わたし流シードペーパーの使い方 Vol.4
いつもはアーティストのかたや企業や商品のPR、商品タグなど、社会人の方々に活用されているシードペーパーですが、今回は湘南拠点の学生団体「NAMIMATI」さんからのご依頼で実現した事例をご紹介します。
Z世代にサステナブルな意識を。湘南拠点の学生団体の取り組みとは
「NAMIMATI」は湘南を拠点として、主に衣食住に関してサステナブルな活動をしながら、Z世代にその意識を広めていこうというプラットフォームです。同じ志を持つ人と同じ目標を持ち、実現させたい、そして環境・社会問題に対して、熱い気持ちを持ち続けたいと願い、日々活動されています。
その一環として日本財団の支援のもとで開催するイベントに「f*ame(フレーム) city clean」があります。これは渋谷の街からゴミを減らそうという取り組みで、ビーチクリーンならぬ、シティークリーンというもの。人が多い渋谷だけに想像するだけで大変そうですが、学生たちが実際にゴミを拾っている様子を目にすれば、何気なくゴミを捨てている人たちの意識も変わるに違いありません。
渋谷の街からゴミをなくすイベント。「シティークリーン」のチケットに
そして今年7月14日に開催された、渋谷でのシティークリーンのイベントチケットに、シードペーパーを使っていただきました。
「シードペーパーの質感やタネの形を生かすため、できるだけシンプルなものにしました」とは、スタッフの佐々木さん。普通の紙よりも厚くて味があり、本格的な雰囲気が気に入ったそうです。
また周囲のかたたちも土に埋めたら本当に芽が出たことに驚き、サステナブルさを実感、さらに「花咲く和紙」というネーミングに好感を持った人が多かったと聞いて、SOUPにとっても嬉しい限りです。
シードペーパーと出会ったきっかけとは
そもそも、シードペーパーを知ったのは、NAMIMATIが関わったほかのイベントで使われていたからだそう。
それは子育てファミリーを中心にSNS総フォロワー150万人を超えるクリエーター「つむつむぱぱ」が開いた親子向けの工作ワークショップでのこと。そう、実はシードペーパーはワークショップにもよく使用されているのです。
シードペーパーは作るという作業だけでなく、その後も芽が出て植物として触れ、育てるというストーリー性のあるアイテムなので、人々の心をに残りやすいのでは、と自負しています。
シードペーパーの花壇? 夢ではありません。いつかカタチに
Z世代のプラットフォームとして、さまざまな場所で活動をしているNAMIMATI。シードペーパーに対して何かリクエストは? と尋ねると、「野菜のタネが入っていたり、植える場所が用意されていたら素敵だと思いました。すべてシードペーパーでつくられた花壇など」との回答が。
そうですね、シードペーパーを手にしていると夢が広がっていきます。
今回はNAMIMATIメンバーさんたちで印刷されましたので、用紙のみSOUPで協賛させていただきました。意思をもって活動されている学生団体のNAMIMATIさん、微力ながら今後の活動も応援しています。
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