【30代新人看護師体験談】これから看護師を目指そうとしている方にむけて【社会人向け】
こんにちは。当記事をご覧くださりありがとうございます。
私は大学新卒後、地元の県警に就職し、警察官として勤務しておりました。約5年間勤務した後、公務員試験浪人を経て、介護職員として働いていました。
介護職員としてこれから働いていくことについて疑問を感じ、看護師になることを決意し、お世話になった介護施設を退職し、看護学校を受験しました。
そして、2021年の2月に行われた第110回看護師国家試験に合格し、看護師免許を無事に取得することができました。
本日の記事は、男30代後半で看護学校を新卒で卒業し、総合病院で働いて5か月がたった私が、これから看護師を目指そうとしている社会人の方にむけて伝えたいことについて記事にしようと思います。
1,看護学校ライフは平均点主義でOK
看護学校というと世間のイメージでは大変というのがあると思います。
実際に私も3年間すごして「大変」だろうなぁと思うことがありました。
それは、「真剣に看護学校の勉強に真正面から向き合って取り組む」場合の話です。
どういうことかといいますと、看護学校の勉強では筆記試験の他に提出物やグループワークでのプレゼン発表会などがあります。
これらの量が多く、ちゃんと向き合おうと思ったらけっこうな時間を割いて取り組まないといけないんです。
全部を全部ちゃんと正面から向き合って取り組むとしたら、マジで大変です。
ですが私は、看護学校1年生の秋ごろから、「全部を全部ちゃんとまともに向き合っていたら、とても時間が足りない。ある程度の手抜きは必要だ。」と感じるようになり、途中から意図的に手を抜くことに決めました。
そうしないと、睡眠時間を削って、提出物に追われるはめになるからです。
私にとって、看護学校生活というのは、あくまでも看護師の免許をとるための過程、手段にすぎません。
看護学校での成績はあまり気にしていませんでした。たとえドベだろうと、看護師免許がとれればそれでいいんです。もちろん、ドベではないですし、むしろ上の方でしたけど。
私としては、「提出物、グループワーク、筆記試験など、看護学校では70点がとれれば御の字だよね」というスタンスですごしました。
そのため、看護学校生活3年間の中で、看護学校のことが原因で就寝時間が24時を超えるというのは一度もありませんでした。
Twitterなどを見ていると、「看護学校の提出物のせいで何日間連続で3時間しか寝ていない」とか「病院実習の記録物を徹夜で仕上げた」なんてものを見ます。
正直なところ、それはわかります。高卒ストレートの方々にとって、「うまく手を抜く」というスキルはまだ無いだろうですからね。
社会人になったら、ある程度は「手を抜くスキル」「まわりにあわせて調整する」ことは経験すると思います。
そういった経験もあって、ボチボチ看護学校生活で手を抜くことができました。
看護学校というところは、上を見たらキリがないほど努力を求められます。
適度に手を抜き、「中の中~下の上」を目指すぐらいが程よくて良いと、私は思います。社会人はね。現役の方々に比べたら脳は衰えているわけですから。
だって、頑張ったって、結局は同じ看護師ですからね。
もちろん、看護学校で主席を取りたい方は頑張って目指してくださいね。否定はしません。
2,新卒時(20歳前後)と比べて、明らかに衰えている
これは述べるまでもないかもしれませんが。
しかし、あえて述べます。
衰えているのは紛れもない事実です。
私が看護学校生活、新人看護師として感じたことです。
看護学校時代に、筆記試験当日の朝、クラスメートの20歳の子が「あと20分で、覚えられる!!」と言っていた内容が私には覚えられませんでした(笑
新人看護師として覚えないといけない業務が暗記では覚えられませんでした。私が学生時代のアルバイトや新卒時にメモ無しで覚えられたことが、メモがなければ覚えられないくらいまでに、私の脳みそは衰えていました(笑
そう、明らかに衰えているんです。
これはね、明らかです。
これから看護師を目指そうとしている、20代、30代の方には、心してもらいたいです。
3,今は立場の弱い人が守られる時代
10年ちょっと前と比べると、現在は立場の弱い人が守られる良い時代になりました。
その変わり、甘い考えの人が増えたのもあると思います。いわゆる現代っ子、今どきの若い人、というやつでしょうか。
嫌な言い方かもしれませんが、事実です。
看護学校生活でも、新人看護師としてすごした半年間でも感じました。
現代っ子は甘やかされた環境で過ごした方々が多いんです。
私が新卒で働きだしたころとは違います。
現代はなにかあればすぐに、「パワハラだ!!」「モラハラだ!!」と言われてしまう時代です。
私が新卒として働きだした10年ちょい前からしたら考えられない時代です。
まぁ、昭和時代を生きた方々からすれば、私の新卒時代2000年代も十分に甘い時代なんでしょうけどね(笑
ですので、転職者としてのメンタル耐性は、看護学校の教員や、病院の新卒看護師教育担当者からすれば、めっちゃありがたいようです。
実際私は看護学生時代にも言われましたし、現在も言われています。
「最近の若い子はなんかあればすぐに、パワハラと言って困る。でも、わからないこともないけど・・・。」とね。
やはり、看護学校や、病院では、パワハラと言われてもしかたないようなこともあります。
でも、まぁ、それは私が新卒で働きだした2000年代であれば、問題とはされなかったことばかりです。
時代ってやつですかね。
見出しに刺激的なものをつけましたが、私としては弱い立場の人、つまりは新人看護師が守られるという潮流はとてもありがたいです(笑
ですので、現在の私は大変、守られているのが実情ですwww
看護学校においても、現代っ子の思考にあわせたかかわりをしていかないと、あっという間に干されますwww そこは気を付けないとねwww
以上です。
これから看護師を目指そうとされている方の参考になれば幸いです。
気になることがありましたら、お気軽にご相談くださいませ。
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