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泣いている子へ声のかけ方。

待ちに待ったお昼休憩!お腹ぺこりんりん。
もう限界でーす。と唱えながら意気揚々と休憩室へ乗り込む。

いつものように電子レンジへ持ってきた豚汁をぶち込み
600w2分。

ぐすん、ぐすん。

目と鼻を啜るような音がして横を向くと
新卒の同じ部署の子が泣いていて、もう1人が慰めているようだ。

あらららら。どうしちゃったんだろう。と思いながら声をかけまいかどうか悩みながら豚汁を待つ。

それに出会した上司がが『どうしたの〜?』と声をかけるも彼女は何も言わずにしくしく。

最近彼女は悩みがあるとは言っていた。それが仕事なのか私生活なのかもわからない!
なんて声をかけよう。もう私がこの場にいる事も彼女たちにはバレているし、悲しんでいる子に何か気の利いた言葉をかけてあげたい。

休憩室にはご褒美かな、他の部署で作られたパンの試食が大量にあって、食べ放題開催中。

ああ、そうだ。私はこのパンを待ち遠してた。

パンをいくつか取りながら泣いている彼女が気になる。
ああ、何か優しい言葉。ほっこりするような言葉をかけてあげたい、私も慰めてあげたいんだ。

『パン食べた?』



パン食べた?なんてこの場においてどうでも良い!本当にこうゆう時、面白いことのひとつやふたつ、思いつくような、言ってあげれるような人間になりたかった!あたふたしてただの世間話を結局して、何事も無いような雰囲気になりました。今日もありがとうございます!

追伸

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