No.166 9歳の子どもに教えられるジェームズ・ウェッブ宇宙望遠鏡による新たな発見は何か
9歳の子どもに教えられるジェームズ・ウェッブ宇宙望遠鏡による新たな発見は何か という問いにグーグルの人工知能(AI)を使った自動応答ソフト(チャットボット)「バード(Bard)」が誤った回答をしたということで、株価急落だそうです。アルファベット株急落、グーグルのAIチャットボットが不正確な回答 (msn.com)
確かに2/8のアルファベット株は7.4%落ちていますね…
誤回答の内容ですが、
「太陽系外の惑星の写真を最初に撮影した」← 正しくは、2004年に欧州南天天文台の超大型望遠鏡(VLT)によって撮影されたので誤り(ロイターが初めに誤りを発見 だそうです。
ちなみに、Chat GPTは下記のように回答しました。
太陽系外に存在する惑星をみつけることができます とありますが、写真を最初に撮影したとは回答されていません。
そこで、太陽系外の惑星の写真を最初に撮影したのは?と聞いてみました。
するとChat GPTは下記のように回答しました。
ん??不可能??
でも、ロイターによると2004年に欧州南天天文台の超大型望遠鏡(VLT)が撮影したんですよね?謎は深まるばかりです。
今度はGoogle検索を駆使して調べてみたところ、JWSTが初めて直接撮影という記事もたくさん見つかりました。
JWSTが系外惑星を初めて直接撮影 - アストロアーツ (astroarts.co.jp)
太陽系外惑星の撮影に初めて成功、ジェイムズ・ウェッブ宇宙望遠鏡に高まる期待 | WIRED.jp
これはもはや、何を撮影と定義することにより、諸説ある状態ではないでしょうか。本当にBardは間違っているのか?Chat GPTは正しいのか?太陽系外惑星を撮影することは可能なのか?最初に撮影したのは、VLTなのか?JWSTなのか?それくらいで株価7%下がっちゃう資本主義ってどうなの?
ということでモヤモヤしたまま終了、以上です。
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