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直球勝負がしたいんや!(3/7)

世にも恐ろしい一日24秒制度下に置かれて久しい本日のわたくし。相変わらず、バーチャル・パリスにその殆どの時間を捧げていた。「気づいたら23:20だったので」という供述も繰り返し行うと胡散臭さが出てくる。逆に体内時計がしっかりとクロックワークしており、決して日付を越えてこないところに自分の並々ならぬ覚悟を感じる。(絶賛するやん)

加えて、何もこんな時に始めなくて良いのに、今世紀最大の持ち物整理を始めたものだから時間は一層キュッと縛られて、その襞を細かく寄せ集めてしまうのだった。ギャザーの申し子になるのも時間の問題だろう。

そんな中、ミツバチパタパタ物件に進展があり、どうやら欲をかいて自分の知人と私とを上手く(あくまで彼女の思惑を成立させるためだけに)組合せようとして勝手に契約期間を変更してきたものだから「これはダメですね。好かないです。」と思ったので、あっさり「だったら他当たるからいいです。グッドラック!ありがとう。」とこちらからキャンセルの連絡を。
またしても「ごめんなさい、私にウンザリしたかもしれないけど、全部キャンセルされるならばあなたの希望通りの長期滞在を優先する!まだチャンスはある?」と返事がきた。

別にわざと意地悪をしているわけではないが、この段階でのチャンスはもうないのである。これは私のボーダーラインであり、今回のことに限らずあらゆる人間関係において採用している基準だ。

と同時に、自分が駆け引きされている側に立った時にどのように立ち振る舞うべきか、相手はどういうふうに考えるだろうかの実験を、客席で眺めている気分にもなった。私だって欲深さに自己中心的な考えがよぎったり、気を緩めると甘い誘惑にスケベな視線を向けてしまう。
ズルしたい気持ちは、殆どの人が理解できるものではないだろうかと思う。
そして、こんなややこしい一人芝居の先にいつも辿り着くところは「仕事でもプライベートでも、私は人と駆け引きがしたくない」である。すこーん!と直球勝負で行きたいし、それで損したら仕方ない。失うことは自分の実力とも言えるし、それならば新しいものを獲得すればいい。自分のした事に対して、同じ状態のまま固定されている結果というのはほぼないだろう。

彼女は悪人なわけではなく、単純により多くのお金を得ようとしただけの人なので、それではより多くのお金を得るためにガッツ出して頑張って!という気持ちで「知人を優先してあげてください。低評価なんてしないし怒ってないから心配しないで」とだけ返した。かと言って彼女のためにサービスする気はないというだけである。
基本的にはどんなチョイスであっても、自分がその責任を取れればそれで良い。あとは、縁だ。

私はある程度しつこく、ある程度強引に欲しいものを得るために食らいつく性格なのだが、一旦「じゃあ、もう要らないわ」と思ったらあっさり手を引くところもあって、そうなると気持ちは全く別の軌道にシフトしてしまい、今度は不可逆性の塊になってしまう。このようにして自分という人間に強烈な興味があるのでいつでも自己分析に熱心な私だが、面白いと思ううちは皆さんにも「へぇ!そんなやつもいるんだね」と楽しんでもらえたら幸いである。(もう日記風エッセイってことで良いですか)

恋愛に関してもそうで、なんというか「この人でないと!」みたいなものがない。執着するわりに執着しない、みたいな感じだろうか?(例え、下手か?)
大好きでたまらない友人が何人かいるし、一人の時間も大好きだし、いずれ政権交代で一日24秒制が廃止されたとしても基本的に仕事で忙しいのが大好きだし、その上に特別な存在ってちょっと想像がつかない。想像がつかないものに気づく確率はかなり低いのではなかろうか。

そして文字通り、好きな人たちは皆んな等しく好きなので、"一世武多好きピ制"なるものをスローガンにあげてしまっている。好きピに気にピに界隈は華々しく多忙なようだが、こちらはあくまでジェニーちゃんで一人遊びしてきた者としての好きピ観だ。

しかも今の世の中は性欲に支配されて(私から見ると)生きづらそうな方々が溢れているが、アンコントロールになったり調子に乗ったりする感覚も全く分からないので、このようなジェニー育ちな生き様をお見せしている状態なのである。ジェニーちゃんを知らない方は、りかちゃん人形と殆ど同じと捉えてもらって問題はない。(メーカーさんからご指摘あれば修正するが、多分こんな片隅誰も見ていないだろうからこのままで)

突然恋愛観までぶちまけるほど改めて書くことのない24秒だった。忙しくて面倒くさくなり、かなり高値で取引されているらしい食器を相当な安価で売ってしまった。数秒で購入され、キャンセル待ちまで現れるほどだったので少し惜しい気がしたが、まあクヨクヨして時間を浪費する方が高くつくだろう。

食品ロスコーナーをうろつき、高い果物は手に取れず、タクシーに乗るくらいなら一時間歩くほどの倹約家なのに、天性の楽天的な性格のせいで案外どんぶり勘定をしてしまって、多分総合的に見れば色々と損をしている気がする。友人からは、そう言われている。でも普段倹約しているからこそ成せる技とも言えるだろう(レッツビーポジティブ!)

お金に困らなかったとしても、私はがむしゃらに(出典 : 広島東洋カープ)仕事がしていたいので、正しい道を今日もくるくる歩くのである。

ミツバチパタパタ物件を
昔勤めていた会社の上司が偵察に行ってくれた
VISA関連で疲れ切っていることを伝えると
「ヒロコはいつだって闘う女じゃん!」と言うので
「そんなあんたはいつだって励まし上手だよね」と返した

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