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投機的なweb3からの解放

NFT=投機目的

「NFT=投機目的」という構図が一般的に出来上がってしまっているような気がします
これが諸悪の根源ではないでしょうか、、、

そろそろ投機的なNFTから解放されるべきではないでしょうか…
と、生意気なことを言ったりしてみます

Web3の世界は、もっとお金主体の話ではなく、非中央集権、価値の所有による社会的課題の解決であるべきだと考えます
これは、Ethereumの創設者の一人でもあるVitalik Buterin氏もSBTの記事で言っていますよね

投機的な目的では、イノベーションはおこらないと思います

「価値の所有」と「価値の交換」をブロックチェーンという技術を活用しながらビジネスを行うことがweb3ではないでしょうか?

web3は「価値を証明する」イノベーションだと思います

価値の所有

価値の所有とは価値ある情報を自分に取り戻すということです
企業や団体やコミュニティに、奪い取られていた自身の情報を取り戻し、自身の情報は自身で管理するということでです
 ブロックチェーン上に自身の価値や体験や証明を刻みこみ、それを非中集権でみんなで証明することですね
これがSSI的な思想です
web3はこうあるべきであるかと思います。

価値の交換

web3における価値の交換とは何でしょうか?
それは、自身の情報を提供することにより、得られるサービスやモノだと思います
Web2の世界では、企業がさまざまな情報を取得していました
web3では自身の情報を自身に取り戻すことによって、自分が提供すべき情報(知ってほしい情報)だけを提供することによって、本当に必要なモノやサービスが得られるといことです
自身の情報という価値ある情報を企業や団体に提供することによって、企業や団体はその提供してくれた情報に対して価値あるサービスを提供する
これが価値交換の本質だと考える

そして、価値交換を実現する手段としてブロックチェーン技術を活用し、その価値交換によってビジネスの対価を得ることが、web3時代における企業のビジネスではないでしょうか?

これが、web3の世界観における本質的な部分ではなかろうかと…

「個の時代」へのシフト

背景にあるのは、「個の時代」へのシフトがあります
こうした背景は個人の多様性を意味し、価値観の相対的価値観から絶対的価値観へのシフトです
これからの時代は、そうした「個の時代」を受け入れ、素早くシフトしていく企業が顧客に選択されていくのではないでしょうか?

NFTを暗号資産で購入して、それを転売したり、暗号資産差益で儲けようという短期的な利益主導の世界ではweb3がもたらす素晴らしき世界は描けないと思いますし、ビジネスとしての継続性や持続性がありません
これは、DAO(非中央集権な自立分散型組織)についても同じことが言えるのでは?
本当に真の非中央集権の社会は便利ではないかもしれません

自由ほど難しいものはないのです
人間はある程度管理されていた方が楽なのです

全てを自身が管理して、自分の責任のもとに意思決定をしなさいと言われても、こんなことができる人はどれだけいるでしょうか…

SSI(Self-Sovereign Identityの略で、分かりやすく表現すると「個々の個人情報を個々で管理する概念のこと」)やDID/VCのような概念から考えると、
自身の情報を自分で管理しつつ、その証明をしてくれるものがブロックチェーンであるということです。
それは、みんなで、その証明を共有しあっているといことである
どこかの企業の管理されるのではなく、web3の世界でみんなで共有し、みんなで管理をするということです
これは、価値感が相対的価値観から、絶対的価値感へのシフトを意味します

そんな社会において、どのような顧客も企業もどうあるべきか考える必要が出てきているような気がします

そして、Mt.SQUAREはweb3サービスの「JOREN」は、投機的なものを極力排除した設計にしています。中心にあるのは、証明のweb3です。「JOREN」は、会員証NFTや証明書NFT(DID/VC、SBTのような)を中心に、web3による社会的課題を解決するサービスを提供し続けていきます


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