トップガン
先日、トップガンを観て来ました。
本当はもう少し待ってお客さんが少なくなって来たところでゆっくり観ようと思っていたのですが、周りから色々と話が聞こえるようになったのでとうとう我慢出来ずに観てしまいました・笑🤣
やっぱりカッコイイですね!👍🏻
先日のラジオを聴いてくださった方はご存知だと思いますが、僕の前職は航空関連でした。
と言っても、トップガンのような戦闘機系ではありませんし、JAL、ANAさんのようなエアラインでもありません。
小型機をプ〜ンと飛ばす会社の責任者をやっていたのです。
僕がその業界に足を踏み入れたのは1990年の事。
初めのトップガンから数年が経った頃でした。
若かった僕は、自宅から空港まで毎日バイクで通い、飛行機を操縦する時もいつも『Danger Zone』をウォークマン(当時はiPodやiPhoneなんてまだありませんでした)から流して、似ても似つかないトムになりきっていたのです・笑🤣🤣🤣
90年代半ば過ぎ、僕たちの会社はアクロバットの訓練を或るアメリカ人に委託していました。
彼の名前は 故 Mr. Randy Gagne 。
後にエアレースの最高峰、空のF1と呼ばれたレッドブル・エアレースの日本人初年間チャンピオン 室屋義秀 氏を育てた名教官でもありました。
彼自身も007シリーズをはじめとした大作映画のエアスタントを数多くこなした凄腕中の凄腕パイロット。
そんな彼だから、当然の如く多くのハリウッドスターとも繋がっていました。(ジョン・トラボルタ、シュワちゃん、パトリック・スウェイジ、ウーピー・ゴールドバーグ etc…)
ある日、彼のオフィスで打ち合わせをしている時に電話が鳴り、受話器の向こうの相手と以下のような会話が始まりました。
「やぁ、トム! 元気かい?」
そして彼は一旦受話器を塞いで、小声で僕に言ったのです。
「トム・クルーズからだよ」って。
ランディとトムの電話が終わった後、彼は僕にこう言ってくれました。
「今度トムを連れてセイ(僕です)の会社に遊びに行くよ」
これは社交辞令なんかではなく、実際にウチと提携している会社にトムを連れて行った事があったのです。
でも、残念ながらその話が実現する事はありませんでした。
そんな話をした数ヶ月後に、彼は事故によって帰らぬ人となったからです。
あれから随分と年月が経ちましたが、彼と一緒に仕事をした日々は今でもかけがえの無い素晴らしい時間でした。
1枚目の写真は、ランディの愛機 Pitts S-1(だったかな?)の操縦席に座る僕です。
3枚目と4枚目は、当時の愛車に乗ってトムクルーズになりきっている僕です・笑🤣🤣🤣
5枚目と6枚目は、免許取得直後の危なっかしい操縦をしている僕です・笑😅
と言う事で久しぶりの長文となりましたが、トップガンを観て一気に色々な事が蘇ったので、ちょいと恥ずかしいのですが思い出の写真をいくつか紹介させて頂きました。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?