No.064 UNFCCの報告書


地球の気温は地球の気温は21世紀末までに、産業革命前に比べて摂氏2.1-2.9度上昇する見通しだそうです。

Earth on track to warm above 2 degrees despite climate action | The Japan Times

UNFCCの調査報告書はこちらから確認できます。
Nationally determined contributions under the Paris Agreement. Synthesis report by the secretariat | UNFCCC

色々と言葉の整理をしたいと思いますが、今日は時間の関係でここまで。

CMA 3 | UNFCCC
CMAとは?
条約の最高機関である締約国会議が、パリ協定締約国会議を兼ねる。パリ協定締約国会議(CMA)には、パリ協定の締約国であるすべての国が代表として参加し、締約国でない国はオブザーバーとして参加します。CMAは、パリ協定の実施を監督し、その効果的な実施を促進するための決定を行います。

Nationally Determined Contributions (NDCs) | UNFCCC

NDCとは?
パリ協定とその長期目標の達成の中心にあるのが、国別貢献(NDC)です。NDCは、各国の排出量を削減し、気候変動の影響に適応するための努力を具現化したものです。パリ協定(第4条2項)は、各締約国に対し、達成しようとする国別貢献(NDC)を逐次作成し、伝達し、維持するよう求めています。締約国は、当該貢献の目的を達成することを目的として、国内の緩和策を追求するものとする。

パリ協定|外務省 (mofa.go.jp)

パリ協定とは?
2015年にフランス・パリで開催された、温室効果ガス削減に関する国際的な取り決めを話し合う「国連気候変動枠組条約締約国会議(Conference of the Parties):COP」で合意された“気候変動問題に関する国際的な枠組み”が「パリ協定」。
 パリ協定は、1997年に開催されたCOP3(第3回目の国連気候変動枠組条約締約国会議のこと)にて定められた「京都議定書」の後継となるもので、2020年以降の気候変動問題に関する国際的な枠組みが定められている。
 京都議定書では、一部の先進国のみに温室効果ガス排出削減が課せられていたのに対し、パリ協定では会合の参加各国が対象となり、先進国だけではなくすべての国において温室効果ガス排出削減に向けた取り組みが求められています。
 パリ協定では、「世界の平均気温上昇を産業革命以前に比べて2℃より十分低く保ち、1.5℃に抑える努力をする」ことを、温室効果ガス排出削減の目的としています。

193のPartyが合意しているということです。NDCのRegistryはこちらですが、2022/10/27現在194のpartyがリストされています。増えたんですかね?
Nationally Determined Contributions Registry | UNFCCC


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