敗北はこの先の未来を明るく照らすのか。

2024年4月20日土曜日
明治安田J2リーグ第11節。
ホーム徳島戦。
0-1で敗北。
俺たちは弱い。
だからこそ、戦う。抗う。



この日も駐車場を利用しての参戦。
快適さMAXです。

勝利を祈って


辛くて美味しいジャークチキン
また買います!
いもジェンヌさん。とても気さくで美人なマスター!
鮎は外さないよね。藤枝MYFCにも欲しい決定力!
煮卵の美味しさ、気付かれてなさすぎ。カチカチの黄身と味しみしみの白身が米と酒を呼び込む!


この日は絶対に勝たなければいけない試合だったので、小旗を配ったりバス待ちから入場口までの行進での先導などを手伝わせていただきました!
皆の心に響くものだったなら幸いです。


試合は序盤から藤枝MYFCのペースで進みますが、なかなかチャンスを掴めません。
逆に徳島さんも決定機を外したり北村選手の神セーブに阻まれたりと両者拮抗した内容で試合が進行します。
この流れを変えたのは徳島さん。
37分に自陣でパスを回していた藤枝のボールを引っ掛けるとそのままペナルティエリアへブラウン選手が侵入。
北村選手がそれを阻止するもPKに。
落ち着いてブラウン選手が決めてこれが決勝点となりました。
後半に投入された梶川、ウェンデル両選手が躍動するもゴールネットを揺らすまでには至りません。
FW陣がボックス内で強さを見せることなく、そのまま逃げ切られてしまいました。


試合後、多くの選手が涙を流していたと聞きました。
ゴール裏の観客も罵詈雑言を浴びせることなく、熱い言葉で選手を鼓舞していました。
辛すぎる敗戦。
今季の明暗を占う試合は藤枝MYFCにとって残酷なものになったのは確かです。


今日の試合はテイストを変えましょうと。前半にもっと相手がイヤがることをするという準備はしてきたつもりでしたが、それがうまく出なかったというのは率直な感想です。何かいつも通りのプレーをしていたのかなというのは、雑感ですけれどもあります。

J公式須藤監督インタビュー

--前節と比べて、今日は非常にラインを高く保ってコンパクトに守れていたと思いますが、今日の守備の評価について教えてください。
そうですね。後ろの選手だけではなくて、中盤、前線の一体というか、そこの部分での距離感が最終ラインの距離感になると思います。そういった意味では押し上げられたのも前線の選手、中盤の選手のけん制も含めてあった。ただ、相手もそこらへんをうまく外してくるのは分かっていたので、何回か外された中でそうしたらラインを1つ下げて、しっかり最終ラインでなるべくペナ(ペナルティーエリア)に入らせないようにというところはうまくいっていたんじゃないかなと思います。

J公式増田監督インタビュー

この日は徳島さんが自身の強みである攻撃ではなく守備に全員がハードワークをしていたこと、そして、それを藤枝が崩すことが出来なかったことが勝敗を分けました。
徳島さんの持つ攻撃力にプレッシャーを感じて、なかなか勇気を持って縦方向へ仕掛けることが出来ないまま時間を迎えてしまった印象です。

やはり相手が怖いプレーをしていきたい。また一緒かなという結果になってしまいましたし、そこをもっともっとチーム全体で共有しないといけないのかなと。もう良しとしている場合ではないので、しっかりこういうプレーをしましょうと。このエリアにボールが入ったらこういうランニングをしましょう、こういうボールを入れましょう、状況に合ったプレー、やるべきときのやるべきプレー、やりたいプレーではなくて、やるべきプレーにちょっとズレがあるのかなと感じます。

J公式須藤監督インタビュー

--立ち上がりはゴールへ向かう姿勢をチームとして出せていたと思いますが。
そうですね。入りのところではけっこうゴール前まで行けていました。でも、ああいうところで1点取るか取らないかで試合の流れは決まったりするので、自分たちの流れの中で点を取るということをチームとして意識していきたいですよね。

--そのためにチームとして足りなかったところは?
ゴールに向かう迫力だったり、怖さというのが一番足りないなと思います。ボールを保持するチームなので、ボールの持ち方だったり、ボールの出し方、出すところだったり、本当に細かいところを一人ひとりがこだわってやらないといけない。外回しだけとか背後だけだと相手も読みやすいので、常に一人ひとりが細かいところにこだわってやっていかないと、ボールを保持しながら勝つというのは難しいと思います。そこはチームとしてやっていきたいです。

J公式浅倉選手インタビュー

「怖さ」のあるプレイをするためには選手それぞれの持つクオリティを高める必要性があり、それは一朝一夕で仕上がるものではありません。
今のスタイルのまま試合をしていけば勝ち点を積み重ねることは難しいでしょう。

--順位の近いチームに敗れて19位になりましたが、現状をどう受け止めていますか。
昨季もありましたが、この状況をしっかり受け止めて、精査しなければいけない。理想ばかり求めていても今季は何も生んでいないので、何の説得力もないですから、ストロングポイントをもっと遺憾なく発揮できるような形で戦っていくべきなのかなと。いまは分岐点になってきていると思いますので、何か変えなければいけない。何かを変えていきます。

J公式須藤監督インタビュー



『理想と現実。』
今季早くもこのテーマに直面することになりました。
しかし、これは必ずしも悪いことばかりではありません。
しっかりと内容を精査し積み上げてきた11試合があるからこそ作り上げることが出来る新しい藤枝MYFCがきっとあるはずです。
現代サッカーにおけるポゼッションの重要性が大きく変化している今だからこそ、今までの11試合が効いてくる。
今季だけでなく、10年後、100年後の藤枝MYFCのためになったと言えるような、誇りを持った試合をしてきたと信じています。



俺たちは弱い。
スタイルを貫けなかった。
これを認めよう。
そして、新しい武器を手に入れよう。
今までのスタイルと融合すれば、さらに高みを目指すことが出来るはず。
そのために、前へ進め!!
ここから始まるMYFCの反撃を見逃すな!!

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