大敗しても胸を張り顔を上げることが出来る理由。

2024年明治安田J2リーグ第2節
千葉対藤枝
4-0の完敗。
変わらなければいけないことと変わってはいけないこと。



去年の得点王フアンマ選手を含めてクリーンシートを達成した藤枝MYFC。
勢いそのままに、そして去年まで藤枝に在籍していた横山選手に会うために千葉さんの本拠地であるフクダ電子アリーナへと乗り込みます。

「タッパーにソーセージ入れてもらって塩むすびと食べたいな😋」
「オシムさんの銅像に選手達の飛躍を願いたいな✨」
と出発前から気分はワクワク。
少しでも交通費を抑えるため車移動で千葉へ。
お嫁さん、長時間の運転本当にお疲れ様でした…!!

職場にユニを持っていくとテンション上がります
海老名SAで食べた牛カルビおにぎり
豚カルビおにぎり。両方ともボリュームすごい!この他に厚切りローストビーフ串も食べました。美味い!
トイレ綺麗すぎるし台数多すぎる。真面目な話、日本が誇る世界一の素晴らしい文化だと思います👍


途中までは順調だった旅もいきなりトラブル発生。
首都高での乗り換えを僕がナビを間違え、東京アクアラインへ行かなければ行けないところを本牧まで移動してしまう羽目に…。
これで1時間のロス。
お嫁さんには申し訳ない気持ちでいっぱいになりますが、「これも旅の醍醐味😆」とポジティブに受け止めてくれるメンタリティーに救われます。
ありがとう…!!


街中に「ドン!」とそびえるスタジアム(575)
応援の声がめちゃくちゃ反響してて素敵だ!


何とかフクダ電子アリーナへ到着。
何も買わず急いでアウェイゴール裏へと移動すると、多数の藤枝ファンサポーターの数に驚きます。
誇張抜きで「全員来た?」と錯覚するほどの集客に藤枝MYFCの人気と高いポテンシャルを実感。
そうこうしていると、なんやかんやで試合開始。



内容、結果ともに完敗。
前半のうちに勝負を決められた試合になりました。

ホーム2連敗は避けたかったですし、なんとしても勝ちたい気持ちで今日の試合に臨みました。1点目は自分の武器である前線の守備が出せて、CBにボールが入ったら狙おうとしていて、そのとおりになりました。冷静に決められて良かったです。

Jリーグ公式サイト田中和樹選手インタビュー

--チーム全体としてもチャンスが多かった。
試合前から前線から行くことを伝えられていて、みんなが統一感をもってプレーできたと思います。

--サイドチェンジでスペースから攻めることは狙いどおりだったか。
自分と椿(直起)選手はともにスピードに自信があったので、前半から狙っていました。思っていたより相手のスライドが遅くて、1試合を通して狙っていこうと考えていました。

Jリーグ公式サイト田中和樹選手インタビュー

流動的にポジションを変えながらやってくることは分かっていましたが、プレーする中で解決できたこともありました。

Jリーグ公式サイト日高大選手インタビュー

--サイドの広大なスペースは狙い目だったか。
狙いでした。守備をしていてギャップは生まれていました。ボールを取ったあとの判断が大事かなと思っていて、的確な判断が今日は下せたと思います。

Jリーグ公式サイト日高大選手インタビュー

--この無失点の価値と、抑えることができた要因は?
山形戦での敗戦を経験し、チームとして自分たちがやるべきことを徹底することに重きを置いて、練習してきました。前に行く強度を90分間出す。そこを徹底できたところと、プレスを掛けられない時間はあるので、そのときにディフェンスラインを中心にどこまで引くかを考えて守備をする意思疎通が無失点につながったと思います。

Jリーグ公式サイト久保庭良太選手インタビュー

--得点の形は狙いどおりだったか。
先制点やチャンスを作る場面はそうだったと思います。ただ、自分たち主導でサッカーをする中で決定機を作れているので、それを決め切らないといけない。2-0で折り返したときには危険な感じがありました。また前半の最後に藤田 和輝のファインセーブがなければ、分からない展開だったと思います。

Jリーグ公式サイト小林慶行監督インタビュー

千葉さんのインタビューから読み解けるのは、
「前半プレッシャーの掛け方で敗北」
「可変式システムのスイッチが遅い」
「明確にサイドを狙われているのに試合中修正出来なかった」
「決め切る場面を決め切っていれば、勝敗は分からなかった」
ということ。


改善しなければいけないポイントですが、ビルドアップを放棄することはしたくない。プレスをどうはがしていくか、相手がどこから来ているかを認知すると、おのずと空いてるところがあったので、そこを狙えなかったことは残念でした。背後にランニングするとか、割り切って守備から入るとかをしないといけないと思いました。

Jリーグ公式サイト須藤大輔監督インタビュー

複数失点も良くないですが、得点がゼロで終わりたくない気持ちがあります。ゴール前の回数も最後は増えていたので、2点、3点と仕留める力をつけていきたい。タイトな日程ですが、勝ちにこだわりながら、われわれらしいサッカーをルヴァンカップの琉球戦や週末の大分戦と準備していきたいです。

Jリーグ公式サイト須藤大輔監督インタビュー

これに関しては選手達な須藤監督も触れており、明らかな格上相手には前半固く入り、後半からギアを上げていくというやり方が合っているのかもしれません。
しかし、シーズンもまだまだ始まったばかり。
ここからどのようにチームを作り上げていくのか。
結果と内容の2枚取りを公言している藤枝らしいプランを形成して欲しいです。
お疲れ様でした!


試合終了後、横山選手が藤枝ファンサポーターの前に来て挨拶をしてくれました。
大声援に応える表情の優しさときたら…。
千葉まで来て大敗は辛いけど、こうした場面を現地で体験しただけで「来て良かった」という気分になります。
藤枝MYFCを好きになって良かった!!
ソーセージもオシムさんへの挨拶も来年へと持ち越しです!!!


試合終了後は駐車場から始まる大渋滞から始まり、高速の事故渋滞などで大体8時間くらいかかって帰宅。

またまた千葉さんのバスが目の前に!上がるー!
真横に来たけど近すぎて見えないでござる。の図。


途中海老名SAで休憩すると、藤枝MYFCファンサポーターの姿が何人か。
それとサンフレッチェサポーターの方も!
同じ系統色のユニフォームなので謎の親近感を覚えます。
それから、セレッソサポーターの方もいらっしゃったようです。
Jリーグ、アツすぎるでしょ…!

思った何倍も美味しいお蕎麦。海老の迫力!海老名なだけに!🦐蕎麦も蕎麦粉を感じる味わいでした。カレーもお出汁感あって美味い〜。


家に帰り、冷凍唐揚げとコンビニの刻みネギ+ドレッシングで作った嫁考案簡単油淋鶏を食べながらXをチェック。

150円課金するだけで美味しさも栄養も爆上げ出来る。

こんなに大敗してもすぐに切り替えが出来るのは、まだ序盤戦でしっかりと今の現在地が見えたことがデカいです。
あとは、この現実を踏まえてチームがどのようにして2024年を戦っていくのか。
その共通認識をハッキリさせなければJ1昇格は難しい。
チーム一丸、そしてスタッフフロント、ファンサポーターを含めたクラブ一丸となってシーズンを戦っていくために明確な戦術戦略が伝わる発信をフィールド内外で行なって欲しい。
その中からポジティブなアクションを起こしていけたらいいな!


旅は始まったばかりだし、良いことばかりは続かないけど、僕たちならきっと大丈夫。
だって、あんなに素晴らしい景色を作ることが出来るんだから!
行こうぜ!藤色の誇り胸に!

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