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第1046回【nakaちゃんねる 圧巻人生達成プログラム】(2024/4/12)▲▲まずは聴きに徹する、の話▲▲


今日も高橋浩一さん「無敗営業」からです。


昨日は質問を繰り出す力が大事、
という点に触れていたのですが、
お客様が営業パーソンにガッカリする
大きな要因の一つに
「ヒアリング不足」ということが挙げられます。


その中でも調査の結果
ヒアリングしてほしい項目は
大きく次の2点なんだそうです。

1)お客様の会社の方向性に関して
2)お客様の会社のお困りごと

ここでついついやってしまいがちなのが、
発注担当者のお困りごとにフォーカス
してしまうこと。

個人のお悩みから
会社全体のお困りごとに
話を掘っていく必要があるのに、
出来ていないのですね。


この質問を繰り出していく際に、
怖くなるのが「沈黙」です。
お客様先の会議室で
「シーン」となってしまうことは、
これはなかなかタフな力を求められます。

この沈黙に負けて
こちら(売り手)が喋り始めてしまうと、
歯車がずれ始めてしまいます。

お客様だってじっくり考えたいタイミングは
必ずおありでしょうし、
その思考の過程を断ち切ってはいけません。


大体の場合は
お客様もこちらに向き合ってくださっていれば、
沈黙の後にも断片的なヒントが
繰り出されてくるはずです。

しかし、ここで焦ってはいけません。
ここでもうひと辛抱。
深堀していく必要があります。


お客様のキーワードを深堀する
鉄板返答文言として、
下記があると高橋さんは仰います。

1)「と、仰いますと??」
2)「具体的にはどういうことですか?」
3)「その理由は何ですか?」
4)「他に何か課題はありますか?」


お客様から出てきたキーワードに反応して、
自社のカタログを広げてはいけません。
まだまだガマンガマンです。

お客様が考える具体的未来の姿を、
お客様の口から語られたタイミングで
ようやくカバンからパンフレットを取り出しましょう。


ここに至るまでは、
やはり「聴く」に徹する力を
身に付けることが要でしょうか。

私も微力ながら
自分のお客様にこの手法(ガマンする)を使っていると、
不思議と「あとは任したから、ヨロシク」
というケースが多いものです。


まずはお相手の課題に想像を巡らし、
拙速に結論を出すことに持ち込まないよう
「聴き役」に徹してみましょう。

今日も素晴らしい一日をお過ごしください。

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★★今日の圧巻人生方程式★★


まずは
聴くことから始まることを
心得よ。
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