JリーグYBCルヴァンカップ 1stラウンド 第1回戦
琉球対藤枝
2-1の敗北。
アウェイ沖縄の地で行われたクラブ初のルヴァンカップはほろ苦い結果に終わりました。
1失点目は琉球平松選手の藤枝守備陣を切り裂く鋭い縦パスに佐藤選手が素晴らしい飛び出し。
2失点目も佐藤選手。
ビルドアップ時のパスミスを奪うとスライディングを読み切りそのままゴールへ。
印象的だったのは須藤監督の言葉。
「ビルドアップ時のミス」というある種藤枝の不名誉な代名詞ともなる失点についても須藤監督は簡単に糾弾しない態度を取っています。
それは「チャレンジすることを恐れない」、「『超攻撃的エンターテイメントサッカー』という言葉をファッションにしない」という強い意志そのものです。
藤枝MYFCというクラブが少しずつ成長してきた今だからこそ、今まで培ったことを信じて粘り強く自分達のサッカーを確立させることを諦めません。
むしろ、問題にしているのはアタッキングサードの質の部分。
このことは中島選手自身も触れており、
と、語っています。
サッカーの得点というのは、どうしても偶発的な要素が絡んでしまいます。
そんな中、決定的な場面を何度作り上げることが出来るか。
期待値を上げる行為というのはもちろんのこと、「決め切れなかった悔しさ」をエネルギーにしてプロフェッショナルとして邁進することにも繋がる。
だから、もっともっと悔しい思いをエサにして、さらに巨大なモンスターになってくれ中島大嘉!!
もちろん、期待しているのは中島選手だけではありません。
今回の試合、「ヒーローになり損ねた」選手は沢山います。
「もしもう一度試合をしたら結果は分からないほど、光を放つ選手が沢山居た」というのことは絶対に忘れてはいけません。
我々は常にチャレンジャーで挑戦や失敗を恐れた瞬間から価値を無くしていきます。
そうならないように、勇気ある挑戦には喝采と称賛で出迎えたい!!
次節は大分トリニータ。
そして、ファジアーノ岡山、モンテディオ山形という難易度の高い3連戦となります。
この難しい局面をクリアするためにはクラブ一丸となって戦うことが求められます。
それぞれが選手達にプラスとなる空気を作り上げて、最高の雰囲気を届けましょう!
俺達なら絶対に出来る!
藤枝MYFCファミリーで勝ち点3を量産するぞ!!