DXやクラウドのホントの話

これは色んな意見、いろんな組合せもあるので、
1意見として。

DXやクラウドと良く聞きますし、
7年前にクラウドに近いVPNを使ったテレワークや、スマホで業務が出来る仕組みは流行り始めてました。
コロナの少し前、5-6年前はMicrosoft365をCheckpointのcloudSaaSを展開するために始めていました。

そして、5年販売、保守、運用、自社での利用をして感じたこと。

MSの値上がりがエグい
昔作った資料で神コスパとしてましたが、
今は価格メリットは薄くなってます。

ただ、セキュリティ面で言うと他のクラウドよりはまだマシなのと、
変なクラウドサービスでやられてしまうのと、MSでやられてしまうのでは印象が違う等のメリットもあります。

電話も外にいても会社の番号で発着信出来るクラウドPBXもありますが、
最近はビジネスホンの番号をスマホで発着信出来るモデルも出始めて、
少し計算はややこしいですがコスパはクラウドより良い面もあります。

FAXはeFaxというサービスも安いですが、
faxをメール通知とVPNでPCFAXするだけでもカバー出来ます。

サーバーはクラウドにするとコストは10倍くらいになると思うのが目安です。

顧客管理システムはオンプレもクラウドもあまり変わらないのでクラウドで良いので弊社はhubspotのサービスプロバイダーになっております。

結果的にクラウドはどうなのか?と、言うと、
スタートアップの3名以下や、社長一人、個人事業主はクラウドの方が安くコスパも良く運用もメリットがあります。

ただ、10名になると
ファイル共有
サーバーなら 月2.5万
MSなら約 月2.0万

電話
ビジネスホンなら 月1−1.5万+NTT通話料
TeamsPhoneならMS+ 1.6−1.8万 通話料無料

顧客管理システム
リースなら保守月4.5−15万 + 物理サーバー
月2.5万〜
Hubspotなら 月10万くらい

サイバーセキュリティ
UTM+EDR 月 1.5−3.5万くらい
SASE 月4−5万くらい(安くても)


これ、全て機器を買うだけの金額なので初期設定は込みだとしても運用サポートは別だったり、
メーカーサポートだけでは難しい場合のサポートは別途費用がかかります。

あくまで料金は目安となりますが、10−30名はギリギリオンプレとクラウドを上手く活用した方がコスパは良いです。

弊社ではMicrosoft365のBusinessBasicのクラウドフル活用と、
Microsoft365のデータを守るバックアップ
Microsoft365の弱点、デバイスやデバイスの通信を守るために
UTM+SASE
PCやスマホのセキュリティ
PC等のバックアップ用のNAS
ビジネスホンをスマホで使えるように

と、言う構成がオススメですが、
使い方次第でお客様に色んな提案を行っております。

今後また意見は時代と共に変わるかと思いますが、
現段階ではクラウドはMicrosoft365のBusinessBasicだけを使い、
クラウドのバックアップまではクラウド。

それ以外はオンプレを活用して不要なコストカット
がコスパは最高の提案が可能です。