見出し画像

お前達の娘もいずれ同じ思いをするよう呪いをかけた。

田舎の工場は
保守県の工場は
結局男が最優先。

分かってるよそんなこと。

だけど私は一人だから
絶対に負けたくない。

仕事くらいしかもう頑張れる事がないから
必死でやってきた結果
結局リーダー程度にしかならず
せっかく部署長になれたのに
話は私を素通りするの。

リーダーになりたての頃は
そもそも役職者という括りではなく
単なるグループの面倒見役だったから
客先対応とかそういうことは
役職者がやればいい。
自分でそう割り切っていた部分があるから
あまり気にしなかったと思う。

だが
リーダーが長すぎると
面倒見役を超えて責任を勝手に押し付けられる。

…ん?

そりゃ違和感アリアリだろう。

だってリーダーの手当なんて
たった3000円ぽっちで
面倒も見なきゃいけない
仕事教えなきゃいけない
不具合出たら説明責任あるよねと無言の圧力。

たった3000円で何をしろと?

と、思うようになった。

そして私は昇進しない。
望みはない。

3000円ぽっちで
出来損ない人材の後始末をしなきゃいけない。
こうしろああしろと言われるって
役職者じゃないよ?と言いたい。

だが17年生というプライドもあるから
先日もなぜか私が
不具合流出の始末書を書かされる羽目になった。
客先まで行く是正報告書だ。

…そろそろ3000円では
納得がいかないなと思い始めていた。

私は小さな部署の部署長になったが
肩書きは変わらず
私の上に上長がいる。

今年出戻ってきた元社員で在籍中に
役職者になってた男性だ。

出戻りは認められていないのに
再雇用されたのには恐らく理由があり
上役達と上手くやっていた事だと思う。

復帰後、各部署の長がよく来るようになった。

最初は挨拶程度。

そのうち
仕事の話が勝手に進んでいるようになった。

今もこれはグッと堪えている。

出戻り君はまだ1歳未満の父親で
育児も奥さんと協力しながらやっているようで
保育園から電話来たから帰る!
という事が何度かあったが
そんなの今時の父親なら当たり前だし
奥さんの負担が減るならいいことだ。

そんな子だから堪えている。

彼はとても賢く社交性があるため
私は羨ましいと思っているのかもしれない。

現場の知識も豊富で
臆する事なくいろいろ聞ける人なので
非常に助けてもらっているから
堪えている。

それに誰かがこの彼に話があるときは
私に話す必要があれば
彼はちゃんと話をしてくれる。

だから彼自身を怒るのは間違っているから
堪えていた。

最近ずっと悩んでいる事。

一応部署長なんだけど
話が私には伝わってこないなあ…と。

男だけでやりたいなら勝手にしろ!と
以前は一人で怒って済ませていたが
最近はどうにもこれが納得いかないようになった。

今日も今日とて
メールが来ていて読んでみると
「出戻りくんには朝話しましたが」

朝から私のやる気スイッチが落とされた。

…ああそうですか。

なんか…もう私要らないんだろうなあと。

役職に相応しくない人間だと
みんな思ってるんだろうなあと。

居なくてもいい人なんだなあと。

悲しいなあと。

私はどの部署でも順番は守るようにしている。

リーダー→チーフ→係長→課長のように
何か相談事があるときは
私は必ず順番を守り
まずチーフに話をして
係長はいないので、課長に話をする。
もしくはチーフを通してミーティングで
話をしてもらったり
連絡をしてもらったりしている。

順番なんて守ってる私が悪いのかな。

周りにも散々聞いた。
普通は間を通して話すと。
そうだよねそれが普通だよね…
私は間違ってないよね…。

そう思っていたんだが
私は不要の人材と言われているようで
その場で全て投げ出して
帰ってしまいたかった。

だが腹も立つので
散々社外のメールくっつけてあったから
個別メールで

その件はこの方(退職予定者)にしてもらいます。
そのくらいの責務は果たすべき。

以上。

とだけ連絡をしたら
返信があった。

個別メールでは話のやり取りが
皆に知られません。
(そのつもりで送ったのだが…😑)

担当はこちらで決めます。

と返ってきたので
私はこう締めておいた。

では
まず私に最初に話を通すべきではないですか?

みなさんから見たら私は管理者として
相応しくないと判断しているのでしょうし
出戻り君なら賢く生産性がある会話が
出来るので
そちらを選ぶのは仕方がないことだと思います。

私は役職者の皆さんと違って男ではありませんからね。

これからは私抜きでお話しください。
そのかわりこの件については
私は協力出来ません。

と。

本当は言いたかったね。

お前らの娘達もいずれ同じ思いを
するであろうに
その娘たちを思えば
こんなことは普通はしまいよ。
同じ目に遭え!と呪いをかけてやりたかった。

どこの誰だか分からない人をサポートする勇気は私にはありませんがアセクシャル46歳田舎で独身工場生活に共感いただけたら仕事もまた頑張れます。