毎夜の負のスパイラル

最近毎晩、思うことがある。

生きててごめんなさい、旅立つ才能ないのに旅立つ努力せずにのうのうと生きてごめんなさい。

なんで死ねないんだろう、なんで未遂すらできないんだろうと思った時に、責任や、生かそうとしてくれる存在に気づいているんやが(それによって生きてるわけだが)、なんで死なせてくれないのって心の中で叫んでる。
そして冷静に考える。私が旅立てないのはその人たちのせいではなくて、私が旅立つ努力をしてないからだと。旅立つための薬や成功度、致死量、少しは調べてるけど手元にない。買う努力さえしてない。
そしてそういった努力すらしてない自分を責めて、生きててごめんなさい、努力しないでごめんなさいって思う。

橋や歩道橋を歩くと脚が震える。正常な人間は落ちたら怖いなと思うのだろう。けれど私は本来はここから飛び立つはずなのに臆病になって勇気すら出さずにいるのかと自分を責める。飛び立てなくてごめんなさい。

人に甘える、頼る方法を子供は自然と覚えていく。私はその術を身につけずに20年も生きてしまった。この状況を父は知り、1人で悩むなと心配そうに言う。俺に言えと言ってくる。阿呆なのか。貴方に頼ることの出来るのならこんなことにはなってない。相談されるほど信頼されていると思っている父は滑稽で笑える。

ごめんなさいと思いながら寝る。夢の中にはまだ症状の薄い頃に逢った人がいる。今の自分が恥ずかしく情けなくなり寂しくなり起きてポカンと穴が空く。

何故私は今日も生きている

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