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第648回【圧巻人生日誌 日々是成長】639(2023/2/28)▲▲気付き発 即断経由 アクション行きで手間をかける▲▲


今年も2/12が終わる。

日数が少ないから、と言うのもあれど

やはりあっという間に過ぎ去っていく毎日です。


2月は28日しかないので

『私の履歴書』に登場する方は、

通常の月よりも短尺になるのは

どう思っているのかな、と考えてみたり。



その『私の履歴書』の2023年3月度は、

JR九州相談役唐池恒二さん。



唐池さんといえば、

『ななつ星』の生みの親として有名ですよね。

ななつ星然り、

唐池さんは日常生活を媒体として

メディアとして発信していく名人とも言われます。


『気付き発、即断経由、アクション行き』

という名言がありますが、

旧態依然とした文化を引き継いでいた

JR九州の中で

唐池さんは気付いたら即決断、そしてアクション

一連の行動力が、

ななつ星やJR九州フードサービス時の

大成功に繋がっているのでしょう。



唐池さんのエピソードの中で

印象に残っているのが、

『串の話』でしょうか。



大繁盛していた焼き鳥屋が

3年経ったら売上も利益も激減していた。


その理由は何か。



今まで繁盛していた頃は、

大きなサイズで鶏肉を刻んで

一本一本手作業で串を作っていたそうです。


しかしこれでは人件費がかかって仕方がない。


そこで

串に刺さった焼き鳥を買ってきて提供したら、

売上も客足も激減したというのです。



この世の中、

効率化、人件費削減、が叫ばれますが、

手間をかけたものに対しては

一定の評価が得られるものだし

感動が生まれるものだと

唐池さんは仰っていたように記憶しています。



しかし、

なぜ効率化と対極にある

手間をかけたものに人は惹かれるのか。


多分、ですが、

手間をかけることが珍しくなったから

かもしれませんよね。



効率よくコピー製品が大量に生まれるより、

一つ一つを手作業でしかも丹念込めて

作られた物の方に有難さを感じますよね。



これって自分を取り巻くビジネスに置き換えたら、

安易なノウハウで成り立つ製品は

即効性があるが長続きはしないけれども、

一点ものは成果が出るには時間がかかるが

一度ドライブし始めると息が長い

ということに通ずると思うのです。


決めて動いて丹精を込める。



そんな

唯一無二として戦える武器を

日々磨いていきたいものです。

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★★今日の圧巻人生方程式★★

感動を生む条件は、
一生懸命に手間をかけること。


効率化一辺倒のこの世の中で、
手間をかけることを知っていれば
ライバルに勝つこともできるかもしれない。


気付いたら即断でアクションを起こす。
安易なコピー品ではなく、
自分の分身として戦える
手間のかけた武器を手にしたい。
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