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メルカリでフォロー割引を導入するより大事なこと

河野(@tradesedori)です。

最近、メルカリを見ていると【フォロー割引(フォロー割)】を導入している出品者が目に付くようになりましたね。

フォロー割引とは:
購入希望者に自身のメルカリアカウントをフォローしてもらい、購入前に「フォロワーである」旨をコメント欄に記入してもらったら、5%程度割り引いて販売する出品者独自の取り組み.

名称未設定のデザイン (1)

アカウントをフォローしてもらうことにより、新しく出品する度に、フォロワーに通知をすることが可能になります。

「フォロー割」を使って、売上を伸ばすのも良いのですが。それだけだと、勿体ない!この記事では、先を見据えて、更に売上・利益を伸ばす方法を解説します。


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もし、あなたが「メルカリで販売できる商品」を探しているなら、以下の記事をご覧ください。私が得意ジャンルのリサーチ方法、仕入先、販売方法を解説しています。

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それでは!ここからが本題です。

(※音声でお聞きになりたい方は、再生ボタンを押してお聞きください。テキストを希望される方は、そのまま読み進めてください。)



フォロー割引を導入するメリット

単純に安売りするため、お客からすると買いやすくなります。割引することで購入頻度が上がる、買いやすくなることで多少売上が上がることが見込まれます。

フォロー割引を導入するデメリット

割引きということで、安さに惹かれたお客が寄ってきます。ほとんどの場合、一見のお客となり、すぐにフォローも外されます。

「フォロー割引」という機能は、長くフォロワーでいてもらうための施策です。出品する度に通知が届く関係を長く保ち、購入してもらうのが狙いです。

個人的には、一見さんの購入のために割引するのは、実施しても・しなくても同じだと思っています。


我々が求めているのは、一見さんではありません。質が高いお客にフォローしてもらうのが理想です。

お店、商品に興味を持ってくれている人は、割引なしでも購入してくれますし、リピート購入してくれます。つまり!「割引なし」でも買ってくれる方にフォローしてもらいたい訳です。


物販の経験則上、
・「安く買おうとする方」は、どちらかというとクレーム気質が高い
・「高くても納得して買ってくれる方」はリテラシーも高く、金銭的にも余裕があるため細かいことで文句も言いません

「値引きなし」でも買ってくれた方であれば、5%割引しても、次回喜んで買ってくださり、良い関係を築いていけるでしょう。

基本的にはこの良い関係を築くための「フォロー」という機能のはずなので、それを活用していきたいですね。


フォロー割引だけじゃ勿体ない!今すぐやるべきこと

フォロー割引を導入するくらいなので、アカウント内で扱っている商品には統一性、まとまりがあるはず。ある意味、あなたが店長のセレクトショップ(専門店)。

そういった専門店を運営できているのなら、メルカリで何度もあなたから買ってくれるリピーター顧客がいるのではないでしょうか?

もし、リピート顧客がいるくらい専門的なショップを運営できているのなら、メルカリやヤフオク以外のプラットフォームでも集客をしてみましょう。

あなたの扱う商品ですが、InstagramやPinterest、TikTokなどのSNSと相性が良かったりしませんか?

SNSで見込み客と繋がっていこう!

我々の生活の中で、今やスマホを利用するのは当たり前。SNSとも切っても切れない位置づけになっています。それぞれ、使うSNSは違えど、何かしらSNSには触れている毎日です。

メルカリやヤフオク以外のプラットフォームとして、SNSも同時に育てていくことをおススメします。

SNS
・Instagram
・Pinterest
・TikTok
・YouTube

各SNSで見込み客と緩く繋がりを作ることで、あなたの専門店で扱っている商品に興味を持ってもらいましょう。

その他にも、Lineやメルマガなども活用して、見込み客に情報を届けられる状態を作ることをオススメします。Lineやメルマガは、販促ツールとして最も威力を発揮します。


そして、今はSNS周りの決済機能も進化していて、SNSのDM経由で、決済リンクを送れる方法が複数あります。

最近では、アメリカのStripe(ストライプ)という会社が、SNS向けの決済システムをリリースしました。

昔からあるPayPalには、既にこういった機能があったため、イメージは沸くと思います。

SNSアカウントを育て、フォロワーさん(あなたの取扱商品に興味がある人)と個別にやり取りすることで、メルカリやヤフオク以外の場所でも商品を販売できることになります。


SNSで商品の販売ができれば、販売に掛かる手数料も大幅に安くなります。決済に掛かる手数料のみなので、3.5%前後で済みます。

ヤフオクやメルカリを使うと、8〜10%の手数料を取られます。5%以上も違うので、この差は大きいでしょう。

今はまだSNS上での物販は浸透していませんが、今後伸びていく市場でしょう。


メルカリのアカウント名とSNSのアカウント名を同じにする

本当なら、メルカリで購入してくれたお客さんともダイレクトに繋がりたいですが、外部サイト(SNS)への誘導やダンボールにURLを印刷するのは規約違反になります。

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(参照:https://www.mercari.com/jp/help_center/article/873/

そこで、メルカリのアカウント名とSNSのアカウント名を同じにしておくこと。そして、できるならドメインも取得しておきましょう。

オリジナルのハッシュタグを作る

メルカリ出品者の一部に、オリジナルハッシュタグを商品の説明文に載せていることがあります。そのハッシュタグをクリックすると、自分の出品物がずらっと並びます。

ツイッターやInstagramでは、ハッシュタグ検索が当たり前になっています。メルカリで使用したオリジナルハッシュタグを他のSNSでも利用していき、情報を集めやすくしておきましょう。

注意点は、説明文やプロフィール欄に、アカウント名などを載せると、別サイトへの誘導として規約違反になります。オリジナルハッシュタグでさりげなくアピールしましょう。

ネーミングの作り方や、ハッシュタグについては、別記事でご覧ください。

メルカリShopsに出店してみる

2021年7月下旬。メルカリで新しく「メルカリShops」というサービスがリリースされました。

これまでメルカリは、個人が売買するプラットフォームでした。そのため、業者は排除される傾向でした。しかし、今回のサービスによって、業者が出品可能となりました。

メルカリShopsの公式ページによると、今後、以下の機能が実装されると発表しています。

・メッセージ配信
・クーポン機能
・値下げ交渉なしで売れる

既に専門的な商品を扱われている方は、「メルカリShops」に出品してみるのもいいでしょう。

ただ、メルカリShopsも外部サイトへの誘導は規約違反になりますので、ご注意ください。


今後、メルカリShopsと自社ショッピングサイトとの使い分けも重要になってくるでしょう。

もちろん、自社ショッピングサイトをメインの販売経路にしていきたいため、メルカリShopsではB級品や返品商品のような訳あり商品を処分するという使い分けも考えられます。

そして、自社ショッピングサイトに気付いてもらえることがいいのではないでしょうか。弊社でも色々試して、またお伝えできればと思っています。




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