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弁護士秘書 求人情報の探し方(リクナビとか以外)

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現役弁護士秘書•パラリーガル
町弁、中規模事務所、渉外大手法律事務所に勤務経験
業界歴10年以上
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リクナビやマイナビなどの大手求人情報でも、「法律事務所」で検索すると、求人情報が見つかりますが、今回はそれ以外の方法をご紹介します

事務員を募集している法律事務所は結構あると思いますが、

探しづらい!
業界の人で、仕組み知ってる人じゃないと、なかなか辿り着かないのでは、、と思いましたので(・_・;

▶︎各弁護士会
弁護士は必ず、弁護士会という組織に属しています。

大体都道府県に一つ弁護士会があるのですが、
ややこしいことに、東京には、東京弁護士会、第二東京弁護士会、第一東京弁護士会があります。

さらにややこしいことに、求人情報をとりまとめたプラットフォームは弁護士会ごとにあります(-_-)

東弁、二弁の求人は割と多く、更新頻度も高いです。(https://www.toben.or.jp/recruit_search.php?free_word=&action=list)


求人の方法は、弁護士会によりまちまちで、
例えば、神奈川弁護士会では、弁護士会に履歴書を置かせてもらえて、事務所の方々や弁護士が閲覧して、連絡を待つという方法をとっています。(https://www.kanaben.or.jp/recruit/resume/index.html)

働きたい地域の弁護士会のホームページを確認してみてください!


▶︎日弁連
日弁連とは、日本弁護士連合会の略です。弁護士会はローカル団体ですが、日弁連は全国規模。
弁護士は全員所属しています。

弁護士が弁護士業務を行うには、必ず弁護士会と日弁連に登録する必要があります。

日弁連にも、事務員求職者の履歴書を置かせてもらえる制度がありました。
3ヶ月に一度程度テストがあり、テスト結果と併せて求職者の履歴書を置かせてもらえます。

弁護士会(霞ヶ関)までテストを受けに行く必要があるのと、開催日が超限られるのが難点です、、。

昨年11月ごろにテストがあった記憶です。
興味のある方は、現在の実施状況について日弁連に問い合わせてみてください!


▶︎法律事務所の公式サイト
ダイレクトですが、自分の働きたい分野の法律事務所を探して、その法律事務所の公式サイトへいくと、たいてい、採用情報のページがあるかと思います。

例えば、4大法律事務所など大規模な事務所は、常に採用情報のページがでています。
毛利アンダーソンの採用実績をみてみると、中途採用者の割合はおよそ40%(https://careers.amt-law.com/recruitment/staff/career/)

新卒採用がさかんな大手でも、積極的に中途採用を取り入れているイメージがあります。万年、釣りで求人を出している訳ではなく、応募してみる価値はありと思います。


ひとつひとつ、公式サイトを見るのなんて大変、、と思われるかもしれませんが、

例えば、大規模な法律事務所で働きたいと考えている場合、弁護士所属数が100人を超える事務所は、国内に10件程度です。

その10件も、専門分野は全て一緒、という訳ではないので、的を絞れば、公式ページを訪れて求人情報を調べるのは、そこまで大変でもないです。


▶︎最後に

病院が眼科や内科など科に分かれているように、弁護士や法律事務所にも、得意分野、専門分野、強みがあります

どんな事務所が良いのか
どんな分野が良いのか

漠然と、「法律事務所で働きたい!」という気持ちだけでは、的をしぼるのも難しく、面接でも困る場面があるのでは、と思います

ある程度、ご自身の中で、ご自身の希望を固めてみてから応募先を決めるのも良いかもしれません♪

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