見出し画像

いつかその日は来る、、、だから

五月三十一日。

予約した血小板成分献血(二回目)に行った。無事に献血は、終わった。

でも本当は、そう簡単には、いかない。

画像1

※画像は本文とはあまり関係ありません。🙇※


前回成分献血終了時に血管迷走神経反応(VVR)をおこして意気消沈。

事前の血液検査では赤血球量も十分と看護師さんの太鼓判に鼻歌混じりだっただけにそれはそれは「ず~~~~ん」🥶と。落ち込みました。

帰宅後、落ち着いた所で色々と検索を。(本当に便利な世の中になったものだ、いい答えも悪い答えもネットに山の様にあふれている。)

答え①

【血管迷走神経反射(応)は、痛み(採血時の痛みなど)や長時間の立位、激しい運動(とくに気温が高い状態での運動)、排便・排尿後、ストレス(満員電車乗車時など)などによって急性の自律神経失調が起こり、心拍数の低下や血管拡張を来たし、脳血流の循環障害を起こり、失神やめまいなどの症状が起きます。】

起きたことはそれとして、どうしようか。😯


 気になって調べれば調べる程、深い沼に沈んでいくような気分。そんな中それだけでは無かった事実に気が付いて愕然。

答え②

クエン酸反応】

「成分採血時、相当量のクエン酸(抗凝固薬)を使用した場合に発生する。口唇周囲、指先のしびれ感で始まり、手指筋の攣縮、けいれんなどの症状が出現することがある。まれに意識消失に至ることもある。」

 ※献血者の健康被害 - 厚生労働省のPDFより※


そういえば本採血時、看護師さんが『指先とか唇とか痺れがあったら言ってくださいね。』って言っていたのを思い出した。確かに唇の痺れを感じていたのだけど。

すぐに消失したので、全く気になっていなかった。😓失敗デス。

もう少し細かく書いているページを見つけて、ナルホド。

『抗凝固剤が、返って行く赤血球と混じって体に入るのが原因。採血中の血液が固まらないように混ぜられる抗凝固剤にはクエン酸が含まれていて、これが血液の凝固に大きく関係するカルシウムイオンと結合することによって採血中に凝固してしまうのを防ぐのですが、結果として血液中のカルシウムが足りなくなってしまうことがあるからです。 』

うわぁ~~。😖

   

『副作用の症状は、唇や手足の痺れ、寒気、気分不快、悪心などです。成分献血の最中にこのような症状を感じたら、すぐに採血スタッフに伝えて下さい。クエン酸はすぐに肝臓で代謝されて無くなっていくので、採血の速度を緩めれば症状は落ち着いてきます。または、カルシウムの入った薬を注射すると症状が落ち着きます。』 

言っていれば対処してもらえたんだ。🙇


『予防するには、成分献血の2~3時間ほど前に、カルシウムの入った物を摂っておくようにしてください。飲み物の方が体に吸収されやすいのでいいです。あらかじめ血液の中のカルシウムを増やしておいてください。』

予防法もあるのネ😭


『成分献血は、採血→遠心分離→返血を3~5サイクルほど繰り返すため、全血献血よりも時間がかかります。血漿献血で約40分、血小板献血では個人差がありますが40~70分程かかります。血小板献血ができる基準を満たしていても比較的血小板が少なめの方は、多めに時間がかかるかもしれません。』


 クエン酸はすぐに肝臓で代謝されて無くなっていくので痺れも消えるけど後半の返血でより強い症状になっていって、、、、、、。

最後の返血時、脱力によって血圧降下に拍車をかけて血管迷走神経反応。

血管拡張が口唇周囲の痺れと寒気と悪心を拡大。(これ以上は割愛)


それでもクエン酸反応は事前に十分な対策が出来ることがわかったので少し気が楽になった。即日次回(5月31日)の予約をとって。

画像2

※画像は本文とは少ししか関係ありません。🙇※


当日。事前にココアと麦茶を用意して献血ルームに。(カルシウムと水分補給用)

受付をして、問診、血色素量(ヘモグロビン濃度)測定。

問診でクエン酸反応があった事を申告して、看護師さんにも。

『カルシウムが足りないんですね。献血前にこれを食べておいて下さいね。そうすれば大丈夫ですから。』

カルシウム入りウエハースを2つもらった。😋


準備が出来るまで待機して、、、、、、、大事なことを。(笑)

呼ばれたらトイレにいって用を足してから、、、、。(^_^;)

採血時間は長いので出来るだけ空にして。

採血開始。水分補給は少しずつ。順調な滑り出しだが。

半ばからヤッパリ痺れてきた。🥵

「カルシウムと水分の補給~~~。」お、少し緩和された。

でも終盤はかなりきつくなってしまった。

『終わりですよ、最後の返血です。』慌ててレッグクロス運動を。

意識はしっかりしています。採血台からゆっくり立ち上がり、看護師さん立会いのもと腿上げ運動をして終了。待合室にて規定時間待機。

駐輪場代(100円)を払って帰宅。長老のお昼は30分程遅くなった。🙇

画像3

自律神経の安定には小動物とのふれあいが非常に有効だそうで。

前日(30日)はもちろんふたば君たちを見に。(ふれあえないけど😌)

画像4

なぜ山(飼育員さん)に登るのか、そこに山があるからだ(笑)。

外れた(いぶき君の)スタイを付け直している飼育員さんに登るふたば君。

気が付くのが遅くてこのワンショットだけ、残念。

プレーリードッグもいます。(朝御飯だ)

画像5
画像6
画像7

癒されるわぁ~。


VVRにはならなかった。

でもクエン酸反応は個人差があって。

私の場合はあまり改善されなかった。

それでも、すぐに代謝されてしまうので今は何とかなりそうだ。

献血は69歳まで。いつかできなくなるその日は必ず来る。

だから次も頑張ってみよう。

次は6月14日(火)。

いっしょに【HLA適合血小板献血者登録】もしようと思う。

画像8

目指せるか?年15回。