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蝕の季節の始まりと、ジョジョの奇妙な冒険

2020.6.8  太陽:双子座18°

6月6日の満月は曇り空でしたが、一夜明けて目覚めた朝は全く空気が違っていて、こないだの5月23日の新月明けも随分身体が軽くなったのだけど、その時よりも、意識の方がピントが合う感じになったというか、現実のトーンが変わったというか。これまた星のフェーズが変わったんだな、とはっきり感じたのでどういうこっちゃと、読んでみました。

今回の満月から始まったのが、「蝕の季節」ということで。
6月6日→月蝕(半影月蝕)射手座16° (サビアンシンボルは「船を見ているカモメ」)
6月21日→日蝕(金環日蝕)双子座30°(サビアンシンボルは「海水浴をする美女達」)
7月5日→月蝕(半影月蝕)山羊座14°(サビアンシンボルは「花崗岩に刻まれた古代の浮き彫り」)
という流れがあり。
「蝕」って何ぞやと、、と考え始めたのですが、ここ最近急に漫画「ジョジョの奇妙な冒険 第5部〜黄金の風〜」にはまって読んでたもので、なんか繋がってるんじゃないかと、、、どういう話かっていうと、第5部は(現行のジョジョシリーズは只今第8部が連載中)、主人公がギャングの一味に入り「未来を読み、自分の都合のいいように書き換える能力を使って、全てを支配しようとするボス」と闘うことになる、、ざっくり言うと「あらかじめ決まっている運命に対してどう向き合っていくのか」みたいなテーマが土台になっているのですが。
ジョジョを読んでる時の「サスペンス感」と日蝕・月蝕の空気ってなんか似てる、、って、、思うのは私だけでしょうか。サスペンス=宙ぶらりん感、ですね。「安全・安心」を作っていた軸とか、壁が消えて宙ぶらりんになっちゃう感じ。
ジョジョシリーズを読んだことがない方には、意味不明かもしれませんが、この第5部は、ある登場人物が「死ぬ運命にある人を安楽死させようとするスタンド(能力)」に襲われて、それに抵抗するところから物語が始まった、ということが最終話(エピローグ)で明かされます。

登場人物の「運命ーそれは眠れる奴隷だ」というセリフ。
ホロスコープを読むと、「星で全部決まってるのね。。あらがえないのね。。」という人がいて。「あらがえない」というのも事実。「運命=設定は変えられない」。それでも「生き方を変えることはできる」。と思うのです。
同じ現実だとしても「自分の心の在り方」次第で全く違う感じ方、見え方をするだろうし、なんとも思っていなかったことが、心の気づきや変化に伴って宝物になったり。世界を豊かに、輝かせていくのは、その人の意思次第です。
ホロスコープに現れるその人に内在している「運命」。それはその人が「目覚めるきっかけ」を作る為の設定なのでは、と思います。そのきっかけをうまく使えるかどうかはその人次第。使えなければ、ぐるぐるしたまま、「眠れる奴隷」のまま。。。
設定だけわかっても、物語は紡がれない。これ、占いあるある、じゃないでしょうか。

で、この話が「蝕」とどう繋がるのかといいますと、日蝕・月蝕というのはどうも、その「出口のないように見える運命の輪」に「一時、穴が空く」ような感じなんじゃないかと。←なんかジョジョっぽい!(読んでない人、ほんとにすみません)直感というか、イメージだけ受け取った感じなのですが。(この蝕の季節にできるだけ検証したいと思います。)
でも思うに、ぐるぐるする運命というのは、ある意味安定して安心にも繋がっているわけで、そこから抜け出すっていうのは、一時「不安定」になるわけです。→宙ぶらりんになる。
蝕の季節の「穴」はその「不安定」を誘発するきっかけになるのかなと。
先月からの星の逆行ラッシュで、色々進まない上に(表向きは)、蝕の季節に入って不安定になる、、人によっては「一体どうなっちゃうの?!、、」と思うかもしれません。(潜在的に「変わろうとしている人」ほど、その影響は強いかも?)蝕自体は別に「幸運」の穴でも何でもありません。(むしろ一般的には怖がられています)ですが、兎にも角にも「奇妙な穴」からサスペンスが始まるのです。この穴から運命の謎解きが始まると思えば、なかなか楽しいのではないかと、、。自分がジョジョにはまったのも、こういう「蝕」的な魅力なんじゃないかなと思います。(あらゆる面で常軌を越してるので、「気持ち悪い」という人の気持ちもよくわかります。そこがたまらなく良いのですが。)何はともあれ、昨日は荒木飛呂彦大先生のお誕生日だったようで、、還暦!(とても見えないけど!w)おめでとうございます。つまり、サターンリターンなんですね。荒木先生も新章に突入している感じでしょうか。今後のご活躍が楽しみです♪



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