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ビブリオマニア、読子・リードマン

おはようございます。

#意識低い系社長  です。

今日はTwitterでKADOKAWAによる
#みんなとにかく本が好き
というハッシュタグプロモーションを目にして、
ふと、とあるアニメを思い出したので、記事にしてみます。


1.『R.O.D.-Read or Die-』


2000年7月に刊行された、倉田英之氏著のライトノベルを原作とした、
2001年~2002年にかけて制作されたOVA(オリジナルビデオアニメーション)全3巻について今回は取り上げたいと思います。
(TVシリーズもあるのですが今回は割愛します。)

このアニメの主人公「読子・リードマン」は病的なビブリオマニア
(※ビブリオマニアとは、蔵書家、愛書家、本狂い)であり、
神保町を根城に、寝床も本の山で埋め尽くされているほどの変人です。
(※神保町は東京でも名の知れた古本屋街です。)

しかし、その実態は、英国の大英図書館の特殊工作員「ザ・ペーパー」であり、紙を意のままに扱い、武器にしたり、固めて盾にしたり(銃弾すら止めるほどの硬度にすることも可能)、トランプカード投げのように敵を切り裂くことのできる、
「紙使い」超能力者なのです。


2.『R.O.D.』の魅力、その1~キャラクター~


なんといっても「読子・リードマン」の変人っぷりと、声優のふにゃふにゃっぷり(失礼)が絶妙にマッチしており、キャラクターの魅力を最大限に引き立てています。

さらに敵側として存在する遺伝子操作によって現代に蘇った「偉人」たち、
これもまた個性豊かなキャラクターが多く、
蘇った平賀源内はエレキテルを背負い、その電気エネルギーで創り出したライトセイバーで戦いを挑んできますし、オットー・リリエンタールは蒸気とジェットエンジンを組み合わせた、グライダーで現代の戦闘ヘリをも超えるスピードと機動力で読子たちを翻弄します。

敵側はとある目的のために、ある希覯本(きこうぼん・・・世間で容易には見られない珍重すべき書物)を巡って読子たちと対立するのですが、それは内容を見てのお楽しみ、ということで。


3.『R.O.D.』の魅力、その2~音楽~


本作の音楽は岩崎琢氏によるもので、本作の他にもグレンラガンや、ヨルムンガンドといった盛り上げるシーン作りのBGMのスペシャリストです。

しかし、本作においてバトルシーンは多いものの、日常的なシーンも多く、導入の音楽は未だにわたしの記憶から薄れることなく、作業時のBGMにしているくらい好きです。


4.『R.O.D.』の魅力、その3~厨ニ心をくすぐる超能力バトル


1.でもお話した通り、主人公は紙を自在に操る超能力者ですし、その仲間のエージェントもあらゆる物体をすりぬけることのできる超能力者です。

また敵も現代に蘇った偉人たちは様々な超能力を有しており、

一言で言ってカッコいいのです。

よく超能力バトルものにありがちな陳腐なイメージはなく、スタイリッシュでよくできた作品だと思います。


5.まとめ


原作、キャラクター、音楽、設定、の4拍子が揃えば当然名作なのですが、あまり本作は知名度がありません。

まぁ、それはそれで、知る人ぞ知る、的な隠れた名作というのも『R.O.D.』らしさではあります。

「本が好き」というキャラクターを「本が好き」な一人として皆さんにご紹介したく、記事にしてみました。


ここまで読んで頂き、ありがとうございました。

👇 『R.O.D.』を見てみたい方はー

👇 ついでに見ていってくれると嬉しいです。






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