アセンダントの再解釈 Where you ascend from

2020.4.20 太陽:牡牛座1°

その人が生まれた瞬間に、太陽の通り道(黄道)の東の地平線上にあったサインを、「アセンダント」といって、そのサインイメージが、その人の起点であり、基本となる個性であり、ペルソナ、他人から見たその人の第一印象みたいなもの、と言われています。

それと別に。月星座のサインはその人の無意識の部分だとか、もともと備わっている性質だったり、がんばらなくてもできること、その人の器的なもの、幼少期(0~7歳頃)に形成された行動・反応パターン、変わらない部分(ホメオスタシス=恒常性の働くところ)、感情の波→それを安定させようとする欲求や本能、エネルギーチャージの仕方、安心できる場所、幼少期の母親像などを示していると言われています。

その人の素の部分が月で、その人の個性がアセンダント、、、なんとなくその違いが曖昧というか、ごっちゃになりがち。「アセンダント」の定義を自分の中で捉え直さないといけないなぁ、と思っていました。本を読めば「アセンダントはこういうものですよ」というのは書いてありますが。それを鵜呑みにしないで「咀嚼」して理解しないと、読む時にブレます。(月星座が牡牛だから、かもしれません笑  反芻して消化しないとです)

んで。今朝歯を磨いてた時にぱっと出たのが「アセンダント=前提」でした。その人の前提、だと考えるとより腑に落ちる感じ。アセンダントやアセンダントから始まる1ハウスが「容姿などの特徴」なども管轄しているのも納得です。例えば「背が小さい」というのが前提となり、その「視線の高さ」から世界を見たり、小さめサイズの服を着るようになるわけです。なるほどなーと思いました。

例えば、自分のアセンダントは射手座なので、オープンで楽観的、あくなき探究心を持ち、異なる世界を理解した上で、その間に通ずるものを見出していく、という基本姿勢になります。通訳とか翻訳的な「通ずるものが必ずある」っていう感覚が前提としてあります。(出生時刻がわかっていれば、サインの度数に対応したサビアンシンボルを読んでみると、イメージがさらにつきやすくなります。)なので、話が通じないという時に「通じる方法」「共通言語」を探していくわけです。そう考えてみると、確かに、自分は他人と話す時とか、本を読む時とか、無意識にそういう感覚になってるなーと思います。(本当に「通じない」「理解不能」という事態になった時の絶望感もはんぱないですけど;)ホロスコープは様々な世界、心に通ずるためにとても便利なメガネという感じですね。ほんとは裸眼に憧れますけどね~

今日からトランジット(現行)の太陽が牡牛座に入りました。自分的には今年の牡牛座の季節は「再解釈」がテーマかな、と思っています。牡羊座の季節で勢いよく飛び込んだ占星術・アストロロジーの世界。その基本のキを、もう一度腑に落ちるように、解釈していくこと。(←新しい解釈をつけるということではなく、消化するというプロセス)また、コロナがもたらした新しい世界での自分なりの「価値観」「自分の資質の使い方」を捉え直して固めていくこと。そんなことを意識していきたいなと思います。





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