は走りすぎている。
「どうしたの、さくら」
「ん、誰が練習してるんだろうと思って」
同じアイドル候補の南薫と一緒に校舎裏を窓から覗いた。
小雨の中、一心不乱に練習しているのは可☆愛だった。
「マオミーじゃん」
「どうしたの?」
通りかかった他のアイドル候補グループの三人も窓の下を見る。
余裕のない表情で汗を飛び散らせ、ジャージで必死にダンスを踊っている二人を見て一同は黙る。
「……ちゃんと練習、してるんだ」
誰かがボソリと言った。
遊んでばかりいると思っていたのに、こんなにも必死な表情で練習しているとは思わなかった。
一曲踊り歌い終わると、マオミーとミーミーは水分補給し、すぐにラジカセのスイッチを入れ、また練習を始める。
流れ落ちる汗を首に巻いたタオルで拭い、少しずつだが上手になっていく。
「……あーまたあそこで間違えてる」
「あそこはもうワンステップ踏み込んだ方がいいのに、おしいね」
「今度、マオミーに教えてあげよっか。
きっと、本人達だけでは気づけないから。」
そう言って笑いあってから、はっと皆がさくらを見た。
さくらは無表情で窓の下を見下ろしている。
「い、行こっか」
「う、うん」
そそくさと皆さくらから離れていった。
「さくら? 気になるの?」
薫だけがさくらの傍に残り、にやりと笑っている。
「別に! ……ただ」
「ただ?」
二人の歌声がラジカセに乗って流れてくる。その美しさは才能といってもいいだろう。
ただし、ただ美しいだけでは宝石の原石と一緒だ。努力という研磨をされてこそ、宝石は美しく輝くのだ。
まだ稚拙ながらも、その努力を惜しまず練習している二人を見て、さくらはふっと笑った。
「歌声が、美しいなと思っただけよ。まだまだだけどね!」
「ふふ、そうだね」
雨が強くなってきた。さすがに外で踊るのは難しくなってきたためマオミーとミーミーはラジカセを持って撤退した。
誰もいなくなった校舎裏を、さくらはじっと見つめていた。
雨の中、練習を中断しタオルで濡れた髪を拭く。
予報では降水確率は10%だと言っていたのにと文句を言うとミーミーに笑われた。
とにかくこのままでは風邪を引くからと二人はジャージから制服に着替えた。
「こんなに降ってたら、もう練習できないね」
「そうだね。あ、私もうすぐウサバのバイトの時間だから先行くね」
「行ってらっしゃい!」
小走りで去っていくミーミーの後姿に手を振りながら、マオミーはスマホをいじりながら下駄箱へと向かう。
靴を履き替え、かばんに折り畳み傘が入っていないことに気づく。
「あちゃー、今日降らないと思ってたから忘れちゃったよ~……どうしよう」
ビショヌレになって走って帰るしかないのだろうか?
猫耳をしゅんと伏せて玄関で空を見上げる。曇り空は当分晴れなさそうだ。
「あ」
「あ……」
同じクラスのアイドル候補生三人がマオミーと目が合い、固まる。
マオミーも何となく気まずくて固まってしまう。
「……傘、持ってないの?」
「え? う、うん……」
三人は顔を見合わせてこくりと頷き合い、一人が折畳傘を渡してきた。
「折畳傘、貸してあげる」
「いいの?」
「いいよ、こっち三人いるから」
二人が相合傘をして三人は去ろうとした。
「あ、あの! ありがとう!!」
マオミーが声をかけると三人は照れくさそうに顔を見合わせた。
「いいよ、気にしないで」
「また明日ね」
マオミーに尻尾があったらきっとぱたぱたと喜びで揺れていただろう。
三人の姿が見えなくなるまで、マオミーは手を振り続けた。
次の日、教室に行くと宮川さくらのグループがさくらの席を中心に固まっていた。
いつもならどうしようと思うのだが、昨日傘を貸してくれた一件でマオミーは笑顔でおはようと声をかけた。
「おはよう! 昨日は傘ありがとう」
そう言って近づくと三人はどうしようという顔で傘を受け取る。
そしてさくらの顔を見ながら気まずそうだ。
「き、昨日大雨降ったじゃん。マオミー傘持ってなかったから貸したの」
「……そう」
言い訳をするように一人が言うとさくらはそっけない返事をした。
気まずい空気が流れる。マオミーもしゅんと耳を伏せる。声をかけてはいけなかったのだろうか。
「……困っている人を助けるのは、アイドルとして、人として当然だわ」
「そ、そうだよね!」
さくらの言葉に空気が柔らかくなる。
マオミーもほっとして、自分の席に着いた。
それから、三人はさくらがいない時は話しかけたら話をしてくれるようになった。
ふわふわカールの野田恵美は見た目はゆるふわな感じだが、ダンスにキレがあり、さくらと並ぶほどの実力者。
お団子頭の一番背の低い神田智恵はダンスも歌も平均的だが、愛嬌がよく愛されキャラ。
黒髪ストレートロングの田所一科はクラスで一番の成績優秀者で、ダンスや歌もうまいが分析が得意。
「この前校舎裏の練習見ていたけど、同じところで間違えてたよ」
「え? 本当!?」
どこでだろうと思い返してみるが、わからない。
すると一科が二番のサビに入るところだよと言ってくれる。
「もうワンステップ踏み込んだ方がいいよ」
「それと、ダンスに集中しすぎて声量が出てない」
「せっかく歌うまいんだから、もったいないよ」
三人の言葉に、マオミーは嬉しくてじーんとしていた。
つい昨日までは無視されていたのに、昨日の傘をきっかけに話してくれるようになった。
しかも自分では気づけないミスまで教えてくれた。
(一般の子達と話すのも楽しいけど、アイドル候補生の子と話すのもめっちゃ楽しい……!)
嬉しくて耳をぴーんと立てていると三人は苦笑した。
「マオミー、わかりやすすぎ」
「そういうところも、さくらに似てるよね」
「宮川さんに?」
自分と宮川さくらとどこが似ているのだろう。
三人は顔を見合わせると、少しバツの悪そうな顔をした。
「ジャンルが似てるっていうか……」
「まぁ、さくらの方がダントツにうまいんだけど」
「ちょっと冷めてる所もあるしね。私らは違いわかるけど、一般の子ってわからないでしょう?
だからさくらってマオミーに似てるよねって何気なく言ってしまって……」
ずんと三人の空気が重くなる。
その言葉はさくらをかなり傷つけたようだ。
(そりゃそうだよね……編入生で、アイドル修行も未熟な私と今まで前線で戦うべく努力してきた宮川さんと比べられたら……傷つくよね)
何となくさくらの気持ちがわかり、ずっと無視されているのが分かるような気がした。
校舎裏で、今日も二人は練習している。
それをさくらは黙って見つめていた。
三人の助言を受けたマオミーは少しずつだが上達していた。声量もあがったし、同じ箇所でずっと間違えていたのも直っている。
それでも、まだ足りない。もったいないな、とも思う。
「さくら、また見てるの?」
「薫……」
薫も窓の下を覗く。二人は気づかず汗を飛び散らせながら必死で踊っている。
「マオミー、上手になってきたね」
「……一科達が助言したからでしょ」
「助言を受けても、実行する力がなければ上達はできないよ」
「……そうね、あの二人にはどこか惹かれるわ」
さくらの言葉に薫はおやっといった顔をする。
「そろそろ、無視するのやめるの?」
「……辞め時かもしれないわね」
「ふふ、仲良くできるといいね」
薫が立ち去っても、さくらは二人を見つめるのをやめることができなかった。
選択授業でダンスを選んだマオミーはダンスの基礎を習っていた。
他の生徒達もほぼアイドル候補生で、子どもの頃から基礎を習っているからか、マオミーは一人取り残された気分だった。
(いけない、早く皆に追いつかないと……!!)
先生が他の上級組を見ている間に一人基礎練習を必死にしていると、ずざぁぁと誰かがこける音がした。
「さくら!? 大丈夫?」
「いたた……大丈夫、気にしないで」
にこっと笑って立ち上がるさくらだが、膝がすりむけて痛々しかった。
さくらは一人離れ、足を洗いに行った。
蛇口を捻り、流れ出る水で砂を洗い落とす。傷口に水が触れて痛そうだった。
「み、宮川さん!」
「……マオミー」
「これ、よかったら使って!」
マオミーが差し出したのは猫柄のファンシーな絆創膏だった。
さくらはそれをじっと見て、くすっと笑った。
「ありがとう。使わせてもらうわ」
「うん!」
マオミーから絆創膏を受け取るとさくらは傷口に貼り付けた。
「二人とも、何をしているの? 早く戻りなさい!」
「「はーい!!」」
先生に言われ、二人は小走りに戻っていった。
ダンスの授業が終わり、着替えて席に着く。
ダンスの後の授業は眠たくて仕方が無い。マオミーはこくりこくりと舟をこぎながら必死でノートを取っていた。
「あっ」
つい消しゴムを落としてしまう。拾おうとしたらさくらが先に拾ってくれた。
「よだれ、でかかっているわよ」
「う、うそ!?」
慌てて口元を袖口で拭う。だが何もついていない。
その様子を見てさくらはふふっと笑ってから消しゴムをマオミーの机の上に置いた。
「うそよ」
「ひ、ひどい!」
「授業中なのに、寝ぼけてる方が悪いのよ」
もー! と怒りながら授業に戻る。
マオミーは心の中がじんわりと暖かくなったような気がした。
それから、さくらは話しかけてくれるようになった。
前のような冷たい雰囲気もない。話してみるとジャンルが似ているせいかすぐに仲良くなった。
「二人とも、仲良くなったんだ。よかったね」
「まぁね」
アイドル候補生の一人、南薫が笑顔で言ってくれた。
南薫は少しハネのあるショートヘアでメガネをかけている。
垂れ目気味の目元と大きな胸で優しいセクシーなお姉さんという感じだ。
確か音楽の時間でギターを弾いていたような気がする。
「そういえば、マオミーは部活入らないの?」
「部活?」
アイドル修行が忙しくて、部活など考えた事もなかった。
「部活はポイント高いよ。特にアイドル活動に関係するのはね」
一科が話しに入ってくる。
「といっても、芸武両道だからどの部活に所属していても努力さえすればポイント高いんだけど」
「へぇ……知らなかった……」
智恵と恵美も加わってどんな部活があるのか話してくれる。
「コーラス部が無難っちゃ無難だけど、人数多いからなぁ」
「軽音部も多いよね」
「茶道部も意外と多いよ」
あれもこれもと紹介してくれるが、マオミーはイマイチぴんと来ない。
「さくらは演劇部よね」
「えぇ、アイドルには舞台女優にならなければいけない時もあるからね」
「演劇部?」
ぴょこんと猫耳を立てて、マオミーが興味深そうに食いついた。
それを見て全員が笑う。
「マオミーわかりやすすぎー!」
「っていうか、その耳動くんだ」
「な、何で笑うの!」
「あはは、可愛いからよ。そのアクセサリー、ホントよくできてるね。」
全員でひとしきり笑うと、さくらが口を開いた。
「宮川さんじゃなくて、さくらでいいわ」
「本当!? じゃぁさくらちゃんって呼ぶね」
「私も薫でいいよ」
「私もー」
私も私もと他の子も下の名前で呼んでと言ってくれる。
マオミーは嬉しくて、家に帰ってもまだにまにましてミーミーに何があったのー? と聞かれるほどだった。
それから、演劇部に見学に行ったり、部活のない日は図書館で一緒に勉強したり。
部活動以外にお稽古で忙しいからあまりいられなかったが、皆でウサバにも寄ったりした。
ウサバでの注文の仕方を教えてあげたり、皆でアイドル候補生あるあるなどを話したりするのはすごく楽しいし刺激になった。
「あ、おねえ!」
さくらと二人で図書館で勉強しているとミーミーが本を返しに来た。
マオミーに気づき、こんにちはとミーミーは二人の向い側に座った。
「さくらちゃん、私のお姉ちゃんのミーミー。おねえ、この子はさくらちゃん」
「はじめまして、ミーミーです」
「は、はじめまして……さくらです」
ミーミーに少しもじもじしていたさくらだったが、次第に慣れてきたのか、自分から話しかけるようになった。
「ミーミーさんはすごく歌がうまいけど、ダンスに気を取られすぎで声量がでてないし、ダメになってると思う」
「あうぅ……そうだよね、自分でもわかってるんだけど……」
それから小声で二人にダメ出しをして、お稽古の時間だからとさくらは帰っていった。
「いい子だね、さくらちゃん」
「うん! 今一番仲がいい友達なんだよ」
つい最近まで無視されていたのが嘘のよう。
いつまでもこの日々が続けばいいのに。そう思っていた。その時である。
《アイドル候補生に告げます。聖女バトルの開催が決まりました》
「え?」
突然の校内放送に二人はぎょっとする。
《次回対決するのは可☆愛と宮川さくらになります。以上》
ぶつっと音がして、校内放送は終わった。
初めて聞いた聖女バトル開催の放送に、二人は呆然としている。
「可☆愛って……私達だ」
「宮川さくらって……さくらちゃん? 嫌だよ、さくらちゃんと戦いたくない!」
二人は耳をしょんぼりさせながら、ショックのあまり顔を手で覆う。
一体どうなってしまうのか。果たして対決の行方は?
To Be Continued...
小説:ぷよつー
原案:聖女BATTLE!制作委員会
マオミーとミーミーは、アイドル活動のための皆様からの投げ銭を受け付けております!こちらから寄付をお願い致します。