頭が退屈なので映画を観る&今週編んだもの

編んでいる間、頭は退屈しています。

編んでいる時間は無心になれる、編むことに集中するといろんなことを忘れられるのでいい、と言う人もいます。おそらくそんな人が大多数でしょう。私は、既に決まったデザインの作品を編んでいる時、ほとんど脳のリソースを使っていないのです。つまりは、暇なのです。

ではどうしてるのか。

家でのんびり編んでいる時、私の場合、TVやスマホ、PCでひたすらコンテンツを消費しています。夜、パートナーが一緒にいるときには、毎日のように映画を観ています。

ではどんな映画を観るのでしょうか。

数年前、ひょんなことからパートナーがサメ映画ヲタクになり、手に入る限りのサメ映画を消費し尽くしました。その後手を伸ばしたのは、モンスターパニック、アニマルパニック、ゾンビ、エイリアン、地球滅亡etc. そしてそのパロディ映画の数々。要するにB級映画Z級映画と呼ばれる映画がほとんどです。酷いつまらない面白くないと言い合いながら、結構楽しく鑑賞しています。

時には良い映画も観ます。実は社会科の教員免許を持っている私の好きなジャンルはドキュメンタリーや社会問題を扱ったドラマです。先日珍しく私のセレクトで借りたのは「ルワンダの涙」という映画でした。

思想家の東浩紀さんが最近の文章の中でルワンダ虐殺について触れられています。https://genron-alpha.com/gb056_02/この記事を読んでいたため、この映画を手に取りました。

ルワンダでは民族対立の結果、50万から100万人のツチ族の人々が約100日間という短期間に虐殺されました。この映画はその中で実際に起こった出来事をもとに作られています。迫りくる絶望感、リアルな恐怖に、気がつくと編む手が止まっていました。虐殺を生き延びた人たちもスタッフとして関わり、ルワンダ現地で撮影されたことで、画面の隅々までリアリティに満ちています。残酷すぎて鑑賞体験は非常に辛いけれど、ぜひ観て欲しい作品です。

もう一本、編む手が止まってしまった映画をご紹介。

「アルマゲドン2020」

毎年毎年、地球を滅亡から救ってくれてありがとう。

あまりの酷さに久々に編む手が止まり、開いた口が塞がらなくなり、今ではもうどんなストーリーだったかも忘却の彼方に。お勧めしませんが、毎年出ているようなのでコレクター的にどうぞ。

正月休みが明け、本格的に家庭教師の仕事が始まったため、あまり編めなかったなぁ。

前回に引き続き、Katia Ingenuaのダブルニッティングで編むマフラー。あと3分の1くらいまで進みました。ようやく左手に2本の糸を掛けて編むことに慣れてきたので、スピードが上がってきた感じ。

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映画を観ているときには、手元を熱心に見なくても編めるものに限定されます。そんな時はKatia Paintのスヌード。この色はとても好きなので、自分用に一つおろしてしまおうかと考え中。

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リッチモアのアルパカレジェーロとフロイデで、定番のポンチョ。これに襟をつけます。

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お店も覗いてみてくださいね。

つきのひみつきち https://secretmoon.handcrafted.jp

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