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アマゾンに参入してくるアフィリエイターに対抗する4案

河野(@tradesedori)です。

先日、力を持った強力なアフィリエイターがアマゾンに参入してくるよ!という記事をアップしました。

この記事を公開したところ、アマゾンに軸足を移したしょんさんと絡むことができました。

他にも、記事を読んで危機感を感じてくれたせどらーさんもおられます。

聖帝さんも言われてますが、Google相手に勝負していたアフィリエイターさんからしたら、アマゾンなんて楽勝で攻略できるでしょう。

日々、検索順位を上げるための検証に情熱を注ぎ、マーケティングスキルも高く、数字にも強い。既にスタッフを何人も雇って組織化にも精通していて、アフィリエイトで稼いだ潤沢な資金が手元にある。

そんな人たちと、近い将来、同じ土俵で戦うことになるわけです。あなたは、生き残れる自信がありますか?

今回の記事では、近い将来、参入してくるであろう強力なアフィリエイターたちと、どのように戦えば(or 協力すれば)生き残っていけるのか?私が既に実践していること、考えていることを解説していきます。


1:ライバルが簡単に真似できないオリジナルのせどり手法を構築する

「時間給」の視点から、資金を持ってるアフィリエイターが自分自身でせどりをすることはまず無いでしょう。「時間給の高い自分がやるより、スタッフにせどりをさせたほうが良い」と考えるはずだからです。

結果、このアフィリエイターが稼げるかどうかは、抱えるスタッフのレベル次第ということです。では、せどり経験のないスタッフをどのように教育していくのか想像してみましょう。

教育方法として、まず思い浮かぶのが「せどりツール」ですね。スタッフ1人1人にツールを配布し、店に特攻させる。そして、店頭で手当たり次第、商品のバーコードを読み込み

・アマゾンと価格差があれば仕入れる
・ランキングが良ければ仕入れる

手始めは、このようなスタートでしょう。もう、お気づきでしょうが、ツールを使ったこのような仕入れ方は、誰でもできる。

つまり、資金に余裕があるアフィリエイターなら、大量に人を雇って一気に拡大できます。そうなると、ツールに頼ってるせどらーは、瞬殺です(笑)はい、御愁傷様。

資金力のあるアフィリエイターに対抗するためには、せどりツールに頼るなど、ラクしようとしないことです。

ライバルが「面倒だな」と感じる参入障壁の高いオリジナルのせどり手法を今から構築していくべきです。

ちなみに。弊社では、せどりツールは一切使いません。ランキングも、ほぼ見ません。使っているのは、この図だけ!

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弊社では「グリップ図」と呼んでいますが、需要の推移を表したものです。この図を使うことで月商800〜1,000万円、利益150〜200万円ほどを上げています。


2:脱アマゾン!アマゾンに依存しないビジネスを作る

次の対策は、アマゾンだけに依存しない収益の柱(ビジネス)を作ることです。「脱アマゾン!」は言い過ぎかもしれませんが、せどりもやりつつ他のビジネスも作り、利益の分散を図りましょう。

私の場合は、2016年夏に月商1,000万円あった売上が、カートアルゴリズムの変更で月商300万円まで落ち込んだことがあります。売上7割減です、シャレになりません(泣)

ちょうど、このタイミングでFBA納品を担当していたアルバイトスタッフが立て続けに辞めてしまい、右腕と一緒に半泣きで納品作業もやっていました。

その苦い経験から「ネットから切り離した収益の柱が欲しい」と思うようになり、不動産賃貸業に参入。現在は、戸建1軒ですが、徐々に拡大して「ネット収入」と「不動産収入」が同じくらいになるようと計画しています。

「最悪、いつでもアマゾンから撤退してもいいように」準備を進めていきましょう。ある程度、せどりで利益を上げれるようになった人は、次の準備を進めるべきです。

ただし!「中古せどり」など自分が動かないと利益が上がらないスタイルのせどりをしている人は、見直しが必要です。自分がボトルネックになっている以上、時間を作れないので新しいビジネスは始めれません。


3:アマゾンを集客の1つとして使う

Googleの大変動で、アフィリエイターがアマゾンに注目することになりましたが。Googleに比べて、アマゾンは細かい規約変更はあるものの

・圧倒的な集客力を持ち
・Googleなどの検索エンジンで上位表示されていて
・アマゾン内の大規模なアルゴリズム変更は滅多に起きない

というメリットがあり、そのメリットを活かしてアマゾンを集客の1つして使っている人もいます。例えば

・キンドル(Kindle)
自分の専門性を本にまとめ、アマゾン上で電子書籍を出版。販売単価を安くしたり、Kindle Unlimited(定額読み放題サービス)に出すなどして、本を読んでもらい、本の中で自社サービスに結びつける。などができます。

・クラウドファンディング
欧米などのクラウドファンディングサイトで流行った商品の版権を買い取り、日本で展開。その後、当たった商品をアマゾンでも販売している人もいます。ただし、売れ出すと中国製のパクリ商品が出てきます・汗

このような感じで、自社商品やサービスを売るための集客の1つとしてアマゾンを活用していくというものです。

自社商品やサービスが必要になりますが、見込み客が集まっている場所に釣り糸を垂らせるメリットは大きいです。


4:ツルハシビジネスを手がける

最後4つ目は、アフィリエイターと戦うのではなく協業することで生き残る提案です。アマゾンに参入してくるアフィリエイターさんの事業が大きくなるようお手伝いをしていきましょうというもの。

・ツールを提供
ご自身で自作ツールを使っている方は、アフィリエイターに導入してもらうのも良いでしょう。ゴールドラッシュ時に、一番儲けたのは金を掘った人ではなく、ツルハシやジーンズを売った人というのは有名な話ですね。

・アドバイザー(スタッフの教育係)
ご自身が既に稼ぐせどりノウハウや理論を持っているのなら、それをスタッフに指導してお代を頂戴するのも良いでしょう。

場合によっては、複数のスタッフを管理する部門リーダーとして働くのも良いかもしれません。アフィリエイターは「自分で人を管理したくない」と思っているでしょうから、固定フィー以外に歩合でお代をもらう事もできるでしょう。


資金を持っているアフィリエイターさんが商売相手になるので、お互い気持ち良く仕事をさせてもらえると思います。

まとめ

以上、力を持ったアフィリエイターの参入が予想される今後のアマゾンで生き残っている方法として

1:ライバルが簡単に真似できないオリジナルのせどり手法を構築する
2:脱アマゾン!アマゾンに依存しないビジネスを作る
3:アマゾンを集客の1つとして使う
4:ツルハシビジネスを手がける

この4つを提案します(1番、2番は弊社でも実践中)。無難な答えになりますが、収益を1つに依存しないことが大事かなと思います。

収益を分散して「仕方ないからアマゾンを使ってやってるよ!」と上から言えるほど偉くなれるよう、お互いに頑張りましょう(笑)


今後、アマゾンに参入を検討されているアフィリエイターさんへ

弊社でお手伝いできることがあれば、気軽にご相談ください。お手伝いできる業務ですが

・スタッフへの電脳せどりの教育
(ツールは一切使わない家電、メディア商品のリピート販売が得意)
・FBAへ納品するスタッフの教育
・新規カタログ作成
・Amazon内で広告出稿

このような業務はお手伝い可能です。今後、お手伝いできる業務が増えたら追記させてもらいます。


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