車くわしくないけどユーザー車検してみた話(覚え書き兼ねて)

1.事前準備

まずネットで「ユーザー車検 必要書類」と検索して、それを封筒に書き写してチェックリストにしてみた。

1と5がダブってるのはご愛敬w
で、車検証は車の中に入ってたのでチェックと共に封筒へ。
2の自賠責保険については「新・旧」とあって、どうやら車検の時に保険を更新しなきゃいけないらしい。保険会社や陸運局に電話で問い合わせてみると、陸運局内に代理店的な場所があるのでそこで更新できるらしい。ということで「旧」だけ封筒の中へ。
3の自動車税納税証明書ってのは、県税事務所でもらえるらしいんだけど、そもそも滞納せずに払ってるかどうかも不安だったので県税事務所に電話で確認。すぐわかった。納税してたw で、事務所のお姉さんが言うには、陸運局にもデータは行ってるので、証明書取らなくても確認できるとのこと。ということで、3はナシ。
4の定期点検は行ってなかったのでこれもナシ。
6と7は陸運局に支払窓口があるらしいので当日済ませることとする。
8の印鑑はOK。

で、車自体に不具合も感じられなかったんだけど、やっぱり足回りとかって自分で確認の仕方がわからないから、行きつけの(オイル交換とかしてもらう)自動車やさんに行ってみる。

タイヤはやっぱり純正のがいいみたい。私は夏用タイヤは純正じゃなかったのでアドバイスに従って純正のスタッドレスに履き替えて臨むことに。ヘッドライトの光の強さとか向きは最近ひっかかる人が多いらしく、ライトのカバーを少し磨いてもらう。たぶん、タイヤ交換代だけだったのかな、2200円也。

2.ネット予約

ネットで調べてたら、ユーザー車検の人はネット予約が必要とあったので、「自動車検査インターネット予約システム」というところでアカウント作って予約。その時に、車体番号や名前や住所を打ち込む。幸い、翌日が空いてたのでそこを予約。午前2コマ、午後2コマの中から選べる。私は午前の2ラウンドを予約したので、10:15~11:45受付、10:30~12:00検査となった。

3.陸運局での手続き

当日。書類を忘れてないか確認の上、いざ陸運局へ出発。
建物の中に入ると「ユーザー車検受付」という窓口があったので、そこで予約番号を提示…しようと思ったら、車検証を見せてくれと言われ、予約番号ナシで受理。

こんな紙と、数枚の書類を渡されて、次の窓口へ。
⑮番窓口に行って渡された書類を渡すと、ぱぱぱっと計算して「36300円ですね」。お金と引き換えに収入印紙をもらい、「この書類に貼って⑦番に出してください」。早!

あまりの展開の速さに、もらった紙をよく見てなかったので、収入印紙を貼った後、自賠責の窓口を見つけたものだから、そこで自賠責保険更新の手続き。ここも超早い。20010円也。

それが終わって⑦番に戻ると、収入印紙を貼った書類や車検証その他を確認されて「じゃあ検査場にいってください」。

「えっと…あの…検査場というのは…?」
「外に出て、車に乗って、あちらに検査場というのがありますから、そこに並んでください」

なるほど、駐車した場所の少し向こうに自動車修理工場的な建屋が見える。

4.検査場


こんな所。信号待ちみたいに数台の車が何列かになって待ってる。中型車・大型車・自動二輪とかのコースもある。私は普通車なので「小型コース」の最後尾につく。

前の車がいなくなって、検査員の人が合図をしてくれたのでゆっくり前進。
「あの、私、乗ったままですか?」と聞くと「そうですよ、言うとおりに操作してください」と。

順番は覚えてないけど、ウインカー、ハザード、ウォッシャー、ワイパー、スモール、通常、ハイビーム、フォグ、ブレーキランプ、バックランプと言われる順番に操作する。その間にハンマー持ってタイヤを見たりしてたみたい。あと、ボンネットは自分で開けろと言われた。

手前の検査が終わると、奥の検査員さんが誘導してくれた。「ここにタイヤを乗せる形で止まってください。ゆっくり動いてね」ガッコン。
「はーい、そのまま40キロになるまでアクセル踏んで。動かないから大丈夫ですよ」「はい、ゆっくりブレーキ」動かないけど、若干車に違和感を感じるのでちょっとスリル。

「じゃあ、ライトを見るので、ライトつけて」
機械が目の検査のようにライトと真向かう。右に赤い×が出る。数回確認したけど赤い×は消えず。左はOK。

「車から降りて最終判定もらってね、そこの窓口」

ちなみに「ステッカー」ってのは、前回の車検のステッカーを剥がし忘れてたのでした。
「今日直してもう一回来る?」「はい、そうします」

とその場を去ったものの、どこで直してもらえばいいのかがわからない。
陸運局近辺には修理工場もガソリンスタンドも見当たらなかったので、適当に走って見つけたガソリンスタンドへ。「ウチにはテスターがないから…イエローハットかオートバックスに行った方がいいよ」「最寄りだとどこらへんにありますか?」教えてもらったイエローハットへ。

イエローハットのお兄さん曰く「ウチで直しても、テスターが違うから合格が出ないことがよくあるのよ。車検場の裏にテストセンターがあるから、そこで直してもらった方がいいよ」「車検場の裏に?」「ちょっとわかりにくいけど、すぐ裏にあるよ」

ググったら、あった!「広島県自動車整備商工組合テストセンター」。

マップに案内してもらいながら、陸運局のひとつ前の路地を入ると「自動車整備商工組合」という看板が。「テストセンター」って書いてはない。ほんとにここでいいのかどうか…と不安だったけど、街中を走り回って疲れてたので、間違ってたら教えてもらおう、と敷地内へ。さっきの車検場の小型バージョン的な建屋があって、作業員さんもいるので、そこに車を転がして行き、聞く。「ここで直せますよ」マジか!裏やん!「3300円いただくことになりますが、いいですか?」

さくっと直してもらって、再度検査場へ。難なくクリア。
最後に⑦番に戻って、新しい車検証とステッカーをもらい、めでたく車検完了!

5.まとめ

・持っていく書類は結局車検証と自賠責だけ(車に常に積んでるやつ)
・軽微な不具合(ライトとか)は、大抵の陸運局に併設してある「自動車整備商工組合」のテストセンターで完了する
・わからないことは全部担当の人に聞けばかなり親切
・予約制なのでサクサク終わる
・今回の総額59610円也(ライト調整代含む)

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