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第1140回【nakaちゃんねる 圧巻人生達成プログラム】(2024/7/16)▲▲待っていても向こうから何かが来ることは無い、の話▲▲


今行ってみたい展覧会が、下記です。

生誕100年記念 小泉淳作展 Junsaku Koizumi: A Centennial Exhibition|2024年7月20日-9月23日 July 20 (Sat) – September 23 (Mon), 2024|京都・建仁寺、京都・禅居庵 Kenninji Temple in Kyoto, Zenko-an Temple in Kyoto (nikkei.com)

小泉淳作さんの「物語」のような人生の話は、
以前セミナーの中で伺っていたことがありました。
大器晩成、遅咲きと言われる画家の
渾身の作品・建仁寺の天井画「双龍図」も
この機会に見てみたいです。


そしてもう一件が、こちら。

美術館「えき」KYOTO (wjr-isetan.co.jp)

みうらじゅんさんのマイブーム全貌展です。
こちらは以前地方巡業の際に見に行こうと思っていたら、
終わってしまっていました。

どちらも関西での展示なので、
これを機に梯子してみてもいいかな。


そのみうらじゅんさんが
この展示会にあたり、
インタビューでこんなことを話されていました。

「世の価値観では計り知れない
 無駄な熱量と物量。
 ただ呆れただけでは帰しませんよ。
 『人の一生てなんだろう?』
 そんな深いことをお考えになっても構いませんよ」


みうらさんといえば
貰っても嬉しくない土産物
「いやげもの」シリーズがお馴染みですが、
いやげものを見つけたら
すぐ手に取りレジに直行するそうです。
これっておかしな話ですよね。
みうらさん自身、
特に欲しくもないのに買い集めているそうですから。


でも、ここにあるのは無我の境地。
手に取ったら疑問を挟むことなく
レジへ向かう。
もはや洗脳かもしれませんね。
自分から「取りに行く」感覚でしょうか。


この後の言葉が、
毎日が退屈でつまらないと仰る方には
グサッと刺さるかもしれません。

「好きなことって、高校ぐらいまでは
 あっちから飛び込んできてるような感覚があったんですけど、
 もう上京してからはそれを期待してても来ないことが分かった。
 定年後に『趣味がない』って悩んでる人もいるけど、
 もうあっちからは飛び込んでこないんですよ。
 こっちから行くために、好き嫌いをまず排除して、
 とりあえずちょっと気になっただけでも、
 モノを買わないとダメなんです。
 モノを買うと、やっぱり頭の中で『元を取りたい』
 っていうような貧乏根性がたぶん働くんだと思うんです」

ボーっとしているだけでは
向こう側から何かが来ることはない。
でも、ついつい期待しちゃうんですよね。
待っていれば棚ぼたがあるんじゃないかと。


私も週末がつまらない生活を送っていた時、
他力本願で降りてくることを期待していました。
楽しいイベントが湧いてきて、
楽しい人付き合いが生まれるのではないか、と。
結局無かったですけどね。

最初はチョロチョロしててもいいから
こちらから突っ込んでいかないと
何も起きないというのは、
間違いは無さそうです。

みうらさんはそれを「貧乏根性」
だと言っていますけど、
貧乏根性が「ない」を「ある」にする
仕事に繋がったのでしょう。


この夏
自分から何かを手に入れたいと思うなら、
先ほどの2つの展示会など如何でしょうか。

今日も素晴らしい一日をお過ごしください。

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★★今日の圧巻人生方程式★★


ただ待っていても
何かが降りてくることは無い。
そこには一定の時間とカネをかける必要は
あるだろうが。
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