【コラム】「詩」を声にすることについて詩人先生にお伺いした

先日、近所の立ち飲み屋さんに1人でふらりと寄りました(ちょくちょく寄ります)。私はいまいちテンションがあがらずむっつりと日本酒をちびちびしてましたら、カウンターの端で同じくお1人でしたが、店員さんと談笑したりして絶えずニコニコしているお兄さんがいらっしゃったので、私はこのお兄さんに話しかけてみることにしました。

ピシッとネクタイを締めていらしたそのお兄さんに「お仕事はなにをされているのですか?」(←立ち飲み屋ではじめての方と話する場合のきっかけ)とお伺いしたところ

「詩人です」(詳細省略しております。)

とのことで、私ははじめて詩人先生とお話させていただくこととあいなりました。

詩人、先生はとても温厚な方で、本当になにも知らない私に、詩について丁寧にお話くださいました。

私「いやぁ…詩なんて私はまったく知りませんね、いやまてよ…あー俵万智さんは知ってます!」

先生「(ニコニコ)それは詩人ではなく歌人ですね」

そうなんです。恥ずかしながら私は詩と歌の違いもよくわかっていませんでした。(ごめんなさい)

そして一番印象的なお話は↓です

先生「(言葉に~♪ならーない~♪)という歌あるじゃないですか、詩人はそれじゃだめなんですよね、言葉にしなきゃ、詩人なんだから。言葉にならないような感情や情景をリズムや言葉の綴りで表現しようとする。それが詩ですね(キリッ)。」※呑みながらのお話でしたので、表現が正確ではないかもしれません。ごめんなさい先生。

ありがとうございます。私は詩にあらためて興味をもちました。そして、詩を声にだして読んでみることについて先生にご意見をお伺いしてみました。

先生「役者さんが原作を解釈されて、より鮮やかに表現されることについて、役者さんをとても尊敬しています。詩も役者さん(ボイスタレントさん)それぞれの解釈があっていいです。同じ詩を複数の役者さんが解釈されたりするときっと楽しいですよね!」

うん…それってかの伝説的サイト「こえ部」で芽吹いていた活動じゃないですか…確かに楽しかった。あれまた聴きたいな。

先生のブログは↓

「詩人人生」

※「noteから来ました」で先生のブログ「詩人人生」にコメントを残していただけると私が次回先生とお会いした時に一杯おごってもらえる可能性大です。

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<セイエン文庫は声演(朗読)作品を発行するプロジェクトです。>


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