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記憶の断片 《詩》

記憶の断片

あどけなさの残る唇で
恋を唄う君が居た


残された静寂

無意味だと笑いたければ笑えばいい


散らかった部屋の片隅に
君の好きだった花を飾る


あの日と同じ風が花を揺らした

Seiji

グラスのなか 静かに沈む花氷

君が居たから ボクも歌えた


柔らかな風に 花びら透かして
ふたりだけの 刻


其処に残そう
忘れはしない

君のsoul    その響き

静寂に潜む 確かな声を

じゅん

collaboration : じゅん
       thank you friends

Photo : Seiji Arita

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