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鷹の「祭」典

この記事が文春野球にアップされていて、私も思うところがあったので、ちょっと書いてみようと思う。

私の今年の現地鷹祭は1勝1敗。つまり唯一の勝利を見たわけです。ヘッダーのユニフォームを着て。

(ちなみに去年は0勝3敗。勝利のファンではないけれど、さすがに帰りの新幹線はしょんぼりしたし、疲労感も酷かった)

記事の中にある
「ライト層や新規の球団ファンや野球ファンの獲得にもつながる。これも大きなメリットである。」
私は今回の現地で、これがあまりいい雰囲気を生み出せてなかった要因なのではとちょっと思ったのです。

「良くも悪くも、勝敗が度外視されている」

「勝とうが負けようがホークスを全力で応援する」というのは「良くも」の面です。
「勝とうが負けようがどうでもいい」は「悪くも」の面です。

きっと、福岡に住んでいても「ユニフォームが無料でもらえる」鷹の祭典にだけ行くという人も多いのだと思います。何らかのツテとかもあってチケットを手に入れる人もいるでしょう。
ユニフォームを着るという非日常。
売り子さんからビールとかを買って飲んだりする非日常。
それを体験に行くドーム。それが達成されればもうオッケー。

ホークスの勝利を祈って、応援する。
その空気が、鷹祭の時は少し薄まるような気がするのです。

日程が増えて、スペシャルな感じがなくなったようにも思います。

「鷹の祭典」はなくさなくていいです。
ただ来季は7月終わりにPayPayドームで3試合だけ。東京も大阪も北九州もなし。チケットが争奪戦になるかもしれませんが、それでもいいです。鷹祭の価値を高めることが勝ちに繋がると信じてます。