グチのオンパレード。そして成長の分岐点。vol.2

スーパーに新卒として入社して4ヶ月後、
生意気だった自分に転機が訪れる。
本社近くの店舗に配属になった同期の仲間が 
大型店に異動となり実質、出世をした。
自分はすごくすごく小さなお店で
一生懸命、働いてるのに
認めてもらえなかったと腐りかけた。


店長に俺の方が能力もあるし
実力もあると文句を言いかけたとき
店長から
「聖二の方が頑張ってるよ間違いない」と
言ってくれた。
怒りは一瞬にしてどっかに飛んでいって
喉元まで でかかった言葉をのみ込んだ。


認めてもらいたいのは
会社でもなく、社長でもなく、お客様でもなく
直属の上司の店長だったのかもしれない。
褒められたわけでもないけど
その言葉に一瞬にして救われた。


それから自分はパートの人たちと
バックヤードで恒例になっていた
「店長のグチ、言いあい大会」をやめた。


カゲでの店長へのグチを
直接、店長にぶつけはじめた笑


・いつまで腐った魚を冷蔵庫に入れておきますか?
・バックヤードがやりっぱなしばかりなんですけど
・シフトがいつもギリギリでみんな困ってますよ。
・本社への報告書類 たまりまくってますけど?
・整理されてなくて在庫がわからないですよ!
・レジに立ってるだけの人 意味ないですよ!


答えは簡単だった。
全部、自分がやれば良いし、
全部、自分が仕組みつくれば良いし、
全部、自分がパートさん達を戦力化すれば良いし、
全部、自分がやる気にさせれば良いだけだった。


自責とか他責とか
そんな難しい言葉はどうでも良い。
気になったことは
全部、自分でやれば良い。
そしてお店が一気に動きはじめた。


その覚悟が決まった瞬間から
世界が変わった。
やれなかったことが
ドンドンやれるようになっていくことが
快感に変わっていった。


そして入社して6ヶ月、店舗が黒字化した。
今思えば ココが成長の分岐点だった。


諏訪聖二 房の駅を立ち上げるまで
あと1年と10ヶ月。

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