引用タグでの装飾は悪手
こんにちは。
セカンドコンテンツの坂本です。
ホームページ作成をやっております。
そのときにSEO対策として、少しばかり気にするのがHTMLですね。
同じく note での HTML で気をつけたいのが『引用タグ』の使い方です。
↓↓↓ この枠になります
この枠を使うと、ブラウザーの向こうではHTMLに自動で変換されているのですが、<blockquote>という引用タグで囲われます。
↓↓↓ こんなふうに
<blockquote>
伝えたい、知って欲しい、記録にしたい、記念に残したい。<br>そんな貴方の想いを形します。<br>
貴方の人間像が浮かび上がってくる文章で、10年でも20年でも、いや、生涯残るホームページにします。<br>
流行り廃りがない、シンプルで静的なデザインで。<br>
</blockquote>
この引用タグで囲われた部分は、コピーではないです、引用です、という意味を持って、検索エンジンもそう認識します。
SEOで確実にやってはいけないことは『コピーコンテンツ』なので、それを避けるための引用タグですね。
ところが note では。
この引用タグの枠を装飾として使われているのを、ちょいちょいと見かけます。
重要な文言を強調したいがために、この枠で囲うのですね。
引用は悪手ではないです。
が、文言を強調するために、この枠で装飾するのは悪手。
誤解のないように繰り返します。
引用して出典を示すのは正当ですし、誠意もあります。
が、自身の文言を、引用枠で強調するのは具合がよくない。
HTMLとしては、意味が逆効果に変わってしまう。
もったいない。
だって、書き手がその文章で一番に強調したい肝の部分が、検索エンジンには『誰かの引用』として扱われてしまう。
せっかくの書き手のオリジナルの要旨が『誰かの引用』の扱いになって、SEOでは評価されなくなってしまう。
もし、100ページも200ページもUPしていて、一番に訴えたい部分の全てを、この引用枠で装飾していたものなら『誰かの引用』ばかりのコンテンツとなってしまう。
これはもったいない。
おせっかいですが。
でも、揚げ足とりではない。
せっかく、オリジナルで作ったのに。
書き手の言葉が詰まって強調されている部分なのに。
もっと検索されて読まれてもいい、と思うのです。
じゃあ、今から100ページも200ページも手直しするのかというと、なかなかできない。
半日、いや、1日はかかります。
こういう小さなところから、多くの人がホームページ作成が嫌になってしまいます。
とはいっても、気持ちはわかります。
さりげなく強調したいときには、見た目にちょうどいいんですね、あの枠。
それに、アクセス解析できない note に SEO など限られてくるし、見た目がよければそれでいいのですが、ホームページ制作者の端の端くれとしては気になってしまいます。
というわけで、ホームページの作成の際は、HTMLが勝手に気になってしまう坂本に、ぜひ、ご一報ください。
まだ、連絡先も料金も載せてないでのですが、まだそんなすぐに頼む方もいないと思いますので、詳細は随時更新していきます。
よろしくどうぞ。