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保険の必要性 〜健康保険〜

私は保険代理店に勤め、そして保険募集人資格を有し、保険業界に約15年勤務してます。一昨年入院して、保険というものの必要性を身にしみて感じました。今回は2回にわけその必要性をお話します。

まず、一言に保険と言ってもそれは何か?がわからない人もいるのでは?

そこで今回は、まず健康保険に関しての話です。これはサラリーマンなら所属する健康保険組合での加入、協会健保での加入、自営業なら国民健康保険の加入と、法律でその加入は義務付けられています。それらに対して、会社や個人で毎月保険料を支払っています。よく、「病気も怪我もしないし、健康保険もいらんわい」と言ったりしている人もみかけますが、それは結構自営業者に多いです。日本は社会保険制度があるので、それらを支えるために必要となってきます。皆さんも、健康保険証を常に携帯しているのではないでしょうか。

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いつからか、保険証もカードサイズとなり、被保険者(配偶者,子供)にも1人1枚作られます。そして、この保険証があれば、医療費は原則的に3割負担となっているのは承知のことだと思います。

では、一昨年の私のかかった医療費でその必要性をみてもらいます。

まず、2019年9月9日〜10月9日までかかった総医療費合計。

¥4,566,770

この金額の3割が健康保険での通常の負担額。

¥1,370,031

しかし、これでもかなりの高額。健康保険には、自己負担の限度額が設けられています。限度額適用認定証を提出すれば、所得にあわせて5段階の限度額が設定されています。

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私の区分は、エでこの限度額を利用しての支払い医療費は

¥229,720

昔は、まず3割負担を支払い、あとから限度額申請するというもので、確か入院しか適用がなかった記憶が。しかし、いつからか、認定証を発行して提出すれば、上記の限度額にての対応となります。

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そして、いつからか外来、処方箋にもこれが適用されるようになりました。有効期限は1年。病院もこの認定証が提出されると、気にせず色々な治療ができるので患者も安心です。

病気するまで、保険証も死ぬ時くらいしか必要ないと思っていたけど、今は友達みたいな(笑)付き合いになっています。

今回は、基本である健康保険(公的保証)に関しての話で、結構詳しく知らない方もいるようなので実例をあげてお話しさせてもらいました。

次回は、本職(笑)の医療保険(民間)に関してお話します。
この3連休中にアップしようと思ってます。

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