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‐tuki‐ 月の育て方①

2020.8.22  太陽:獅子座30°

 連日猛暑が続きましたが。今朝は気持ち涼しくて、秋が近づいてきたのかな??獅子座の季節も終わりですね~。月とは全然関係ない話ですけど、ミネラルウォーターを炎天下の車に置きっぱにしていて、案の定まあまあなお湯、というか熱湯になってしまって、あちゃーと思いつつ飲んだら、それはそれは「美味しい白湯」でびっくりでした。けっこう夏場はクーラーとか、冷たい飲み物で、内臓まで冷えてたりしますよね。あったかいの意外と美味しい。夏おでんとか。

 さてさて、すっかり空いてしまいました。前回月のこと(占星術の月星座のこと)を書き始めて、その「月の育て方」を3つ、自分なりに考察してみよう、ということで。第1回目。

 ①「自分の呼吸、心身(=生理)を観察し、整えること」

 なんで、呼吸?って思われる方もいらっしゃると思いますが。月と言えば「リズム」です。その人の呼吸のリズム。このリズムが安定することで、はじめて音楽を生み出せるようになる。大縄飛びってありますよね。まずは、大縄が気持ちよく回らないと、安定しないと、始まらないですよね。これが、ぐだぐだだと、人が入れないし、すぐにひっかかっちゃったり、長続きしないわけです。西アフリカの村では、ごきげんな太鼓が鳴り始めれば、みんな集まってきて永遠と踊り出す、なんて光景がよくあるそうですが、これ、実際にみた知人の話によると、すごいシビアらしく、ちょっとでも太鼓がぐだったり、ごきげんじゃないと、さーーっと人がひいちゃうみたいです。こんなんじゃ踊れないわよ、という感じで。つまり、太鼓のリズム自体が踊り手をひき寄せる「ステージ」を作っているわけです。呼吸のリズムは、その人のエネルギー(気)を運ぶリズム=運気そのもの。その人の磁力となり、人や環境を引き寄せる「ステージ」を作り出しているのではないでしょうか。こうして考えてみると、月星座で「人気」をみたりするのも、腑に落ちます。

 さて。その呼吸ですが。漫画「鬼滅の刃」でも色んな呼吸が出てきましたが、「呼吸が要」というのは武道やスポーツでもよく言われていますよね。ヨガとかも、色んなポーズがあるけれど、結局「呼吸」を進化・深化させることが、ヨガなのだ、という風に聞いたことがあります。「インプット」と「アウトプット」のバランスを整える。呼吸を一時的に鍛錬すると、「無意識」で行う普通の呼吸もスムーズになって、コントロールが効くようになり、巡りが良くなるわけです。占星術では「月」は無意識層を表しますが、そのオートメーションで動く部分を、「繰り返し、しつけていくように」変えていく。何か技術を習得する時って何でも、繰り返し「身体に馴染ませる」ことをしますよね。心の無意識の領域まで落とし込む作業です。そうやって地道に習慣化させて、深い呼吸を「身につける」。そうすることで、「月」の力を育てていくのです。呼吸が浅くなっていると、とても巡りが悪くなってしまいます。大縄跳びで言えば、縄の描く楕円が横に細いイメージでしょうか。これだと運が入り込む余地がないわけです。ゆったり、深い呼吸をする。それを繰り返すうちに、心身が整い、月の運気も整っていきます。リラックスしてる時というのは、自然と呼吸が深くなります。リラックスの方法は、人によって様々だと思いますが(月星座によってまた特徴が出ますよね)自分のリラックス方法がわかっていると、整えやすいと思います。呼吸にダイレクトにアプローチする、ということでいうと、アロマテラピーなど、「香り」を使うのも効果的だと思います。呼吸については、ちょっと無限に書いてしまいそうなので、この辺で止めておきます笑

 「脳」「胸」「肺」「胃」「腰」「腸」身体の色んな部位を表す漢字に「月」がついているように、身体と月は密接に関係しています。各星座には紙一重の「光」と「闇」があり(例えば、獅子座の光は「遊び心がある、自分の軸をしっかり持っている、周りを明るくする、ブレない」闇は「自己中心的になる、豪遊する、プライドが高すぎて孤立する、弱さを見せられなかったり認めない」など)体調の波は、もろに月星座の「光と闇」とリンクします。体調の波。女性は特に、生理の周期があるので(厳密に言えば、男性にもありますが)自分の月星座の「光と闇」を日常的に痛感しやすいのではないでしょうか。身体のバイオリズムというのは、長期的なスパンで大きな波もあるので、人生を俯瞰してみると、月の「光」と「闇」(自分なんかは10代は分かりやすく、月星座の暗黒面が表出していました笑)のサイクルが見えてくるかもしれません。体調を整えることは、そのまま月星座の性質、及び日常のリズムを育てることになります。逆に、自分を観察してみて、「あー月星座の闇」部分が出てるなーと思ったら、体調=運気が下がったり、日常のリズムが乱れているということです。疲れて大縄がぐだぐだになってるんだな、と思って、ちょっと休憩したり、心の栄養補給をとること、習慣を見直すことが大事です。月星座というのは健康のバロメーターみたいなところがあるんですね。ただ、月の闇というのは決して忌むべきもの、ではなくて、バランスが崩れるからこそ、またバランスを取り戻す時に「バランス力=調和力」が鍛えられるわけです。なので、「月の力を育てる」上で要所要所「落ち込むこと」、「病む」ことは、必要なのだと思います。そのまんまにしちゃいけないですけどね。「バランスを取り直す度に、安定感を増し、気持ちよく回っていく日常という大縄跳び」。

月の力が育っていく1つ目のイメージです。

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