J2最下位の予算で昇格を目指す藤枝MYFC！その夢が現実になるための進化が確かに見えたA鹿児島ユナイテッド戦！
2024年8月3日土曜日。
明治安田J2リーグ第25節。
アウェイ鹿児島戦。
2-3で勝利。
確かに課題は多い。
でも、それよりも遥かに大きい期待感！
ここからJ1昇格へ飛びたて！！
YouTubeにこの日の模様をアップロードしています。
もしよろしければご覧ください。
「何回か観ているな」という人はチャンネル登録や高評価、コメントも何卒よろしくお願いします！
この日は藤枝駅前にある「cafe 青いベンチ」のPVに参加。
どのメニューもオシャレなだけじゃなくて、しっかりボリュームがあって美味しいので嬉しい！
強いて言えば、ちょこちょこつまみながら食べるものが更に充実すると嬉しいな…！
この日の藤枝MYFCはメンバーを4人入れ替えただけでなく、戦い方にもアレンジを加えてきた印象。
特にセカンドボールの拾い方と、その後の展開の作り方に力を注いでいた気がします。
われわれは中断前に天皇杯（３回戦・鹿島戦）を含めて２連敗していた。その前のリーグ戦では群馬、水戸と２連勝している。もう一度、勢いを持ってこの試合をコントロールしようというのが、中断明け１試合目の狙いだった。どうやってコントロールするかというと、CBとGKのところでしっかり相手の位置を見ながら、あえて引きつける。相手が食いついてきたところをしっかり狙う。
－－オウンゴールで先制を許したが、そこから攻撃のギアが上がったように感じた。
失点したからどうこうというのはあまり関係なかった。まだ前半だったし、自分たちのやり方を変える必要はまったくないと思っていた。実際前半のうちに２点返せた。失点しても気落ちすることなく全員が戦い続けられた。
－－勝ち切れなかった要因は？
中断前よりも全員で戦うという意識はすごく持っていて、ハードワークも球際もいつもよりやれていたと思うのだが、相手の戦術への対応の部分がうまくできていなかった。それが失点につながって、難しい試合になってしまった。
－－どういった戦術に対応できなかったのか？
セットプレー崩れなど、相手に押し込まれた展開のときに、相手のウイングバックが高い位置を取ってきて、相手の５枚に対して４枚で対応しないといけなかった。そのときにスライドしてボールを奪い切るのか、持たせて吸収してクロスを上げさせてからボールを奪うのかがハッキリしていなかった。そこでやられた部分が多かった。
2023年の藤枝が掲げていた「美しいビルドアップを目指すサッカー」。
2024年の藤枝MYFCが掲げる「CBが駆け上がっていくサッカー」。
今日はこの二つが見事に融合した試合となりました。
1点目のシマブク選手の美しいコントロールショットは何度もシマブク選手にボールを預けて、相手に選択肢をずっと選ばせている状態にさせた上でマークを甘くさせた結果。
2点目の千葉選手のゴールは杉田選手の自然すぎるフェイントからアタッキングサードへ侵入。
そこから難しいコースへ振り抜く千葉選手の漢気と雄叫びに震えました。
そして、3点目の久富選手のゴール！
これぞ藤枝MYFC！
パスワークからスペースをこじ開け、逆サイドの梶川選手へパスを送ると、後はアイコンタクトで意思疎通をしてからの飛び出し！
「面白いサッカー」とは？の答えがここにあります。
これです。
もちろん、課題は山程あります。
裏抜けのケアやそれにファールで対応すること。
そして、セットプレー時の守備があまりに脆いこと。
J1で戦っていく上で、このような課題があっては話になりません。
しかし、それを大きく上回る期待感を僕は抱いてしまいました。
チャレンジをし続けた前半戦。
最高の舞台で敗戦した屈辱のホーム愛媛戦。
その全てが後半戦の巻き返しに繋がる。
その想いが止まりません。
特に千葉選手の可能性！！
ドリブルの推進力は藤枝MYFCのパスサッカーに速さと強さを与えることでしょう。
この武器がチームに溶け合えば、必ずPO圏内に食い込むはずです。
「J1昇格は簡単じゃない。」
「予算に限りがあるなら、それ相応の期待をした方がいい。」
普通のクラブならそうかもしれません。
しかし、2024年の藤枝MYFCには大きな“渦”を生み出す力がある。
確信めいた予感が生まれるような、そんな一戦でした。
ここからは勝ち点を積み上げる試合が続きます。
クラブ全体で摩擦を生み出し、もっともっと藤枝MYFCを熱くさせろ。
大きな軋轢も、旅を振り返れば笑い話になるはず。
この素晴らしい旅路の終わりを更に美しく彩るために、ファンサポーターも熱くなれ！
駆け上がる！
J1へ！
それしか見えない！！
最後まで読んで頂きありがとうございます！
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