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THE FIRST SLAMDUNK 20221204

スラムダンクの映画を観てきた、昨日。
別に評することができる程の能はないので事後報告みたいに一言二言。

バスケやった事あってよかった、スラムダンクが好きでよかった。
これに尽きる。
周りに乗せられて小学校の頃、嫌々始めたバスケがようやく今、一区切りついたかなって思わされるくらいの傑作だった。
ネタバレを書くのは野暮なので詳細は伏せるが、ともかくあの男にちょっとだけ憧れていた自分は間違いじゃなかったと思えた。
あの生き様を知る事、そこまで自分が辿り着いた事、それを考えればバスケとの縁も悪くなかったなと思えた。

こんなに心を震わされる映画を観たのは久しぶりだったのでホクホクで帰路に着いた。

道中、新宿の駅前でジプシージャズギタリストを称するラテン系の男が即興で演奏をしている所に遭遇した。
一曲まるっと立ち止まって聴いてしまい、勢いと僅かばかりの後ろめたさからチップを渡したところ、何故か流れでインスタを交換した。
何だか今日は特別な日だと思えたので、サイフの中身より前を見て歩こうと決めた。
どこの国の人だかも分からないし、それをわざわざ調べようとも思わない。
二度と会わないのだろうし、出会った事も忘れるかも知らないけれど、あのスムースなギターのラインはきっと頭のどこかに残り続けるのだろう。
ギターもやってて良かったな。
やってなかったら多分立ち止まる事も無かったし、カタコトの英語で話しかける事もしなかっただろう。

趣味は無くてもいいけどあった方が楽しいが持論なのでその出会いも含めて昨日は気分が良かった。

文章に起こして気が付いたけど気分が良かった一日なんていつぶりだろう。
デフォルトで少し落ち込んでるからなんか忘れちゃってた感覚だなあ。
よく眠れたし、なんか良い感じだ。

今日はここまで。

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