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ほれ、宴じゃ!宴じゃ!(3/8)

適正価格もロクに調べず、メルカリで高価なものを安価な価格で売ってしまった件で、今日は早速発送作業をした。そのやり取りをしている相手の方がコロコロと考えを変えたり、購入したあとでポイントやクーポンを使いたいから販売ページを複数に分けて欲しいと仰ったり(そこで生じる辻褄合わせの虚偽配送をするのは私なのだが一方こちらのメリットはゼロ。単なる彼女のポイントだかクーポンだかのためのセレナーデを奏でるのはショパンでなく世武裕子)二日にかけて思わぬ手間や時間がかかってしまった。

こんなところで匿名でやり取りしている相手のフォローをしても意味がないので本心だが、私は短気だが優しいので、不思議とその方に気分が悪くなることはなく、ただただ面倒な人だなぁと思いながらも愛嬌のようなものを感じ取ってもいて、それなりの好意を持って対応してたと言ってもいいと思う。

(優しい人は自分で優しいと言わないのが世の常だろうが、友人全員から漏れなく言われているので公言させて頂く次第)

それなりの好意の中、ようやく配送方法も合意し、さて仕事に戻ろうと思ったら5分後...「すみません、今周りにいる人に言われて、やっぱり配送のことを相談し直したくて...」と来た時は、「いや、人生どないなってるねん!周りの人ってそれ旦那やろ!」となり(その前の会話と、新規の理由からご在宅でお隣は旦那と勝手に推測しております。違ったらごめんなさい)

これだからカップル(恋人、夫婦などなんでも良いですが)って面倒くさいんだよなぁ。まだまだ旦那の言いなりみたいな人チラホラいるよね。ここまでのやり取りを知らずにしゃしゃり出てくる男、あーやだやだ!などと一人で推測の数珠繋ぎをしてしまった。このように勝手に推測イライラするタチなので、普段この類の方々とはあまり関わらないようにひっそり生きているのだが、そう、ここはメルカリという世界...

「愛嬌なんて感じ取って、世武はそうやって時間を無駄にしてる。いちいち赤の他人のお願いなんて聞く必要ない!そんな忙しいのにさ?」と友人から指摘された言葉がぼんやり思い出され"正論"という立派な毛筆で書かれた文字がモクモクと頭上に浮かんでは消えた。
浮かんでも消えなきゃその忠告から学びもあるのだろう。頭上に浮かんで学べばそれは思考、でもシャボン玉のようにすぐ消えては、せいぜい公園で子供たちに作られた余興の命なのだから、そりゃ愛嬌を感じ取りもするだろう。

コロコロ意見を変えるコロ助に、無事、安価な価格で売った高価なものを発送をし、時を同じくして売れた楽器も「呪われてる...?」と思われるほど切り刻んだ段ボールで保護、ガムテープでぐるぐる巻きにしてヤマト運輸さんに託したのだった。
コロ助界隈にこんな良しなにしているのだから、将来 木手英一と結婚するみよちゃんくらいのポジションはキープさせて頂きたい。自らの優しさで獲得したのは「ヒロインの座」か....
今や化石のような(?)"玉の輿"的発想を大いに利用している点で、やはり自己申告するやつの「自分は優しい」が如何にアテにならないかは日の目を見るより明らかになったなりー!

ひろちゃん、改め みよちゃんは、なぜそういう赤の他人にも優しくしてしまうのか(「自分は優しい」というテーマでまだしつこく言葉を綴るのだから、自己分析ヲタクは怖い)実は、ちゃんと理由がある。

私は、本当にそれなりに多くの友人や知人(特に友人)に平素より盛大に助けられ、励まされ、愛してもらい、言い方は悪いが相当得してきたと思っている。まず「それによって幸せに生きている」こと以上のラッキーはあるだろうか?ないです。きっぱりと。

彼らに直接この気持ちを返したい、は当然芽生える気持ちとして、それだけでは足りない気がしてしまう。他の矢印に対しても、この「私も人に優しくしたい!」を実行したくなってしまうのだ!これは本能だと思う。

単純にモチベーションはそれだけなのだが、勿論私は女神のような"いい人"ではないので、なんとなく気に入らない相手には全く優しくない。
そういう相手には徹底的に"行って"しまう生まれつきの性質もあるのだが、でも、何かしらを感じた相手には、感じてる間は多少の手間や時間の浪費(浪費って言ってもうてるやん)もご愛嬌だと思えるし、何より未来の笑い話にもなる。ネタは多い方が面白くて良いのだ(全然優しさじゃなくて笑う)。友人たちに語るも大いに笑い、私も笑い、宴じゃ!宴じゃ!

ほら、こんなことを書いていたら多幸感に満ち溢れ、今日はいい一日だったなという気持ちに包まれるのである。総じて、宴じゃ!宴じゃ!

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