奢る奢られる論争について考える

永遠のテーマの一つでもある奢る奢られる論争。

芸能人のツイートをきっかけに様々な人が持論を展開しています。

テーマとして、

男性は女性に食事代やデート中にかかる費用を奢るべきか？

奢るべきという理由としては、女性はデートの準備のためにはやくから時間をかけて準備をし、その準備のための化粧品や美容室などの普段のメンテナンスなどにお金を男性に比べてたくさんかけている。

というのが主な意見でした。

ここからは持論です。

自分はどっちもありだと思います。

その理由としては対象の女性に綺麗でいてほしかったら奢ってあげればいいし、女性の好きなようにしたらいいと思ってる人は別に奢らなくても良いと思います。その代わり化粧やメンテナンスを何もしなくても文句は言ってはいけませんね。

今回の発端となった発言をした人は芸能人です。

芸能人ということはプライベートでもテレビの中の姿を想像されその通りの姿で居続ける必要があるでしょう。

「これを男性は当たり前に思うなよ」と思うのは当然のような気がします。

つまり、女性に綺麗でいてほしいという男性のエゴ、男性に何もしなくてもいいと言われても綺麗な自分でいたいという女性のエゴ、のどちらが大きいかが重要な気がします。

芸能人の場合、男性のエゴの方が大きいことが多いでしょう。映像や写真で見ている芸能人は仕事としてメイクやメンテナンスをしてる姿です。少なくとも一般人に戻ればしない努力もしているでしょう。

男性でイメージしづらい場合はホストをイメージすると分かりやすいかもしれません。ホストという仕事中はメイクやメンテナンスをしっかりしますが、それをプライベートにまでホストのイメージで容姿等を要求されてはたまったものじゃありません。それをしろと言うならお金が欲しくなるというか少なくとも奢るくらいはしてほしいですよね。

たぶんこの感覚が芸能人がツイートをしたきっかけだったのではないかと思います。

しかしそれを読むのは一般人です。

先程も言ったようにこれは男性のエゴと女性のエゴのどちらが強いかだと思います。

芸能人やホストの場合ははっきりしていますが、一般人の場合それは場合や状況、人それぞれでしょう。

そのためこの論争に決着がつくことはなく今なお議論が続いています。

ただ一つ自分が言いたいこととしては、自分のエゴを相手のせいにしてはいけないということです。

例えば、

相手がいてもいなくてもここまでは綺麗にするのにそれを相手のためということにして奢らせる。

相手には綺麗でいてほしいと伝えるだけ伝えてそれを相手が努力してくれても何もしない。

こういうことを実際にしたり思う人がいることで奢る奢られる論争は誕生し論争は終わらないんだと思います。

2人がお互いに自分のエゴと真摯に向き合い、相手と接することで良い距離感の関係性は生まれると思います。

そうした2人の中ではこの論争は消えるもしくは論争がうまれることもないのかなと思います。