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君は必ず英検一級に合格する

#1  Everything is working out for you


5年前の君にエールを送る。

2019年××月、そろそろ3回目のTOEICテストの結果を受け取る時期だろう。
残念ながら、君の期待している結果にはならない。結果は815点に留まる。
でも気を落とすことはない。
すべて順調に進んでいる。

君が今感じていること、つまりTOEICでこれ以上を目指すのに気が進まない理由はよくわかる。たとえば、こんなところだろう。

 ・ 英文を早く読み解かなければならない状況は来ない
 ・ 「ひっかけ問題」など、たぶん実世界では存在しない
 ・ 海外ラジオ・英文書籍の理解には、TOEICの試験対策では限界がある
 ・ L&R・S&Wなどのテスト細分化は、単なる Cash Cow System

うすうす気づいている君の感覚、おそらくそれは正しい。
そして、英文を早く読むための速読法、マークシートしやすい鉛筆の購入、
点数を上げるための繰返し課金・・・
どれも本質的な英語学習から外れているし、君のスタイルではない。

気づいたなら、そろそろ学習方法を変えるべき時期に来たということ。
それは " Part 1. Look at the picture ." の悪夢から解放されるということ。
早めに気づけて良かったじゃないか。

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さて、君は生まれてこの方、海外に移住したり留学したこともなく、
また仕事で英語を使っているわけでもない。でも英語学習は続けている。
そもそも何のために英語を勉強しているんだい?

  ・ 困っている外国人に道案内したい?
     ⇒そんなの誰かに任せておけばよい
  ・ 海外のホテルで急にエアコンが故障した時の為?
   ⇒壊れてたことないね
  ・ TOEICの点数が昇格に影響する?
   ⇒とっくに諦めた世界
  ・ 英語の先生になる?
   ⇒「せんせい」なんて呼ばれるのは恥ずかしい
  ・ 他人に自慢する?
   ⇒ 終わっている・・・人として

どれもこれも「もしものための英語学習」で、全く具体的ではないね。
この観点では、ラテン語も中国語も勉強する必要があるし、
理由もなくお金だけ貯めこんでいるのと、さほど変わりがない。

「英語学習は趣味」という回答は最強理由だけど(趣味に勝るものなし)、
" What are your hobbies ? " という質問に対して、
" My hobby is learning English. "という英語学習者あるある回答となり、
" So, what's the next? "でとどめを刺される。
やはり、目的は具体的でないと、うまくワークしない。

君は過去の自分だから、本当のところはよく判っている。
目的、つまり君のやりたいことはこんな感じだったはずだ。

 ・ 海外の情報を直接入手する
 ・ 英語書籍を辞書なしで読む
 ・ 洋画を字幕なしで楽しむ
 ・ 世界の人々と情勢についてディスカッションする
 ・ 英語でビジネスを行う

思い出したかい?
どれも主体的に取り組める具体的な目的だ。
そして、すべてではないが、目的は必ず成就する。
なぜなら、君は英検一級に合格するのだから。

そろそろ最終ゴールのイメージを送る。
実は、君は一次試験には一回で合格するが、二次試験は一度失敗する。
でも、それは次のステップへの必然。

さて、目的とゴールを明確化した。
次へ進もう。
心配ない、やり方を間違えなければ、すべてうまく行く。

 



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