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The 開幕戦


今回は、4月9日に行われた北関東二部リーグ開幕戦、日本ウェルネススポーツ大学との試合を振り返っていく。

私自身、3月に復帰したばかりで開幕戦に出場するためには1つの問題をクリアしなければならなかった。


それは、減量だ。

昨年の10月に部活を一時引退し、運動する時間が急激に少なくなり、実家に帰って美味しいものを食べている間に、体重が7キロを増えてしまった。復帰初日、早速練習試合に出場したのだが、

「別人に生まれ変わってしまった。」

とまで感じた。
1回のダッシュで息が切れてしまうし、いつもなら触れるボールに足が届かない。


このままではまずいと危機感を感じ、開幕戦までになんとか5キロほど体重を落とすことができた。

そして何とか開幕戦を向かえられたのだが、

結果は2-2、引き分けに終わった。

何とか勝ち点1を取れたという表現が正しいかもしれない。

率直な感想は、自分たちが準備してきた以上に、相手も相当な準備をしてそれをピッチ上で表現していた。そして、相手の戦術に対応するまでに時間がかかってしまった。前半終了して1-2というスコアが非常に悔やまれる。相手のストロングポイントを抑えるために、早く対応できていれば、失点を防げていたと思う。

後半は完全に試合を支配することが出来た。決定機やシュート本数は確実に多くなった。しかし私は後半途中で踵を痛めて交代し、ベンチから試合を見ていた。

出場している選手、ベンチにいる選手、フェンスの裏で応援している選手全員が頼もしく感じた。必ずなにか起こるような気がした。あの試合終了間際のゴールは偶然ではなかったと思う。開幕戦に向けて準備してきたこれまでの努力が実を結んだゴールだ。

だが、最後まで試合に出たかった、、、

残り15分、点の匂いがムンムンするあの時間帯に怪我をしてしまった自分が悔しい。チームを勝たせるゴールを決めてヒーローになりたかった。しかし終わってしまった過去を変えることはできない。

この気持ちは次の試合にぶつける。

改めて異様な雰囲気が漂う開幕戦に出場できたこと、そしてゴールを仲間と喜び、熱くなれたことが幸せだった。

試合前日、緊張であまり寝れないなどアクシデントもあり、最高学年としてプレーでチームを引っ張ることは全くできなかった。もっと頼られる存在になれるように、最高学年のピッチ内外の振る舞いをしたい。

また、1年生も入部し、ポジション争いも熾烈になるであろう。まずは練習の中で自分をアピールしてスタメンで出られるように精一杯努力していきたい。


最後に一言。

もう怪我したくない!いや、しない!!!

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